他人が大事にしている物を壊す夢

なんだか、他人が大事にしている物を壊す夢を見ていた気がする。
自分が大事にしていた物を壊されたことに対する報復だったらしい。

それは物品だったのか、信頼関係のような目に見えないものだったのか、もう何も覚えていないけれど、怒りと悲しみの感情だけが、目が覚めてからも残っていた。

他人に対する怒りや憎しみ、喜びや好意の発達と統合は、親との間で方向付けられた後、学校のような集団生活のなかで揉まれ、規定されていく。
しかしその多くは、教師や他の大人の目が届かない場面で発生しているはず。
これをどう把握して、必要な時に介入を行うか。

人は自身で勝手に育つ、と言って済まされるような軽いことではないはずだ。
(2024.5.18)

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