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ポケポケ
ポケモンカードのソシャゲがリリースされた。カードゲームは有体物としてのカードがないとできないと思っていたから、スマホさえあれば(たとえ友達がいなくても!)カードゲームが楽しめるのはとても良いなと思う。
ポケモンのアニメもゲームも子供のころに通ってきたが、なぜかカードには触れずに大人になっちまったので、これを機に遊んでみることにした。
バーチャルのパックを剝くのが楽しい。なぜこの惑星の住民は何が出るか分からないものに興奮するのだろう。そりゃギャンブルなんてもんが流行るわけだと思う。こんなわくわくが無料で味わえるのだから大したものだ。もちろんイラストはどれも素敵だし、キラカードが出たときの感動はひとしおである。
課金をしなくても1日に2回はパックを剥くことができるので、いわゆるログイン勢の方も楽しめる良いゲームだと思う。オンライン対戦でフリーザーやミュウツーを使われるとほぼ勝ち目がないが、そういう方々の多大な支援(課金)のおかげでこのゲームが成り立っているので気にしてはいけない。
モンハンワイルズ ベータテスト
モンハンワイルズのオープンベータテストが配信された。
キャラクリとストーリーの序盤を遊ぶことができ、異様に完成度の高いキャラクリを披露する職人や、本作から登場するモンスター「レ・ダウ」を5分以内に討伐する猛者などが現れた。
キャラクリはかなり細かいところまで作り込むことができ、これだけで1時間はゆうに遊べる作品に仕上がっている。
モンハンを知らない人のためにざっくり説明すると、「アイルー」というデカくて喋れる猫みたいな生き物を愛でるゲームである。しかし、アイルーと暮らすためにはお金が必要だったりするので、たまに「一狩りいこうぜ」とモンスターをシバきに行くのである
なので、アイルーのキャラクリの幅が広がったのは大変すばらしいことである。特に長毛種が個人的に刺さる。正直マジの猫はそんなにもっふもふじゃない方が好きなのだが、なぜかアイルーになると長い方がかわいく見える。
ベータテストで作ったキャラクリのデータは製品版に引き継ぐことができるので、来年の2月28日にはまたこの子に会えるわけだが、かわいすぎてしばらく会えないのがもう既に辛い。
PS5があれば11月4日のお昼までは無料で遊べるので、モンハンやったことないよという人もよければアイルーを作ってみてほしい。そして私と同じ苦しみを味わおう。
少女終末旅行
『少女終末旅行』という漫画が11月4日のお昼まで全話無料公開中である。
人類のほとんどが(というかほぼすべての生命体が)死滅した世界を、チトとユーリという2人の少女がケッテンクラートに乗って旅をする。
世界観は一言でいうと「救いがない」。雪解け水で洗濯したり、音楽や本がない(一応チトは4冊ほど持っている)というのはサバイバルあるあるだが、もう動植物が絶滅してしまっているので、食料を各地に捨て置かれたレーションに頼らざるをえない。つまり、自給自足の生活はおよそ不可能、2人のサバイバルにはレーションの枯渇という期限があるのだ。
それなのに読んでいて辛くならないのは、チトとユーリがたくましく温かいからだと思う。2人は助け合いながら、たまに罵り合いながらどこにあるかも分からない目的地を探す。風呂を沸かして温まったり、チョコレートのおいしさに感動したりしているのを見ると、2人は決して不幸ではないという気がしてくる。
幸せも不幸せも他人と自分を比べて初めて生まれるという考え方がある。世界に2人しかいないという状況では、他人より幸せになりたいとか、不幸せになりたくないという欲求が存在しないのだろう。あるのは「何も知らないまま死んでいきたくはない」という人間として最も真摯な生き方だけである。
良い漫画に出会えたなぁと思ったら、単行本にはweb版では読めない書下ろしの話が5話あり、そして最終回の展開が少し違うらしい。ほな買うか。読まへんまま死にたくはないしな。
な。
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