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【ネタバレ注意!】初心者ガンダム女子による劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』鑑賞記録!

インターン中のアズです、みなさんこんにちは〜!年が明け2024年が始まったと思いきや、もう2月になってしまいました。しかしこの1ヶ月のうちに、『ゴールデンカムイ』実写版、『名探偵コナン』TVシリーズ特別編集版などをはじめ、新しく公開されたアニメ関連映画が盛りだくさんです!中でもずっと楽しみにしていたのが『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』です!!『水星の魔女』放送終了後から、この日のために『SEED』『SEED DESTINY』をコツコツ予習し、公開2日目に万全な状態で映画館に足を運ぶことができました!結果から言うと大満足でした!まだまだガンダム入門したての私ですが、この思いをここで長々と綴らせていただきます!

※本編ネタバレが含まれますので、閲覧の際にはご注意お願いいたします。


1.ファン待望の劇場版公開!!

INTRODUCTION
C.E.75、戦いはまだ続いていた。
独立運動、ブルーコスモスによる侵攻……
事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする
世界平和監視機構・コンパスが創設され、
キラたちはその一員として各地の戦闘に介入する。
そんな折、新興国・ファウンデーション王国から、
ブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案される。

※『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公式サイトより

『SEED DESTINY』続編劇場版の制作発表が2006年にされてから、なんと約18年の時を経て本作『SEED FREEDOM』が公開されました。おそらくシリーズ全てをリアルタイムで見ていたファンからすれば、やっとか!!という思いだったのではないでしょうか。実際私も劇場に足を運んだのですが、久しぶりにほぼ満席状態の映画館を目の当たりにして「こんなにたくさんのファンがずっと待っていたのか…」と改めてSEEDシリーズの人気さを痛感しました。また公開10日で興行収入は19.6億円、観客動員数は120万人を超え、「機動戦士ガンダム」シリーズ最高の大ヒットを記録しています!恐るべし!

舞台は『SEED DISTENY』メサイア攻防戦から1年後のC.E.75。故・デュランダル前議長の掲げた“デスティニー・プラン”崩壊後も争いは未だ絶えず、混乱した世界は続いていました。この事態を鎮静すべく、キラ・ヤマト、シン・アスカをはじめとするメンバーを中心に、ラクス・クラインを総裁とした世界平和監視機構(コンパス)が創設されました。ざっくり説明すると、争いの絶えない世界での強制的な平和監視活動行う組織となっています。このコンパスが新興国家ファウンデーションの要請を受け、ブルーコスモス本拠地への合同作戦を実行します。しかしファウンデーションにはある企みがあり、またも世界、そしてコンパスは大きな戦いに巻き込まれていきます。

SEEDシリーズ公開からかなりの年月が経っているというのもあるのですが、やはり映像美がすごかったです!本作では戦闘シーンなど3Dアニメーションが多く使われているのですが、これまで私がちゃんと認識できていなかったスーパーコーディネーター・キラをはじめとするシンやアスランの戦闘能力の高さを映像でしっかりと確認できました!戦闘中の動きが敵と全然違いますね、さすがです…。ここでさらに良いのが、3Dだけでなく従来の2D戦闘シーンもしっかりと作ってくださっていて、どちらでも迫力のMSバトルを楽しませてくれます!また主題歌や挿入歌をお馴染みのT.M.Revolution、私の大好き「あんなに一緒だったのに」を歌うSee-Sawが担当しています! 劇中に楽曲が流れ出した時はテンション爆上がりです。現在YouTube公式チャンネルにて主題歌「FREEDOM」が最高に輝く本編冒頭映像が公開されていますので、ぜひこの迫力とカッコよさを味わって頂きたいです!!

2.MSの変化と新機体登場に驚愕…カッコ良すぎる!?

ガンダム新作のお楽しみといえば、もちろんMSですよね!SEEDシリーズは“21世紀のファーストガンダム”をコンセプトにしているだけあって、機体デザインも宇宙世紀に近いため馴染みやすく、なんといってもカッコよくて人気の機体が多いんですよね〜!2018年にNHKが行った「全ガンダム大投票40th」のMS部門では、ベスト5以内にSEEDシリーズのMSが2機もランクインしています。さて『SEED FREEDOM』に登場した機体ですが、特に最終戦で登場したMSはどれも性能がとんでもなく上がっていて、もはやこのMSたちだけで宇宙制覇できるのではないかと思ってしまうほどの最強っぷりでした(笑)。全部語りたいところですが、いくつかに絞ってご紹介します!

1.マイティーストライクフリーダムガンダム

まずキラが乗る「ストライクフリーダムガンダム弐式」が「プラウドディフェンダー」を装備した「マイティーストライクフリーダムガンダム」。マルチロックもすごかったのですが、額から放出されるビームは巨大な要塞「メサイア」を破壊するほどの大火力。いくらエネルギーを大量消費するといっても、1機体で出来てしまっては逆に世界の平和が脅かされるのではないかと思えてしまいます…(笑)。また劇中で描かれるマイティーストライクフリーガンダムは、まさに“神”のような風格でした!色々と超越しています!

”マイティーストライクフリーダムガンダム”
※『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公式サイトより画像引用

2.アカツキ

2つ目はムウ・ラ・フラガの乗る「アカツキ」です。黄金に輝く、「百式」を彷彿とさせるゴージャスかつかっこいい機体ですね!今回追加装備として装甲にビームを跳ね返す特殊なコーティング「ヤタノカガミ」が施されているのですが、なんとその防御力というのが、コロニーすらも分断したレクイエムを跳ね返すというぶっ飛び性能。正直この機体性能が1番と言っていいほど強過ぎたのではないでしょうか…「不可能を可能にする」って言いたすぎるだけじゃん!と思わずツッコんでしまいそうでした。でもムウさんだからまあいいか。

”アカツキ”
※『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公式サイトより画像引用

3.ズゴック(インフィニットジャスティスガンダム弐式)

そして最後はアスラン・ザラの乗る「インフィニットジャスティスガンダム弐式」です。リフター、そしてツノにまで追加されたビーム装備で殺意マシマシ近接戦格闘ゴリゴリ機体になっていました。そこも注目ですが、「そんなことより」と言ってしまうくらいインパクトの強過ぎた登場シーンが問題でした。なんとズゴックの中から登場するというまさかのサプライズ。着ぐるみとしてのズゴックだったのですが、流石に『SEED FREEDOM』を見に来た劇場でズゴックに登場されたので、全員無言ではあるのですが会場のざわつきが確実に感じられました。というかみんな確実に笑っていたのが周りを見ずとも分かりました(笑)。公式の説明にある「メガ粒子砲などの武装も備え」って何事〜〜!?世界線を超越しすぎていてもうよくわからないです(笑)。ということで、今回の劇中MSで全てを持って行ったMVPがズゴック(インジャ弐式)でした!!

”ズゴック”
※『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公式サイトより画像引用

他にもニコルのブリッツ要素が追加された、イザークが乗る「デュエルブリッツガンダム」にはグッとくるものがありましたし、ディアッカの乗る「ライトニングバスターガンダム」も登場!なんと2機とも核エンジン搭載で帰ってきたんです(笑)!バスター推しの私にとって劇場で再びその姿を拝めて感激でした!!

3.宇宙世紀のオマージュ、『SEED』『SEED DIST ENY』の懐かしさ、そしてSEED屈指のネタキャラ(?)が輝く!

SEEDシリーズといえば、数々の『ガンダムファースト』『ガンダムZ』のオマージュがあることで有名ですよね。もちろん今回の『SEED FREEDOM』でもありました!そして『SEED』や『SEED DISTENY』で登場したキャラクターの出演やそれを踏まえたセリフなど、懐かしさのオンパレードでした!

宇宙世紀オマージュの部分で私が特にお気に入りだったのは、ズゴック登場はもちろんなのですが、アスランによるキラへの”修正シーン”です(笑)。

※GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイトより画像引用

軍人としての下積みが全くないキラではありますが、全くアスランに敵わず「これでもか」と言わんばかりにボコボコにされてしまいます。ついでに止めに入ったシンもしっかりやられていて、可愛らしかったです(笑)。また、『SEED』『SEED DISTENY』を彷彿とさせるシーンも数多くありました!例えば、

  • シンまさかの再ラッキースケベ(マリュー&ムウとの差がなお良し)

  • サイ、カズイと言った懐かしのキャラの登場

  • マリューさんの口から「バジルール戦術」の発言

  • オーブ軍のトダカ一佐仕込み「百発百外し」攻撃

  • ノイマンの圧倒的操縦術

など、劇中で次から次へと仕込まれたオマージュネタ、懐かしネタが出てきて、もう本当にお腹いっぱい大満足といった気持ちになれました!亡くなってしまったキャラクターに関連するものであると、グッとくるものがあり尚更よかったです〜〜。

そして、本作の目玉は言わずもがなアスラン・ザラでした。完全に吹っ切れた、そして迷いのない主人公でしたね。裏切らないという裏切りをされた感じがしました。険しい表情をしてコックピットに乗るアスランが移ったと思えば、乗っているのはズゴックだし、キラをボコボコにした修正中にも「俺の知っているラクスはそんなんじゃないぞ」と元彼ムーブをかましてくるし、人の心を読めるブラックナイツに対しカガリのハレンチな姿を想像して心理戦で撃墜するなど、完全に遊ばれていました(笑)。しかしそれも全部含めて輝いていました!アスラン最高!

4.絶対に見てほしい!大満足の劇場版!

ざっくりまとめれば、色んな意味で結構攻めた内容の劇場版ではあると思います。SEEDシリーズ好きであれば必ず楽しんで満足できる作品です!私のガンダム知識はまだまだなので、宇宙世紀や他のアナザー作品を楽しんでからも、もう一度観に行こうと思います!入場特典も短編小説、設定解説冊子、コマフィルムなど週替わりで様々なものが用意されていますので、狙ってみてもいいかもしれません。現在も全国の映画館で上映中ですので、ぜひ劇場に足を運んでダイナミックな映像のガンダムを楽しんでいただきたいです!

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株式会社キックファクトリー


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