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ヒットチャートをぶっ飛ばせ

音楽のヒットチャートって今、あるんですかね?
ヒットチャートに左右されながら音楽聴いている人ってどれだけいるんですかね?

私が若い頃は毎週「オリコン」の雑誌を立ち読みしていました。
今は誰がどんなヒット曲をどれだけ売っているのかを知りたくて毎週のように「オリコン」を本屋さんで立ち読みしていました。

買うほどではないというのがミソで、自分自身はもう30年以上CHAGE and ASKAのファンで、どこかでヒットチャートとは関係ない追いかけ方に変わっていて。とはいえ、チャゲアスが世の中の中心にいた頃に音楽を知って、それから離れてゆく過程を見ているという寂しさも知っているんです。

確か1995年でしたか、チャゲアスがハリウッド映画「ストリートファイター」のエンディングソングとなった英語曲『Something There』がリリースされたとき、同日リリースとなったのがその時勢いよくトップを走っていたMr.Childrenの『es』。

なんだかんだであれだけ人気のあったチャゲアスが今売り出し中のミスチルと真っ向からの対決!みたいな感じでオリコンのチャート発表を楽しみにしていたのを今でも覚えています。

結果はミスチルが1位で、チャゲアスが2位。

ハリウッド映画のテーマ曲ですよ?
日本人が快挙じゃない?

こんなことを思いましたが、現実は寂しいものでミスチルがちゃっかり1位に収まるのです。

この時思いましたね。
自分が信じていたものが、神だとすら思っているものが、いつかは頂点から落ちる。

あれから29年ですか、もうすっかりヒットチャートで自分の好きなものを測るって感覚は無くなってしまいました。

ですが、その29年はそういう感覚が無くなってゆくためのひたすらプロセスだった気もします。

なんだかんだで自分が好きなものが評価されること心のどこかで望んでいる。

その価値尺度は世間になくてもいいのに。
その信じたものがどれだけ素晴らしいのかは自分が決めればいいのに。

たったこれだけの価値尺度に到達するまで20年かかっていたのかもしれない。

もうヒットチャートがどうのこうのとかすら突き抜けて、ASKA本人が逮捕されても何も気にならないのです。

どれだけ世間がバッシングしても自分が愛する音楽に対する信頼は揺るがないのです。それがASKAさん自体がどれだけ不思議なツイートをしたとしても揺るがないのです。

ここからの景色は最強ですよ。

ASKAさんのSNSが嫌で離れていったファンの人とか、それで苦悩してSNSでそれを吐露しているファンの人がいるのも知っています。

だけども私はそれがもう全く気にならない。

もはやそれがASKA愛なのかすらわからないですね。

もう周りの目なんか気にならないのです。
誰が何をどう思っても構わない。

それだけASKAさんの音楽は最強。
これ胸を張って言える。
この境地に到達できて私は幸せです。

ここまで書いて、本当はフワちゃんのオールナイトニッポン0が終わることを書こうとして始めた文章だったことを思い出しました。

前振りだけで1200文字を超えたので、ひとまずこれにて終了。


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