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神道のスピリチュアリティ

こんにちは。吉次きちじです。
前回「人生は50歳からが本番!説」をお届けいたしました。
一週間で270名の方に読んで頂けまして感謝感激!
ありがとうございました。

前回の記事では「人生後半は唯一無二の自分になる上り坂」だということをご説明申し上げましたので、今回はその坂を上るために、「神道のスピリチュアリティ」がどれほどお役に立つか!というお話をお届けしたいと思いまーす!

前回の記事はこちら「人生は50歳からが本番!説」



神道は人生儀礼?


9割の人は「神道」と聞けば「神社」を連想するだろう。
神社はあっちこっちにあるし、有名どころは観光名所にもなっている。
「お祭りは日本の伝統行事だよねー、いいよねー」と、ほとんどの日本人はそー思っている。
でもさ…。
「私は心から御祭神を信仰しています」という人はホトンドいない。
まあ、年に一回初詣に行くって感じじゃないでしょうかね。

初詣も、初宮参りも、七五三詣でも、これはイベント。
大事な人生儀礼だとは思っていても、ピュアな「信じる心」とはちょいとギャップがある。

いやいや吉次さん、それは違いますよ!
私はホントに信じて、先月わざわざ出雲大社まで行ってきましたよ。

はいはい、そーですよね。
そーゆー方が近年激増しているようです。
でもさ、それってさ、「信じる」の前に「叶えたい願い」があったからじゃない?

あっ、ごめんなさいね。
非難しているんじゃないのよ。
「強い願い」があって神様のお力をお借りするってのは、お百度参りひゃくどまいりとか丑の刻詣うしのこくもうでとか、昔からあった日本人の風習だし、そんな風習持ち出さなくても「生き続けたい」という人間の強い願いが「神」を発見した!という見方が文化人類学的な考え方だからね。

でもね…
「〇〇を叶えたい、だから〇〇を信じる」って、これ<論理的な思考>なんですよ。
この論理的思考がバーンと前面にでているのが「現世利益的な信仰」といわれるヤツの正体ですね。

「現世利益的な信仰はニセモノです。心から神様を信じなさい」という宗教道徳の話をしているんじゃないよ。
これも<道徳的な思考>なんよ。

つまりね。
何が言いたいのかっていうと「思考じゃ無理だよー」ってことなの。
ピュアな信仰心って無意識なんですよ。「感覚」なんですよ。
無意識であり、感覚なモンだから言葉にならんわけ。
だから説明するのってホントに難しーんだけど…。

わかりやすく説明すると…。
常日頃、24時間ずーっと、自覚してないけど無意識に願っていることって叶うし、言葉にすることもできないような激情的な強い思いも叶うのよ。
でも「〇〇の夢を叶えたいのでお願いします」という願いは…無理なんよ。

神はそのよーに人間を創ったのです。
人間のそのよーな特性を「霊性」というのですよ。

昔の日本人は「神仏の加護と祖先の守りで生きている」と無意識で納得する「霊的な生き方」をしていたから、だから神への願いも叶ったわけよ。
「霊的な生き方」をしていたから、狐に憑りつかれたり、ノッペラボウに出逢ったり、河童に脅かされたりしてたわけ。

この「日本人の霊性」を明治時代にバッサーッと切り捨てちまって、「神社は国家の宗祀そうし」なーんて政策をとったから、今の神社は現世利益的になっちゃったんだと思うんだよね。


神道のスピリチュアリティ


近代化で「霊性」から遠ざかっちまったから、「スピリチュアリティ」を理解できない人が大量発生したの。
それでも、昭和の初め頃までは「神道的スピリチュアル」を語る人って結構いらしたんだけど、これも敗戦でゼーンブチャラになっちゃった。

神道全面否定!
壊滅的な被害を受けた。
アメリカさんから存続の許可をもらうために、日本古来の霊的なこと・精神的なこと・スピリチュアリティなものを、神道はゼーンブ捨てなけばならなくなった…。

それが今の神道なんだよね。

ちなみに、スピリチュアルって言葉を「霊性」と翻訳したのは 鈴木大拙だいせつ 氏。この人は禅の思想を海外に広めたスゴイ人なんだよ。
大拙だいせつは、霊界を訪れたという神秘主義者のスウェーデンボルグの影響を受けて、名著「日本的霊性」を書いたの。

晩年の鈴木大拙

戦争に反対していた大拙は、敗戦後激烈な神道批判をするんだけど… 。
もし今、時代の価値観が変わる令和の時に大拙が生きていたなら、痺れるような「日本人の霊性」を論じたんじゃないかな?
仏教・神道という宗教の壁を越えた、新しい日本人の精神性を提示してくれただろうと思う訳よ。

今、スピリチュアルって言葉は手垢がついてるし、あやしげな「スピ系」もたーっくさんある。
「〇〇して龍神とつながれば、あなたの願いが叶う」ってヤツだよね。
あやしーよね。
でもね、短い言葉で表現すると、どーしてもこーなっちゃうんだよねぇ…
それは仕方がないんだよ。

でもアヤシーからと言って、日本人が本来持っている「霊性のパワー」を活用しないのはホントにモッタイナイんだよ。


50歳からのスピリチュアル的生き方


「風の時代」が来たって言われているよね。
これは、やっと物質至上主義の時代が終わって「霊的なもの」「精神的なもの」に価値をおく時代が来たんだと私は理解しているの。

何度でもいうけど「霊性」って幽霊が見えたり、パワースポットでビリビリするような能力のことだけじゃないからね。
「なんとなく…」とか「なぜか気になる」とかいう、言葉にならない感覚をちゃんとキャッチできる能力が「霊的能力」なんだよ。

伝わるかな?
あなたが思考じゃなくて、自分の霊的な力を信じた時にはじめて、本来の自分に出逢えるし、唯一無二の自分だけの道を見つけることができるんだよ。
思考バリバリで近代社会に貢献した人生前半が終わるんだから、50歳を過ぎたら自分の霊性に目覚めようよ。

スピリチュアルも色々あるけど、突然「宇宙エネルギー」とか、「13次元上昇」とか「宇宙人から伝授された…」って言われても、目が点になるでしょ?
でも、日本人が捨てざるを得なかった日本古来の「神道的なスピリチュアル」だったら馴染みがあるから安心でしょ?
ちょっと昔の日本人の精神に戻るだけなんだから。

どうか「スピリチュアル」という言葉の本質を理解して、自分だけの、自分本来の、生きる目的にそくした人生を歩いてほしい!

時代の過渡期には、玉石混合の混乱状態になるのは歴史の必然!
だから本物を見極める目をもってください。
それはきっと「なんとなくホンモノ…って感じがする」という感覚でキャッチできるはずです!


最後までお読みいただきありがとうございました!

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