ゆうじんぐのテキトーでいいとも ~ vol.6 『どうでもいい話~健診③今度は検尿ブルース~』~

健康診断シリーズ。別名「汚い3部作」の最終回。

前回、前々回と、検便のドタバタ話を書いて、健診の当日の朝、廊下のぞうきんがけをしたり運動して、遅刻しそうになってまで粘ったが、アウトプットできずに、2本中1本しか検便が採れずに無念の出発となったところまで書いた。

では、健診当日、結局どうなったのか?

まず、遅刻ギリギリに来たら、すごい受付が混み合っていて、コロナ禍だから、一定の距離を取らねばならず、なんと建物の外まで並ぶ状態に。9:00~9:30の受付で、9:28に到着したんだけど、待ち時間だけで20分くらいあり、9:50頃にようやく受付できた。

おそるおそる、受付の職員さんに「検便が1つしか採れなくて…」とドキドキしながら言ったら、「あ、じゃあ1本分の検査になりますね」とあっさり言われ、手続きを終えた。

あれ?別に1本でも、検査の精度が落ちるのかもしれないけど、検査できないわけじゃないんだね。そりゃそうか。てっきり再検査ならぬ「再検便」になると思っていたので、あっさり通過できちゃって、拍子抜け。肩の力が抜けた。

それで、トイレに行ったのね。もうおしっこが漏れそうで漏れそうで。朝からひたすらお白湯を飲んでいて、5~6回は小便をしていたんだけど、僕は頻尿で何回でも出てしまうので、受付待ちの20分の間にまた行きたくなってしまったので。

で、小便も終えてすっきりして、待機スペースで名前を呼ばれるのを待ってたの。もう、リラックスして雑誌を読みながら。

「ゆうじんぐさーん」(とは呼ばれない笑)
僕の実名を呼ばれて(あたりまえや!)、最初は何の検査だろうと思ったら、職員さんから渡されたのは紙コップ。

「では、尿検査が一番最初です」

えええええええーーーーーーー!!????????

今、出した!
今、出し終えてすっきりした。
どうしよう、すごいすっきりしている僕のぼうこう。。

猛烈な後悔の念が襲ってきた。朝から検便のことで頭がいっぱいで、小便のことは頭になかった。思い返せば、健康診断で検尿しないわけがない。ぬかったぜ。

あ!でも、僕のカバンの中には水筒があった!あの中にお白湯が入っている。
検便を健診センターで採ることも想定して、排便を促すために飲み物を持ってきたのだ。あれ、飲んだらおしっこが出るかも!!

紙コップを渡してくれた女性職員におずおずと問い合わせる。

「あのー、、、実はさっき間違って、…してしまったばっかりで、、、」
「あ、じゃあどうしましょう?問診の後に最後の方にしますか?」
「あ、いえ、持参した水筒にお白湯が入っているんですが、飲んでもいいでしょうか?」
「え!?…でも、今は出ないですよね?」
「あ、いや、いけるかもしれません」
「え!?そんなにすぐに出ないですよね?」
「うーん、わからないんですけど、飲んでみていいですか?」

僕の頻尿っぷりを知らないこの方は、普通の常識で僕を測っている。
しかし、僕の頻尿っぷりを知っている僕自身は、結構自信があった。

何かを飲めば、たぶん出る(笑)。それに、「トイレの魔力」というのもあって、便器に座ったり、立ち便器の前に立ったり、「今からしますよ」という環境に置かれると、僕はそんなにしたいと思っていなかったときも出たりする。

不思議そうな女性職員さんからOKをもらい、更衣室のロッカーから水筒を出して、お白湯を飲んだ。飲み切った。さぁ、どうなるか?トイレに行こう。

立ち便器の前に立ったが、さすがにすぐには出ない。僕のぼうこうはまだ、すっきりしている。まだかかるか…

朝から大きいお兄さん(大便)のことばかり考えて、小さい弟(小便)のことを忘れていた。小さい弟は何でもアピールしてきてた。そして小さい弟がスネてしまった(「へそを曲げた」って言うっけ?新潟だと「鼻を曲げた」って表現するよね)。そんな状況だろうか。例えるならば。

でも、ここであきらめてしまっては、「頻尿」の名がすたる。(すたっていいから、それ)
僕は、頻尿の自分を信じ、ひたすら待ち続けることにした。もう、ぼうこうにも話しかけるからね。

僕はぼうこうをなだめて、小さい弟に「よしよし、いい子だ。出ておいで」と声をかけてやった。大丈夫、いつもあんなに出るんだもの、という確信があった。

その間にも、トイレに採尿に来た周りの受診者の男性が、1人、また1人と採尿を無事に終えて次に進んでいく。

いいなぁ。でも、「ちょっと分けてください」ってわけにもいかないし。

待つこと5~6分、何だか、小さい弟が帰って来た!帰宅したぞ、コレ!家出してた小さい弟が帰って来た。さすが、頻尿をなめてもらっちゃ困る。すぐ帰ってくるんだ。

そう、職場が障害者施設で、異動前の勤務では、トイレ介助をすることも多かったけど、僕は自分自身がトイレに行きたすぎて、本当にトイレ介助しながら「俺もトイレ行きてぇ~」とよく思ってた。日中の勤務中に、1日6回くらいはトイレ行きたかったからね…

小さい弟は、おずおずと「ただいま」という感じだけど、まだ家の入口から中に入ろうとしない。優しく「朝からたくさんアピールしてたのに悪かったな。もう、大丈夫だから」と諭(さと)して、やっと無事に帰宅した。

ということで、量は若干ギリギリ不足だったけど、無事に10分で採尿できた。紙コップを渡してくれた女性職員さんに「終わりました」と報告するときの僕が少し意気揚々としていたのは気のせいではないだろう。

これまでは頻尿で困ったり、「あー、やだなー」と思う機会の方が多かったんだけど、今回は頻尿でよかった、と自分の体質に感謝した、珍しい貴重な体験となった。


あー、こんなにたくさんくだらないことを書いてしまった^^;

しかも、微妙にもう1ネタあったなー。健診で。オマケにもう1つ、次回に続こうか。
汚い3部作は、もう終わりで。でも、健診のこぼれ話をもう1つ書こう。

以上、大変失礼しましたーm(_ _)m


最後に、読んでくださった皆様へ。

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございます。
よかったら、僕が毎回「問い」を投げかけるので、自分に答えてみてください。答えてるうちに、何かが起こるかも(^^)v♪

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●今日の問い

~問6~ 
あなたの「人と違う体質」はありますか?(もしあれば、それとどんなふうに付き合っていますか?)

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今日も、ここまで読んでくれてありがとう^ ^
読んでくれたあなたが大好きです^^

今日も素敵な1日を~(^^)v♪

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