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在庫削減の着眼点
過剰な人/過剰な設備/過剰な在庫
これは企業が倒産する3つの要因です。
他の2つは、これ迄の記事を参考にして頂くとし、今回は「過剰な在庫」に関して記します。
在庫を減らす時に、「問題解決の正しい手順」に従い、先ずは在庫の原因を追究します。
(参照 https://note.com/kid839/n/n78bc5e3c9434 )
過剰な在庫の原因として、後工程が必要な数量よりも、前工程が多くモノを供給したことが挙げられます。
なぜ、そうするのかを調べると、後工程へ送るモノが不足する心配があることから、前工程は多めに造る(供給する)傾向があります。
ここで、生産の3原則を思い出しましょう。
(参照 https://note.com/kid839/n/nb2100db8b32a )
優先順に「Q品質」「D納期」「C原価」でした。
「C原価」よりも、「D納期」の方が優先されるので、後工程が必要なモノを、必要な時に、必要な数量だけ供給することは、前工程の使命です。
しかし、「D納期」を優先したことで、「C原価」が過剰では利益を圧迫します。
尚、在庫が「C原価」に入ることは、前回の記事で押さえます。
(参照 https://note.com/kid839/n/n0fbbe7ae07ce )
従って、在庫削減の一つ目の着眼点は、「品切れ」を発生させないことであり、それを遵守した上で在庫を減らすことが正しい対応です。
(参照 https://note.com/kid839/n/nc81d6bc78eed )
そのためには、どうしたら良いのかは後述するとして、
以下に、他にもある在庫削減の着眼点と、在庫削減の鉄則を記しますので、引き続きお付き合いください。
目指す姿は既述のとおり、「品切れ防止&在庫最少」なので、この機会に正しい在庫の減らし方を知り、無理なく確実に在庫を削減できる力を身に付けてください。
(領収書の発行はお申し付け下さい)
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