運がいい人は何が違うのか？

運がいい人とそうでない人がいる。留学生の中にもいる。

運がいい留学生は、ここぞというときにすごくいいオファーがきたり、いい人とめぐり合ったり、思わぬいいことがあったり、これ以外考えられないタイミングで最高のチャンスがめぐってきたりする。

その人の力ではどうにもできないようないいことが、いいタイミングで降ってくる。

逆に、運がよくない人は、大事なときにオファーを逃したり、人のめぐりあわせがよくなかったり、いいことがあまりなかったり、タイミングが微妙にずれていたりする。

それが運なのだろうけれど、留学生たちをずっと見ていると、その運は、実は、その人自身がつくりだしているのではないか、と感じることがある。

ここぞというときにすごくいいオファーがくる人は、そこに至るまでにコツコツと努力をして、どんなときにでもオファーに応えられる状態を保っている。

いい人とめぐり合う人は、それまでにもずっといろんな人をRespect して、人のために動き、人を無条件に愛して、いつも人の目線から考え、いろんな人に愛されている。

思わぬいいことがある人は、ゴールを設定してそこに到達するには何が必要なのかを常に考えて、目の前のできごとが自分の目指すゴールにとっていいことだと感じる感性を持っている。

いいタイミングで最高のチャンスがめぐってくる人は、数あるチャンスのなかでもそれが最高のチャンスだと見極める目を持っていて、何事にも注意深く丁寧に、そして大胆に生きている。

言い換えると、運がいい人は、その運にめぐりあうまでの小さな判断を間違わないのだ。

つまり毎日毎日の小さな判断を真剣に考えて、適切な選択をしている。その結果、運がいいと言われる状態をつくりだしている。

だから、ずっと運がよくないと思っている人は、毎日の小さな判断がどこか間違っているのだ。

そこでAを選ぶのかBを選ぶのか。そこに行くのか行かないのか。YesというのかNoと言うのか。誰に相談して誰のアドバイスを受けるのか。

そんな小さな積み重ねが、自分の力が及ばない状況を作り出し、それを人は運と呼ぶ。

運は、自分の毎日の行動、毎日の考え、もっと言えば、自分自身がつくりだしているものなのだ。

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