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ハリー・ポッターとインスタグラム

Netflixにハリー・ポッターシリーズが入ったので第一作から見始めました。
先週から気分が落ち込み気味になり、ファンタジーを見るべきだと思った。
(元気になってきた!)

現実設定の映画やドラマを見ていると「それでも彼らは虚構の存在なんだよなあ」と、一気に醒めてしまうことがある。(物語になければ)のびた前髪が視界にちらちら入って気が散ったり、セーターがチクチクしたり、別の国で戦争があったり、老後の不安があったりしない……。家賃相場も絶対に低い。同じ現実にいるふりして、画面の外には悩みがないなんて。

そもそもが虚構のファンタジーでは、そういう視点に溺れることがないのがいい。ハリー・ポッターでも、たとえばハーマイオニーは血縁のことで差別の言葉をあびせられたりするけれど、その件について深刻な描写は(今のところ)ない。ダンブルドアも、認知症の恐怖と戦ってはいないし、健康のためにウォーキングとかもしない。でも、ファンタジーならそれでいい。そうした、現実に寄り添ってこないさらさらとした感じに救われるのだと思う。

落ち込みついでに、インスタグラムを見る時間を減らすことにした。iPhoneの制限機能を使って、スマホで見られるのは一日10分だけ。ちょっと気になったときは、パソコンからは見てもいい。
インスタは、だらだらと見ては情報量や他者との違い(みんな幸せそうだーなのに私は…)に圧倒されて現代人らしくまんまと落ち込んだりしていたけれど、「パソコンで見る」というのが結構いい。
画面が遠くて距離があるからか、スマホで見るより冷静な気持ちでいられるみたい。小さなスマホの画面にデカデカと表示されるのでなく、大きな画面の一部分に表示されるというのも、きっといい。
そもそもスマホ依存気味な私にとって、スマホってめちゃくちゃパーソナルなデバイスだ。LINEとかツイッターとか備忘録とか。ほかにも電話をしたり、聞く音楽を選んだり、人には相談しづらいことについて検索したり、メンタルをむき出しにして使うことが多い。かたやパソコンは仕事にも使うので、無意識のうちにちょっとだけ自分の気持ちを防御できるのかもしれない。
そうしてちょっと冷静にインスタグラムを見始めてから、気持ちが楽になった。万事快調に見える彼らも、実は前髪はのびているし、私と同じ(あるいはまったく違う)現実の中にいて、画面の外にはきっと様々な悩みがあるでしょう。今更すぎる気づきだよね。ダラダラと見る時間も減って、いい感じです。

ちなみにnoteはパソコンで打って、スマホで読み返して推敲して、というハイブリッド型🧙‍♀️

旅行の話、続きが楽しみ!
夢に海が出てくるの、面白いなあと思った。私は海が出てくることってあんまりない。やっぱりとねの景色には海があるのかな。夢の話って好きなんです。

テーマに合うか分からないけど先日のカラオケで「本当なんてぶっ飛ばしてよ」を撮ったのでそれにしてみました。
ではでは😊

わかば

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