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クソ☆リプ夫とパパ☆カツ子の死闘!クッキーバトル


呪☆note2周年記念製作

 舞台は絶滅5年、令和の次の次の元号である…

パパ☆カツ子「今日もおぢさんに貢いでもらっちゃったァ〜キャハ☆」

この阿婆擦れパツキン女はパパ☆カツ子、名前の通りパパ活で生計を立てている売女だ。
今日もせっせと自撮り写真と貢物をSNSで投稿する。

パパ☆カツ子「早くオタクくんからのバッシングこないかな〜どーせ収入では勝ってるんだしw」
数十分後、カツ子のリプライには予想通りオタクが現れたが目に余る奴が一人いた。
クソ☆リプ夫「ババアになったら孤独死じゃんwせいぜい今のうちに経済回しとけよガイジ女w」
「それと梅毒放っといて死んどけwハナモゲラな自撮り待ってるからよw」

パパ☆カツ子は通報&ブロックする前になんとなくクソ☆リプ夫が気になってホームを開いた
「クソスタグラム追放されたw」のbioを見る限り、とんでもなくヤバい奴だと思ったがネットリテラシーが無いのかメディアには名前入りのジャージが乗っかっていた。

公所利府夫、思い出した。こいつはかつて高校の時に同級生でオタク男子を主犯に乗っかっていじめていた金のないスネ夫みたいな奴みたいなやつだった。からかってやるか、パパ☆カツ子はそいつにいたずら半分に「自分が貧困だからって妬みはどうかと思うよ利府夫くん☆」とリプした

その直後、DMが来た。
クソ☆リプ夫「消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ消せ」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
これには流石のカツ子もドン引き、しかし昔の級友をこうもコケにする機会もないと思ったカツ子は返事を送った。

「公所利府夫 34歳 馬鹿杉高校 留年 カス県ゴミ市アホ区…」
「思い出した!馬鹿見てぇに加工してるから分かんなかったけどおめぇ馬場勝子か!いつも女子グループでゴミみたいな目で見てたの覚えてるかんな!」
バレたか、つーか自撮りは盛ってねぇし整形だっつーのと勝子は頭の中で悪態をついた。

「てかクソリプ趣味なんだwきしょきしょの実の全身きしょきしょ人間じゃんwリプ欄見たけどダサいねーw」
「俺は無敵の人間だ、住所知ってるし殺しに行く」
まさかの殺害予告にカツ子はビビった。

カツ子がマンションの鍵を締めて震えているとリプ夫はまさかのベランダからの侵入で姿を表した。
リプ夫の相変わらずのブサイク面を見てカツ子は爆笑した。それがリプ夫の逆鱗に触れたのかすぐにハンマーを振り下ろそうとしたその時、隣のおっさんがリプ夫の手をへし折った。リプ夫の右手はありえない方向で曲がった。

「ぎゃあああああ!!!!何すんだこのジジイ!お前も、お前もだ!」
リプ夫はハンマーの持ち手を左手に切り替えるがおっさんはまたもありえない方向に手を曲げた。
「な、なんなんだよテメェ…この阿婆擦れの太客か何かか?」
「違うわ!むしろ隣人の馬場には迷惑かけられてる身だこの馬鹿野郎がーーーー!」
おっさんは怒鳴る。このおっさんはジャッジ☆仕切り屋、本名であり名前の通り勝負させたがるイカれたジジイだ。

ジャッジ☆仕切り屋「この馬鹿女がうるさいからピッキングして文句たれようと思ったら先客がいるだなんてな…てかお前の方が客くせぇんだけど…ブサイクだし」ガミガミ
パパ☆カツ子とクソ☆リプ夫は正座させながらジャッジ☆仕切り屋に叱られていた。
「どっちが悪いのかも分からんしこの勝負、ワシに預からせろ」
((なんで?))
「勝負はクッキー作り!日程はブ男の両腕が治ってからだ!」

 6ヶ月後、レンタルキッチンに連行された二人はジャッジ☆仕切り屋の話を聞くしかなかった。
「ワシを満足させるクッキー食べさせた奴が勝ち!負けたら殺す!」
((なんで?))
「ワシは学生時代、クッキーモンスターと呼ばれるぐらいクッキーが大好きだったし全国、いや世界のクッキーを食べ尽くした。だからクッキー対決だ」
クソ☆リプ夫「いやクッキー好きなら普通に取り寄せろよ…」
「黙って聞け!そんなワシも他人が作ったクッキーだけはこの世にない、だからこの機会に他人手作りクッキーを食べたくなったからやるだけだ!不味いもん食わせた時点で殺す!」
もうめちゃくちゃだ、二人の考えは一致していた。

「じゃあ腕☆折れ夫!お前が先行!」
「なんでなんだよ!てか俺はクソ☆リプ夫!」
「名前なんかどうでもええわ!ウリ☆マン子は今ネイルを落としてるから後!化粧クセェクッキーは食べたくねぇ!」
「料理モノって先行が負けるパターンがあるから気をつけてねぇん♥」
パパ☆カツ子に料理経験は皆無だったが余裕の表情でネイルを落としていた。
「黙れこの阿婆擦れ!これでも俺はクレカおばさんのリボ払いクッキー屋でバイトしてたことがあるからな!」
「…何?その変な店」
「ホントだわ、ただしその店常連だからその味まんまで作ったら殺すからな!」

クソ☆リプ夫のターン、流石クッキー屋でバイトしていただけはある。手付きはいいがジャッジ☆仕切り屋のプレッシャーのせいでいまいち調子が出せていなかった。
「ほれアレンジ頑張んねぇとまた腕おっぞ!次は粉砕骨折させてやる!」
ジャッジ☆仕切り屋は街の狩人のような馬鹿みたいにデカイハンマーを持って待機していた。
「…なんでシティーハンターみたいなハンマーなんですか」
「なんじゃそれ知らん、ドン☆キで売ってたから買っただけ。マジで重いし使い勝手悪いが今日のためにだけでも買ってよかったわ」
…この親父、頭がおかしい。というのもジャッジ☆仕切り屋は前科10犯なのにも関わらず精神的な問題で未だにシャバにいる奴だからだ。

クソ☆リプ夫「出来た!おいジジイ、食ってみろよ」
「どれどれ…うーん、味はあの店っぽいけどこれは、ハッ!あの二度と作らないと公式まで言われた幻のカオスクッキーじゃないか…ワシはこれ好きだったんだけど不評過ぎたあの味…やるな腕☆折れ夫…」
「あんとき嫌ってほど作らされたからな」
カオスクッキーとは当時人気だったAK47とクレカおばさんのリボ払いクッキーでコラボして作った銃弾型のアイスボックスクッキーだ。
これに多量の鉄分を加えたど素人極まりないメニューでファンは泣きながら特典の為に泣きながら食べた上に道端に吐く不届き者が多いが為にクレカおばさん公式に謝罪すらさせた問題作だった。
「しかし腕☆折れ夫、なんでワシがこれが好きだと分かったんだ?」
「あんたのシャツだよ」
ジャッジ☆仕切り屋の今日のシャツはヨレヨレのAK47のだった。しかもカオスクッキー事件時代にセンターだった後田比恵子のフルグラ。
「うまいけど店の味作ったから小指粉砕骨折で許してやる」
ジャッジ☆仕切り屋がクソ☆リプ夫の小指をあのハンマーで器用に砕いた。
「ぎゃああああああ!!!!またこのパターンかよ!」
「クッキーを作るのに小指はいらんだろ、さて次はウリ☆マン子の番じゃ」

「馬場…てめぇ見た所クッキー作ったことなさそうだしこの勝負は、クソ痛ぇ、俺の…勝ちだな」
その時、おじさんが乱入してきた。
ヤク☆やる瀬「おまたせパパ☆カツ子ちゃん、頼まれたもの買ってきたよ」
パパ☆カツ子「わーい、ありがとねヤクさん♥」
「いいんだよこれぐらい、それより今夜は俺の相手してくれるよな…?」
「もっちろん!」
変なおっさんは紙袋とデカいトランクを渡すと早々と出ていった。
クソ☆リプ夫「は?なんで既製品なんだよテメェ、舐めてんのか?イテテ…」
パパ☆カツ子「ふふん、これ高かったんだよ。それにぃ…」

回想
ジャッジ☆仕切り屋『ワシを満足させるクッキー食べさせた奴が勝ち!』

「“食べさせたら“だよね?おじさん♥」
「そういえば作れとは言ってなかった…」
「それで納得すんな!ボケジジイ!」
「まぁそれに関してはワシの責任だ。ただしウリ☆マン子、既製品のクッキーなど腐る程食ってきた…食べたことある商品を出した瞬間に殺してやるぞ」
変に責任感は強いがジャッジ☆仕切り屋の武器はシティーハンターのあのハンマーではなくショットガンに切り替わっていた。しかしパパ☆カツ子の表情は相変わらず余裕があった。

「じゃあいいよ、開けてみて」
ジャッジ☆仕切り屋は素直に袋を開ける、するとそこには何やら怪しげなクッキーが一つ入っていた。
「な、なんじゃこれは…」
「ふふーん、流石にこれ食べたことないでしょ。食べてみて♥それ6千円もしたんだから」
クソ☆リプ夫「たった1枚で!?俺にも見せろ!」
それには『エディマーフィークッキー』と書いてあった。
「ほう…これは確かに食べたことがないな、頂くか」
「あ、それは一気に食べたらよくないよ、まずはちょっと食べてみて…」
「何!?クッキーの癖に全部喰えんのか!?」
「あとで分かるよ」

「なんか味は普通に食える奴だな」
「まーまー。それで1時間ぐらい待ってて、本領発揮するのはこれからだから…」
「お前何買ったんだよ…」
「どうせだからあんたも食ってみな」
パパ☆カツ子は先程のおじさんから同時に貰ったトランクを開けるとスマホとイヤホンと圧縮された布団と水を出すとジャッジ☆仕切り屋とクソ☆リプ夫を寝かせた。
「好きな曲聞きなよ、楽しくなる。それと水は飲んだほうがいいよ」
二人は現状とクッキーとの関係性に疑問を持ったが良くしてもらって気が悪くないので素直に動画見た。
「あーやっぱSOLD OUT好きだわぁ〜」グビグビ
「再結成してくんないかな…」 

1時間半後、二人は動物の交尾を見て感動していた。
「なんでこんなに自然は試練を与えるのか…」ポロポロ
クソ☆リプ夫「なんだこりゃ…ひでぇよぉ…」ヒグッヒグッ

ジャッジ☆仕切り屋「うぅ、お前さん何を食わせた…?」
パパ☆カツ子「THC入りだけど何か❤」
「この勝負…パパ☆カツ子の勝ち!」
「キャハ☆ざまぁw」
クソ☆リプ夫「い、違法成分入りので勝って嬉しいのかよこの阿婆擦れ薬中女が…」
「勝てばよかろう、だよ❤何とでもいいな❤」

警察「貴様ら逮捕する!」
3人「な、なんで警察が…」
「ヤク☆やる瀬が自白したんだ、証拠もある!」
ジャッジ☆仕切り屋「ま、待て。わしはこの女に食わされただけで…」
警察「お前よく見たら前科持ちじゃねぇか、はい11時45分全員逮捕!」

それ以降、3人の行方は不明になった。


あとがき
予告して寝かせてた小説を2周年の日の為に無理やり完結させた感がすごいある。


俺もお前もおしまい

高いよ