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格闘技ビジネス

ついに実現しそうです。
私イケオジが推している平本蓮vs朝倉未来のカードが発表されました。

両者で注目されるのは、やはりSNS。
そもそも、MMAのキャリアや戦歴で考えると、朝倉未来より平本蓮は下になるでしょう。(立技であれば平本蓮は天才)
ではなぜ、このカードが組まれたかというとまさにSNSの力です。
それは、ビジネス的な要素が強く影響しています。

RIZIN、Kー1、パンクラス、海外だとUFC、One、Bellatorなど、格闘技団体を運営する企業のビジネスモデルは、試合をすることが不可欠です。

その試合の入場料、放映権及びPPV、グッズ販売、スポンサー収入などが主な売上になります。
そのため、団体としては、とにかく多くの人に試合を呼びたいわけです。

オンラインも含め、多くの集客をするために、多くの人が観たいと思うカードを組みます。(もちろん、ファイトマネーという予算もありますが)

では、そのカードはどんな選手のカードなの。

それは、わかりやすく人気です。この一言に尽きます。
人気獲得の方法が、幅広くなってきたのが昨今の状況です。
試合で強さマイクパフォーマンスでしか自分をアピールできなかったものが、今ではinstagram、tiktok、youtubeなどSNSや動画プラットフォームを活用して、自分というものに共感してもらうことができるようになりした。

その最たる例が、朝倉未来や平本蓮です。



朝倉未来はOUTSIDERでの二階級王者や、RIZINでタイトルマッチに食い込むなど実績はありますが、平本蓮はMMAの戦歴は正直パッとしません。
それでも、このカードが組まれたのは、平本蓮がファッションなども含め、人気をSNSによって得たこと、そして朝倉未来に絡み続けたことに他なりません。
これは、この活動によって成果を得た、営業活動と言っても過言でもありません。

格闘家がbreakingdownに出たら叩かれ、breakingdownの選手に人気が出ると格闘家が文句を言っていたりしていますが、ナンセンスです。あれは、異業種交流会にでたり、広告出稿しているようなものです。
ビジネスなんです。

朝倉未来も、実績以外に自身のYoutube、breakingdownなどによって、人気を博したからこの人気があります。

このカードは、現代の格闘技界のビジネスを象徴したカードなんです。

そんな視点で格闘技を楽しんでみても良いのではないでしょうか。

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