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脳内バフと戦う女

躁鬱って、なんだ?

バチクソ該当しているくせに、一生言ってる。これ。
マジで意味がわからん。

人間に、「二重人格」という概念はないのだと、どこかで知った。
自分と、もうひとり、ということはなくて、
自分と、もうふたり、ならあり得る事象らしい。

けど、躁鬱の、いわゆる「躁」のときは、自分がふたりいると思う。

天上天下唯我独尊、俺が最強ナンバーワン!
……は、流石にないけど。
本当に今なら、なんでもできるというか、なんでもやれるような気がするのだ。

実際、仕事の進捗はマジで段違い。すごい捗る。昨日の晩飯に神絵師の右腕食った?みたいな感じ。オタクにしか伝わらないかも(ド偏見)
絵を描く仕事じゃないけど、本当に、その仕事をしてる人の体組織の一部を取り込んで、速攻自分の力にできているみたいな、そのくらいの効力が出ている。いや効力も何も、もとから何もないんだけど。
ただ、おぞましいまでのバフがかかっているだけ。

で、職場だと鬼働けるんだけど、家に帰ると充電切れて死ぬ。
本当に何にもできない。「何にもできない日」の比じゃないくらい何もできない。すごい。潔いまでに何もできない。
昨日なんか、冷蔵庫にも冷凍庫にも、食べ物がなかった。白飯も炊けてなくて、20時半から飯炊いて、22時に晩飯食った。
食っただけ偉いのかもしれない。

自己見解としては、まあ、職場でバリバリ働いたから、ただ単に疲れているのだと思うが。
けど、謎バフは本当にいただけない。
本来の力でないところを、どこかから持ってきているのだから。

一体どこから?
それが、「躁」ってことなんだろうか?

鬱の反動はすぐわかる、と同時に、躁の時期もよくわかる。
躁と鬱の間で生きていけたら楽なのにね。

……みたいな、躁バフがかかっている自分を、冷静に見る自分が、もうひとりの自分だ。
躁バフの時期だからって、極度に散財したりすることはない。
その冷静な自分が、どこかでしっかり手綱を握っていてくれると信じている。

そんなこんなで、バフ期に入ってもう一週間くらい経った。
そろそろ肩の凝りが本格的になってきて、偏頭痛がひどいから、バフ期は早く過ぎ去ってほしい。
今日もめちゃくちゃ偉かったな〜、頑張ったな〜
世の中の頑張ってる人間、偉すぎる。おつかれさまです。
自分も下手したらいっちゃん偉かったかもしれん。

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