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オチつかない

なんだか落ち着かない。

なんだか収まりが悪い。

今回は盛大に自分の最後を飾ることをやめた。仕事を辞めるということは自分の人生の中でドラマチックな出来事で一大事・・・みたいな感覚がある。それっていいことなのだろうかと未熟学生みたいなことを言ってみる。

自分は何度か仕事を辞めて、例えば同業界で移籍みたいなことを経験している。前回の退職の際は本当に多くの人たちが寂しがってくれて盛大に私の退職を物語化してくれた。そのことは一生の宝であり今も色褪せることはない。

が、今回の退職はそれを望まなかった。理由はちゃんとある。自分の中にある。でもそれをイチイチ物語化する気にはならない。結果、なんだかどうでもいいような辞め方をしているように見える(他人からは)。

まるでオチのない物語のようだ。

でも本当にオチなんか必要なのか?と今は思っている。

一つ言えるとすれば今回の退職と次の展開は線を引かないででも断絶しているみたいな心持ちで行きたいということだ。イチイチ説明して物語化するにはまだ早すぎるということ。業界も会社も変わってしまうが自分の中ではまだ何かが続いている。そんな心持ち。そしてこの日々をすげえものに昇華しようという意思を持って全てを見返したいという意気込みも持っている。

まだまだオチつかないのである。


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