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プレゼンが下手な人の共通点7

前回に挙げた第12の続きです。
(前回 https://note.com/kid839/n/nd8fc7592a291 )

プレゼンが下手な人の共通点の第13として、目標値と成果のズレを挙げます。

これは実績報告の場合ですが、最初に示した目標値と最後に結論として示す結果が結び付いていないことが意外にも多いと感じています。

例えば、「今期は先期のコストを半減させる」という目標値に対し、「不良件数が減った」という結果報告です。

目標がコスト(円)ならば、結果もコストでないと話の内容が正確に聴き取れません。

頑張って不良件数まで減らした様子は理解できますが、聴者に論理性の低さを感じさせるので、注意しましょう。

第14に、投影せずに資料を配るだけの対応を挙げます。

説明資料を前面に投影して、説明する部分を棒やポインターで指すのではなく、資料をデータや紙で全員に配布し、手元の資料を見てもらいながら説明する形式です。

このやり方の問題点は、聴者は説明している箇所ではない部分を見ながら聴く可能性がある(高い)ことです。

これでは、正しく伝わるハズは無く、説明者がいくら力説しても理解して貰えないでしょう。

全員で同じ情報を共有する、つまり同じ所を見ることは、思いを同じにするうえで大変重要なことなので、この機会に再確認しておきましょう。

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