沖縄-神に呼ばれる御嶽めぐり-
こんにちは。橘吉次です。
人生初の沖縄訪問で驚きの「生まれ直し体験」をしてしまった吉次!
その翌日の不思議な体験をまとめてみたよー!
右脳覚醒!思考放棄状態の旅
ご存じのように(あっ、そんなことないか…)吉次は思考重視型人間である。
常に考えている。
気づけば「人生とは…神とは…私とは…」なーんてことを考えている。
もう子供の頃から哲学しているような女である。
更にご存じように(だから知らんってば…)、私は30年以上<群発頭痛>という奇病に苦しめられてきた。
年に一回、ある一定期間、決まった時間帯に頭痛の発作がおきる。
これが痛いのなんの…
死んだ方がマシー!っと思うほどの激痛なんで<自殺頭痛>とも言われている原因不明の頭痛である。
頭痛発作がおきるのは決まって右脳、左脳が痛くなったことは一度もない。
この奇病診断のために、何度も脳のレントゲン撮影をしたので、私は自分の脳がどんな形をしているのかよく知っている。
私の脳は左右アンバランス。
左脳が異常にデカイ…
子供の頃から「世界とは…生きるとは…」なんてことを真剣に思考し続けた結果、左脳が異常発達したのか?
それとも、もともと左脳がデカイから理屈をこねくり回すような哲学に興味をもつようになったのか?
これは不明である。
が、…。
とにかく私は「考えること」「思考すること」に重きを置くタイプの人間である。
その私が、沖縄の海でワンネス体験をしたことで思考を手放してしまったようなのだ…。
思考がない…
ナンにも考えていない…
と、いうか考えることがデキナイ…
なんじゃーこれー!!
朝起きて強烈な空腹を感じたので、「朝めしー」を求めて那覇国際通りをさまよったが、まだ店開いてなーい!
「ハラヘリマシタ…」とトボトボと歩いていたら、妙なオジサンが沖縄方言で「呑まない?」と誘ってきたので、「呑む呑む」とついて行って…。
えっ?私ついて行くの?
このオジサンとホントに呑むの?
そしたら、
その人沖縄の島でリゾートホテル経営している人だった…。
色々と沖縄のこと教えてもらって愉しかった…。
朝飯とビールの後、
フラフラと歩いて行ったら琉球絣の店があって、フラフラと入っていったら、数か月前に着物雑誌「七緒」に掲載されていた琉球絣があった…。
「げーっ、これ素敵だなぁと思って見てたんだよねー」
迷わず購入…。
えっ!買うの?私買うの?ホントに買うの?いやだ買っているよ!
買っちゃったよー
ちょーっと、私どうしちゃったのー
思考できなーい!
完全に左脳が右脳に支配されている…
でも、なんかハッピーなんだよね。
沖縄の龍に出逢う
沖縄のシーサーは有名だ。
こたびの沖縄訪問で、是非シーサーを手に入れたいと願っていた。
しかし…どこで購入すればよいのか?
「つまらん土産物屋で買うのはヤダナぁ…」と思っていたから、ググれば良いのだけど…。
思考停止になった脳みそだと、ググることができない!
っていうか、ググる言葉が出てこないのだぁ。
(私の母は認知症初期の頃よく「言葉がでない」と言っていた…)
「もう、どうでもいいやぁ…どーにかなるっしょ」という心のままにホテル周辺を歩き始めたら…。
まあ、龍神様に出逢う出逢う!
すんませーん…私シーサー探しているのですが…
と、思ったけど、沖縄でも龍神様は水を守っていらっしゃる!
それが嬉しくて、ますますハッピー!
龍神に関しては、一家言持つ吉次である。
龍神様ありがとー!とルンルンしながら歩いていたら、祈りの場所にでた。
こんな場所、観光客は絶対に来ないよね…
これも神様の(っていうか右脳の?)お導きだねー。
不思議な琉球オジサンのお告げのままに
龍神さまにも出会え、シーサーもゲットした私はふと思った…。
「まだ時間はある。歩いているだけじゃ、モッタイナイかも…」
吉次はまったく沖縄那覇情報のインプットをせずに来たので、那覇に電車という移動手段がないことを知らなかった!
うへぇ、バスか…
もちろんバスの経路なんて皆目不明である。
しかし、フト前をとおるバスを見たら<首里城公園>と表示されているではないか!
おおっ首里城!
火災で消滅したことは知っているが、何か残っているだろう…という、これまた頼りない判断でバスに乗った吉次は首里城へ!
工事中の首里城で、沖縄の皆様が復興を目指して、色々活動していることを勉強したのち、またフラフラと首里城公園を歩きだした。
そして気づいた…。
平日だからとは言え、なんで誰もいないんだ?
ホントにだーれもいないのだ。
人が見当たらないのだ。
人っ子一人いない首里城公園をトボトボと歩く…。
すると!
「あんた、どこからきたの?」と突然声をかけられた。
見れば頭にタオルを巻いたオジサン。
いかにも沖縄人という顔立ちで、ものすごいヒゲを生やしている…。
「東京から来ました…」
「…いや、どの道とおってここに来たの?」
(と、いう内容だった。沖縄方言凄くて聞き取れなかったんよ)
「この場所来る道は、いま通行禁止だよ」という内容のことを彼はしゃべった(ようだ)
へっ?いや…普通に来られたけど…
だから誰もいないのかぁ…
なんとその場所は神様の目の前
なんの看板も案内もないその質素な建物は、沖縄の弁天様がおわす社だった…。
「ここは弁天様のお社だから、お参りして行きなさい」という内容を告げたそのオジサン…。
よく見れば、耳の穴からも黒々とした剛毛が噴出している…。
この人は古代琉球人の御霊なのではないかしら…
などと、感じながらオジサンのお告げのままに素直にお参りし、そしてオジサンの指し示すままに西に向かった。
オジサンは告げたのだ「西をまわれ」と…。
西に何があるのか?全く知らない。
でも言われたままに、夕日が傾く方角を目指して歩き始めた…。
そして…。
私は、心から行きたかった場所にたどり着いたのだ。
そして、首里の御嶽へ
御嶽とは、太古、人が自然に包まれて自然と共に生きていた時代の祭祀の場所である。
そもそも神社という建物ができたのは、仏教が入ってきた後の最近のこと。
それ以前は建物なんてなーんにもない、ただ樹木が生えている場所や、ただ岩がある場所が祈りの聖地だった。
その古い古い祈りの形態が、琉球神道に残っている。
それが御嶽だ。
地図もグーグルマップも必要なかった。
ただ、足の向くまま、
ただ、「こっちかな?」という直感のまま歩いていただけだ。
御嶽を目指して歩いていたのではない。
それなのに、次々と御嶽にたどり着いた。
巡った御嶽は十か所以上。
なんの看板も説明書きもない、素朴でひっそりとした祈りの聖地。
観光客なんて一人もいない(というか探せないだろうな)静かな、でも物凄い御神気を感じる場所で、私は泣いた。
魂が震えてしかたがない。
もう懐かしくて、もうありがたくて、涙が止まらない…。
頭がクラクラするほどの御神気を感じたのは、初めてだった。
いっぱい写真をとったけど、写真じゃあの御神気は伝わらない。
写真なんて意味がない。
ただの風景写真にしか見えないものを残して、なんの価値があろう。
それよりも、このタマの震えを覚えておこうと心に刻んで帰りのバスに乗ったのでした…。
ラスト。飛行機での異常な体験
素晴らしい沖縄旅行だった。
人生に残る、ありがたい体験をさせていただいた沖縄だった。
お名残惜しい気持ちとタップリした充足感をもって、飛行機のシートでまどろんでいた私。
離陸してから一時間ぐらいたった頃、突然、過去経験したことないような頭痛に襲われた。
普通頭痛の痛みを言葉にした場合、ズキズキ、ガンガン、ずっきーん、とか、締め付けられるような痛み、鈍痛などというだろう。
先にも書いたが、私は28歳発病以来、30数年にわたって群発頭痛という奇病に苦しめらてた経験をもつ。
だから、頭痛に関してはマイスターと呼ばれるほど詳しい。
その私が、まったく記憶にない意味不明の痛みに襲われたのだ。
あれは「痛み」と言っていいのか?
いや「痛み」というよりも、「刺激」という表現のほうが良いのかもしれない…。
眉間から目の奥をとおって右脳後頭部に抜ける「刺激」。
ピッキーン、ピッキーン、ピッキーンと電気信号のように規則的に、右脳を通り抜ける「痛み」のようなもの。
なんじゃ、これ?
私は静かに、その刺激を味わった。
その間約10分。
刺激は唐突に終わり、通常状態に戻った。
あっ、右脳の覚醒終了したんだ…直感でそう思った。
そうなのだ。
私の右脳覚醒は沖縄限定だった。
また、左脳優位の脳回路に戻って、今東京でこの記事を書いている。
沖縄での、あの「生まれ直し」体験。
あれが、見知らぬ土地を旅した解放感から生じたものなのか?
いやいや、古き人類黎明期の太古の記憶を宿した沖縄だから、私の原始の脳が目覚めたのか?
それはわからない。
でも、私はあの体験を「呼ばれた」と解釈している。
呼びかけのままに、導かれるままに素直に進む。
それが一番、自分が欲しかったもの求めていたものにたどり着ける最短距離なのだと実感できたから。
「感謝申し上げる」としか、言いようのない旅だった。
神様、ありがとうございました。
またお呼びくだいませ。
魂の故郷、沖縄へ。
常世のからの波打ち寄せる、あの沖縄へ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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