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ヘーゼルナッツの育て方 0〜3ヶ月

本記事はヘーゼルナッツの栽培記録です。

2020年5月からヘーゼルナッツの栽培に初めて取り組み、筆者が経験したことを記録として残しておきます。

ヘーゼルナッツの育て方を知りたい方、これからヘーゼルナッツを栽培してみたい方は是非、チェックしてください。

収穫まで3〜4年かかると言われるヘーゼルナッツです。

気長な農作業になりますが、筆者が生存している限りは当noteにて栽培記録を更新していく予定です。

ヘーゼルナッツを植える

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まずはヘーゼルナッツの苗木を植える作業です。

以前はリンゴ畑だった土地が、ちょうど良く綺麗に更地になっていたのでそのまま使っています。

植えた時期は5月中旬。


植える作業は4ステップで完了。

1.直径20cm、深さ20cmほどの穴を掘る

2.掘った穴の下、半分に果樹用の培養土を詰める

3.掘った穴の上、半分には土を戻す

4.最後に水やりをする


詳細はこちらの記事で、解説してます。


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ヘーゼルナッツの成長記録 〜育たなかった苗木も〜

実はヘーゼルナッツの育て方は、とても簡単です。

植えたら基本的に放置でよく、水やりも不要。

実際に水やりをしたのは、苗木を植えたときの1回のみです。

あとはたまに草取りだけしておけばOKです。

それでも2週間たった頃には葉が育ち始めました。

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本当に放置しておいても2ヶ月もすると葉が生い茂ってきます。

ヘーゼルナッツは栽培が簡単と聞いていた通り、勝手に育っていく印象です。

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ただ苗木によって葉のつき方は違うので、成長速度はそれぞれのようです。

順調に育っているかのようで、全く変化のない苗木が4本のうち1本だけありました。

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3ヶ月経過をした今でも、葉1枚たりとも出てきていません。

同じ場所に同じように植えた苗木でも、成長しないケースがあるようです。

原因は分かりませんが、この苗木については諦めています。

いずれは抜いて、新しい苗木を植えることになるでしょう。

ヘーゼルナッツについた害虫

ヘーゼルナッツは害虫に強い強い植物と言われています。

それでも今年の夏、気になった害虫が2種類います。

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葉っぱが所々、食われているが分かりますか?

おそらくカミキリムシによる被害です。

筆者の畑でカミキリムシの存在を確認できたわけではありませんが、近所でも同様の被害があったようです。

我が家での被害は最小限でしたが、今後カミキリムシ対策が必要になってくるかもしれません。

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もう1つ害虫と言っていいか分かりませんが、白い繭のようなものがヘーゼルナッツの葉っぱの表にも裏にも付着していました。

白い繭を潰すと中から灰色の卵のようなものが出てきたので、クモの卵でしょうか?

何の害虫かはっきりした訳でありませんが、葉っぱを1枚1枚チェックして潰しています。

それでも3ヶ月経過した今、ヘーゼルナッツの苗木はそれほど手をかけずとも概ね元気に育ってきている印象です。

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おつまみにヘーゼルナッツ

ヘーゼルナッツはお酒のおつまみとしての役割でなく、チョコレートやお菓子の材料として日本でも多く使われています。

しかし国産ヘーゼルナッツはほとんど流通しておらず、95%をトルコ、5%をイタリアから輸入している状況だそうです。

国産ヘーゼルナッツがほとんど存在しない中で、自分で栽培したヘーゼルナッツをおつまみにビールやウイスキーが飲めたら気分はどうでしょうか?

そんなことを想像しながら、ヘーゼルナッツ栽培を楽しんでいます。









サポート頂ける方は応援よろしくお願い致します。全額をヘーゼルナッツ栽培・流通に関連する活動費に充てさせていただきます。