【きちnote】部活でもスポーツクラブでも、子どもたちの健康と人権は守るというのは絶対条件だ!!
YouTubeのほうで育成現場についてのメッセージをいろいろと喋っています。今後noteではそれを補足するようなコラムを書いていこうかなと思います。
今回取り上げるYouTubeのテーマは「厳しい練習でしか子供たちは成長しないわけじゃない」という点ですね。
全国大会に出るために
好成績を上げるために
試合に勝つために
激しい練習ばかりを課す指導者や保護者が今も数多く存在します。厳しく取り組むことそれ自体がだめというわけではないし、目標をもって、それに向けて努力をしようとする姿勢は大切です。
でもだからってそのために何をしてもいいわけではない。
成功のためにやっていることだったら、どんなケガやどんな心的負担を抱えることになってもそれはしょうがない、というのはやはり間違っています。ましてそれを美談のように語るのはありえない。
子どもたちの健康と人権を守る。絶対に守る。
育成に携わる指導者は子どもたちの未来を預かっているわけなんです。だからそこを大事に受け止めたうえで、それぞれの年代と状況に応じて、課すことのできる負荷と頻度を熟考し、正しいトレーニングを積み、試合を重ね、成長に導いていく。
健康を守るというのは力をセーブしながらプレーするということではなくて、むしろ逆で、練習時にしっかりと全力でプレーできるようにフィジカル的、メンタル的、思考的なコンディションを丁寧にチェックしながら調整することが大切だということです。
どれだけ気をつけてもケガをしてしまうことはあるわけです。どんだけ配慮していても、その思いが選手に届かず、イライラされたり、落ち込ませたりしてしまうことはあります。どうしたってあります。
だからこそこうしたプロセスを大事にしたさきで、勝負に勝った、負けたという話をしてほしいと切に願っています。
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