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すけ(嫁)、はじめてのガンプラ制作にいそしむ #つなぎ目消し

前回、素組みまで完成したガンダム、RX-78-2GUNDAM。
ガンプラは接着しなくても組み立てられるのだが、
パーツを接着してきちんと組み、きれいに塗装出来るよう下地を整えたいと思います。
またバラしてしまうのね…と思いつつ、気になるつなぎ目をピックアップし、接着、つなぎ目消しをしていきます。
パーツを無くさないよう、小さなパーツは100均のタッパーで保管。
一度組んだパーツがはずれにくい場合、デザインナイフの刃にマスキングテープを貼って継ぎ目に差し込んで外します。
パーツにキズがつかないよう気をつけながら。

頭部パーツの隙間

パーツ接着の前に

まず頭部分のパーツの接着をしていきます。
その前に、
後々、塗装することを考えて、目やあごの顔パーツと頭部の内側に少し加工して後ハメできるようにしておくと楽です。

後ハメ加工

左からアンテナ、頭部パーツ前側(白)、顔パーツ(赤)、頭部パーツ後側(白)

頭部パーツの内側を削る
頭部パーツの合わせ目を消しても、顔パーツの出し入れが出来るように
前側の頭部パーツの内側の突起をデザインナイフで削っていきます。

加工前

顔部分の赤いパーツの上部分をU字型に加工する
後ろに出ているダボをすべて取り、U字型に削ります。
結構、思い切りよく。
前後合わせた白い頭部パーツに赤い顔パーツが出し入れできるように、
頭部内側を微調整します。

加工後

後からパーツをはめ込めるようになる
塗装後でも、顔パーツを下からはめ込めるようになりました。

矢印の方向から顔パーツの出し入れができる

パーツを接着する


貼り合わせる頭部パーツ、TAMIYAセメント

プラモデル専用の接着剤、プラセメント

接着はプラモデル専用のプラセメント(スチロール系接着剤)を使います。
この接着剤、プラスチック同士を溶かしてくっつけるんですね。
トロッしたスチロール樹脂の混ざった貼り合わせに適したタイプと、
樹脂分が混ざっていない、サラサラした流し込みに適したタイプのプラセメントがあります。
今回はトロッとしたタイプのプラセメントで貼り合わせます。

貼り合わせる両面にプラセメントを塗る

パーツの両面に接着剤を塗り、少し間をおいて2~3回繰り返します。
接着剤を塗ったパーツを慎重に合わせ、力強くしっかりパーツを押さえます。指が接着剤にふれないよう気をつけながら、ムニュっと。
1~3日かけてしっかり乾燥させます。
頭部パーツは小さく曲面なのでしませんでしたが、
乾燥させる時に貼り合わせたパーツを輪ゴムやクリップなどで固定させると良いらしい。キズがつかないよう工夫が必要です。

合わせ目を紙ヤスリできれいに

しっかり乾燥してから、600番の紙ヤスリでムニュッと接着した合わせ目を消していきます。力を入れすぎないように、余計な部分を削らないように。
白っぽくなったら、1000番の細かな目の紙ヤスリで仕上げ磨きします。
頭部、ふくらはぎ、腕、銃のつなぎ目の気になる部分を接着しました。

接着後、紙ヤスリで仕上げ中…

パテ埋め

Mr.ホワイトパテ
なぜか隙間が…

接着後、気になる隙間やパーツにキズができてしまったら、
プラモデル用のパテできれいに埋めることができます。

プラパテとは

プラモデル用のパテのことでラッカー系塗料の溶剤で溶くことができ、
プラパーツの表面にくっついて剥がれにくい。
パテにはシンナーが含まれていて、プラパーツの表面を若干溶かし
パテが剥がれにくくなる。なので、マスクと換気を十分に。

パテを塗る

今回は、Mr.ホワイトパテを使用。白っぽいベージュ色のパテです。
つまようじなどでパテを少しずつ取り、パーツの隙間部分に直接塗っていきます。
すぐ乾いて固くなってしまうので、少量を手早く押し付ける感じで。
他に、パテをMr.カラーうすめ液などで溶かして溶きパテを作り、塗りやすい濃度にしてから、面相筆などで塗っていく方法もあります。
パテを塗ったら、1~3日かけてしっかり乾燥させます。

紙ヤスリでパテを削る

しっかり乾燥したら600番の紙ヤスリで削ります。
パテが十分乾いてなかったり、パテが隙間にしっかり入ってなかったりなんて事も。実はパテがきれいに接着していなくて、何度もやり直しました。

両腕(左)、銃(右) 苦戦の跡です…

パテは塗装することが前提です。
接着剤での合わせ目消しを丁寧にする事が、とても大事だなあと痛感。パテの出番は最小限にとどめた方が良さそうです。
まずは、ムニュッとしっかり接着と心得ました。
時間がかかってしまいましたが、次は塗装の準備にかかります。

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