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理想のセラピスト?

個人的な話で申し訳ありません。
理学療法士になって4年くらい経った頃、わたしは病院勤務していて将来像が全く見えず、理想とするセラピストに出会えていないことに焦りと不安を覚えていました。

この職場では縁がない?
おれ、この仕事に適性がない?
あの人の方が優秀だよな

患者さんと向き合いながらの仕事は楽しかったし、環境もさして嫌なこともないのに、やる気が目減りしていくのを外部セミナーに行っては立て直していました。スキルを磨くための研鑽というよりは、消費を補う栄養ドリンクのように使っていたように思います。

学生時代から成績が悪く劣等感の塊だったので人並みにできるようにとか、淘汰されないよう生き残らねばとか、今思えば人との比較ばかりしていました。

その後、1年ほど理学療法士から離れてファストフードで働いていた時がありました。
その時、ふたつの気づきがありました。

ひとつは喜び。
お客さん、高校生〜主婦まで世代が離れたバイト仲間など「病人ではない人」とたくさん話をしました。関わった人がリラックスできたり、気持ちが上がったりしてくれることが自分の心からの喜びであること。

ひとつは特技。
好きな人、そうでもない人、合う人、合わない人、ほぼ全ての人に長所というか素敵なところを見つけられること。問題点探しを生業とする理学療法士として、誰にでもできるわけではない自分の奥義であること。

人と関わって元気にしたい、素敵ポイント探しと言う得意が活かせる仕事って色々ありそう…

「生活期のリハビリテーションに関わりたい。」

理学療法士としての現場の外で、私の本当の意味でのキャリアがスタートしました。
その後も紆余曲折ありましたが、最大のターニングポイントはここです。


そんな経験から想いが芽生えました。

どんな理学療法士になりたいか、の前に
自分って誰?
どんなことが好き?
大事にしている想いは?
キャリアにはこんな質問が必要なんじゃないか?

理学療法士はこうあるべきにとらわれず、自分らしい働き方をしている先輩たちが身近に居たら?

正解がない時代。
自分に◎が出せる生き方ができる人が増えてほしい。

昨年同じような想いでアクションを起こしている26歳の理学療法士に出会いました。
(内容は動画をご覧いただくと分かります。)
自分事としてすごく応援しています!

#ライフキャリア
#理学療法士
#自己理解

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