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未来を確信するところから始める

因果というのは、まず原因があってそのあとに結果がある、ということなのだそうだ。

日本で生まれ育った人には、この考え方はわかりやすいだろう。全ての結果には原因があるのだから、まだわからない未来のことは、過去のことがらが影響すると考える。ベクトルは、原因から結果へ、時間的には過去から未来へ向かっている。

でも、自分のやりたいことを成し遂げたいとき、自分が理想とする自分になりたいとき、不安な未来にゴールを設定するとき、そんなときには、因果とは逆の考え方がうまくいくこともある。

まずは結果や未来にフォーカスする。

成し遂げたいこと、理想の自分、未来のゴール。

そんな結果や未来が「必ずそのようになっている」と、最初に確信する。そこから始める。

そして、その確信した結果や未来がそのようになっているのだから、きっと今の自分は、こんなことをしているだろう、こんな自分であるべきだろう、こんなプランを立てているだろう。そう考える。

ベクトルは、結果から原因へ、未来から過去へ向かう。

未来を確信することで、今の行動や考え方が変わる。それを続ければ、確信した未来にたどり着くことができる。

人生は、未来を確信するところから始まるのだ。

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