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ハロイベで推しが死んだ

こんにちは、キバクです。

今回は長い愚痴なので、暇で、かつ何でも許せる方のみ
お読みください。

推しが死んだ

私は現在ツイステにハマっていますが、10月29日現在、ツイステではハロウィーンイベントが開催されています。

私はオクタヴィネル寮がとても好きで、彼らがいかにとてつもないキャラクター崩壊を起こしたか、一応記録に残そうかなと思い、記事にしています。

別に妄想乙とか、今までが夢見すぎとか、嫌ならやめろとか
言われ慣れているし、そう思う方はスルーしてください。
読まないでください。

少なくとも自分はできる限り真剣に、真面目にキャラクターのパーソナルと向き合って、人物像を確かめるように常にコンテンツを摂取しています。
論拠がない事を主張している気はありません。

今回はあまりにもひどくて、幾らでも文句が出そうです。


公式が公式の内容を守れていない

今回のハロウィーンイベントで何があったかと言えば
キャラクターの言動がおかしなことになってしまっていたので
本当に思考が停止しました。

これまでに公式で示されてきたキャラクター性の
全てを裏切っている。
私個人の解釈ならともかく、過去に公式内で書かれたテキスト全て
そのまままるまる全部、全て、全てを否定している。

強烈な逆輸入のみで構成された虚無イベントでした。

フロイド・リーチは
単なる”少し怖いだけの優しい男子高校生”か?

ハロイベ第1章でも少々話題になった事ですが
フロイドの口調がおかしい
何がおかしいのかと言えば、フロイドが推しであれば感じ取ることが出来る程度の微妙なものではありましたが。
この違和感は多くの人が感じた事でしょう。

そもそも口調自体がおかしいわけではないのです。
では何が違和感を生んでいるのかというと、
フロイドにあの口調を出させるだけの動機が存在しないという事です。

今回のハロイベで、フロイドは監督生に向かって
「だろ?」
「だよな?」
といったセリフを投げかけてきます。

ですがフロイドのこれまでの振る舞いを見れば、この口調がいかにおかしなものなのかが理解できます。
「でしょ?」
「だよね?」
くらいが妥当なはずです。

「だろ」「だよな」という言葉をフロイドが使わないわけではありません。
しかしこれには明確な線引きがあります。
それは「脅し」が含まれるかどうかです。
フロイドは特にアズールから与えられた仕事などの場面では
こうした言葉を使うこともしばしばあります。

そして私の周りでもこの件のセリフを「脅し」と受け取る人は多く
私もフロイドが脅しのようなセリフを言っているとは思いますが

前提として、
監督生を脅す動機がフロイドに一つもないというのが大問題なのです。

ハロウィーンが楽しみだとして、自分の寮が報われたいというのは
フロイドのこれまでのキャラクター性と完全に食い違ってしまっています。
ハロウィンを楽しむことと自分の寮が評価されることは、まったくの別問題

フロイドのこれまでのストーリーやパソスト、設定資料集から、
フロイドがいかに”無欲”で、”予測不能”で、”幼い”のか
ここがフロイドというキャラクターの旨味であるというのは
火を見るよりも明らかです。

フロイドが何を魅力として人気が出ているかというと
幼くて可愛らしい言葉と、彼自身の持っている破滅的な倫理道徳
このちぐはぐさが不気味さを演出しており、ふわふわとして甘い喋り方をしながらも、「なにをしでかすか分からない」という恐怖感があります。

なにをしでかすか分からない部分は、どこから来ているか?
ここは私の解釈の話になってしまいますが、
フロイドの社会性の欠如にあると考えられます。

単なる”怖い”キャラクターであれば、こんなに戸惑いません。
単なる”可愛い子”であっても、こんなに戸惑わなかったと思います。

フロイドには社会性が存在しないのです。
他人に配慮をしない。

ストーリー全体でみられる、出会っただけで怯えられる部分と、
豆イベやゴスマリにおける協調性を完全に欠いた自己中心的行動の数々
ここからも、他者から見てフロイドという人間は、
「何を起こすか分からない」という恐怖を与えるキャラクターであると
そう考えられます。

そんなフロイドにも社会的行動を取れる場面は存在しますが
それはいつもジェイドかアズールに怒られる、という場面です。

社会性というのは、集団のために、他者のために努力をするという事です。
我慢をするという事です。フロイドは我慢が出来ないから恐れられている。

今回のハロイベでフロイドは何のために我慢をしているんですか?
ジェイドはフロイドを止めません。アズールも喧嘩自体は反対していない。
フロイドには我慢する理由がないのです。寮の為?
キャラクター性の根幹に関わる重要な性質描写を、
インスタ風刺の為だけの、こんなイベントで?


どんな理由があろうとも、軽く扱っていい描写ではありません。
フロイドには信念がない、欲も薄い。
だからこそ彼の気分次第で、だから何をするか分からなくて怖い。

”気分屋”という絶対に外してはならないフロイドのキャラクター性を
特別なきっかけもなく
「NRC生はみんなハロウィーンが大好き!」
というストーリー都合の魔法の言葉で捻じ曲げ、
ジェイドやアズールを差し置き、自分の寮の為に必死に自制をする。


寮生が必死にフロイドを庇うシーンでも、
フロイドが「だよなぁー!?」と同意するシーンがありますが
フロイドって自分、ジェイド、アズール以外に興味がありません。
他人の評価がどうでもいいキャラクターです
重要なので何回でも言いますけど、本当に何回も言いますけど、
社会性がないというのが、フロイドのアイデンティティなんですね。


クルーウェルに怒られるのだって、怒られるのが面倒なだけで
そもそも本人は反発するわけではなく、”萎える”のがこれまでです。
フロイドは怒られると気力を失うのです
怒りはしません。怒りの構造についてはジェイドの項目で説明しますが、
フロイドは無欲で、期待が何もありません。
怒られたところで、だから?って話なんです。

怒られている内容に対しては本当に関心がないんですね。
怒られている間の束縛時間が苦痛なのです。
真剣な言い訳をするキャラではありませんし。

頭抱えますよこんなの。
私が今まで見てきたフロイドに関する文章の数々
全部夢だったんですか?

フロイドが説明なく急に社会性を身につけてしまった。
こんなの特別でも何でもない、
単なるちょっと乱暴で怖く見えるけど実は優しい男子高校生じゃん。
ジェイドも選んで後悔するわ。


ジェイド・リーチは予測能力を失ったのか?

ジェイドってこんなに無能だったっけ?
あまりにも悲しくて、悲しくて、私はもう目の前が真っ暗になりました。

ジェイドが怒りを分かりやすく表現する瞬間というのは
非常に限られています。
分かりやすいのは飛行術ですね。
バルガスに話が通じないので怒っているのかな。
避けられない苦難に苦痛を感じているのだろうことが窺えます。
ジェイドが怒りを発露する瞬間はおそろしく少ないです。

怒りって、期待とセットになっているのですが。
期待と違う、とか予想と違う、とか
期待を裏切られる→怒りが湧く という構造です。

上記の事を踏まえると、
・ジェイドは怒りが少ない
→つまりは期待が薄い
→あるいは、予想範囲が広い

こういうキャラクターになっているんですね。

SSR寮服のパソストでも
常軌を逸した予測能力を見せてきます。

ヴィルがその場でムキになって、思いつきで命令を連発。
それもジェイドの出来ない事を探そうとして、です。
それを1つもこぼさずにすべてに対応しきっている。

もちろん他にも色々と理由はありますが、とにもかくにも
ジェイドというのは非常に深慮であるというのが明示されています。

ジェイドの嫌いなものは予定調和です。
そしてフロイドと一緒にいるのを楽しいと思っている。
予測不能の事態が好きなんですね。突発的なイベントが好きなのです。

今回のハロイベでジェイドがムッとして「非常識」と客を非難するシーン
もうワケが分からないです。面白がるならいざ知らず

ジェイドは社会性はありますが、意図的に反社会行動を取ります。
ゴスマリでもそうですが、本気を出せば恐らくクリアできる盤面で、
イデア(その他の生徒も)の命がかかわっているにもかかわらず
自分の好奇心で、致死性の毒を渡しています。
二重の意味で他人の命を蔑ろにしています

自分の好奇心の為に人が死ぬのを厭わないんですね。
モラルがないというか、常識はあるが、守ろうとしない節があります。

そんなジェイドが怒りを露わにするというのはですね、
期待を裏切られたという感情が発生したことになってしまう。
ジェイドの予測していない事態が起こったという事になるんですね。

それっておかしくない????????て思うのですよ。
ジェイドにこのマジカメモンスターなるものの存在が
予期できないってどういうこと???
と思うのです。

というのも
ジェイドってSNSに非常によく精通しています。
裏垢特定だってなんのその、インフルエンサーの情報もバッチリ確認
豆イベでもケイトを上回るリテラシーを発揮しています。
ケイトが気がついていることを
ジェイドが気付けないとは思えないです。


こんな今更風刺イベントにするほど?ってくらいペラペラなテーマで
他人に迷惑をかけてしまうモブたちに迷惑をかけられて
それに不快感をあらわにし、どころか適切な対処も放棄して
「フロイドに非はない」だなんて、
何もかもがこれまでのジェイドを裏切っています。

そもそもジェイドは期待が薄いので、(ほとんど予測済みゆえに)
フロイドに何をして欲しいという願望もないのです。
何か自分の予想や期待を裏切るような、特殊な行動が楽しみなだけ
フロイドの行動を制限しないのは当たり前なのです。
いちいち「非がない」なんて言わずとも、
元からジェイドにフロイドを止める理由なんてありません


あと何回も言うようですが
ジェイドが怒りを露わにするっていうのは
ジェイドの予測が立っておらず、納得できていないという状況で
かつそれに対処をできていないって
公式ではっきり示されている「スーパー秘書」の肩書を
完全に裏切っていやしませんか!?


アズール・アーシェングロットは
思考停止でもしているのか?

アズールの執着や原動力って、自分の権力強化なんですね。
なので基本的には大衆の味方なんですよ。支持されたいので。
自分の非になるような条件をすべて排除し、それを徹底するキャラです。

自分の過去を全て抹消したがるんです。
悪行を重ねていたわけでもなく、ただデブだったというその一点で
(見た目は彼の自己認識の問題と絡んでくるので複雑ではありますが)
どんな小さなことでも不安要素は一つも許さないし、排除するんですね。

リスクヘッジの徹底というのがアズールのアイデンティティなんですよ。
サイコロとかの件もそうですが、運要素もリスクです。
少しでも自分に不利に働く可能性がある部分なので。
だからアズールはサイコロの目まで操ろうと努力する。

今回のマジカメモンスターのせいで薬瓶割られるなんて、そんな
そんな単純なことにも対策しないっておかしくないかな……!?
て思ってしまうのです。

アズールにマジカメモンスターを予測しろというのは流石に言い過ぎですが
こういった非常識一般客が現れて対処しきれなくても
それでも被害が出ないように、ある程度手を打つというのが
アズールというキャラクターを解釈したうえでも妥当な線
だと思います。
アズールは相手に合わせて先回りするような動きをするわけではないです。
それはジェイドのやり口で、

アズールのやり方というのは、まさしく”リスクヘッジ”で
リスクヘッジ=もしもの事態に備えて被害を最小限に抑える
というのがアズールのやり方です。

何かあっても言い訳が用意されており、逃げ道も用意されており
不測の事態に陥っても、大きな被害は出ないようになっています。
契約の取り方もそうですが、自分が有利で相手は不利、と徹底します。

怒られない、否定されない、というのがアズールの目指すところで。
先生に怒られるなんて可能性絶対にアズールが残すとは思えない。
アズールが何よりも重要視するのは、絶対的な優等生という信頼です。
教師に媚を売るというのが本人の口からもフロイドの口からも聞けます。

薬瓶に固執した説明になって申し訳ないですが、
言う事を聞かない客というのは誰だってある程度予想がつけられます
そんなの良いお客しかいないなら美術館だってなんだって、
監視員・警備員なんていらなくなってしまいます。
子どもだって来訪するイベントですよね????

言う事聞かない人間がいた程度で倒れるような棚はそのままなんですか?
絶対触れられないように強固なバリケードがあったって驚きませんよ。
アズールは誰もが気にしない小さな不安要素にすら必死になって努力をする
その一途な、常軌を逸した努力の面が可愛らしく、格好よく
アズールが人気なのって、そこを評価されているからなんじゃ……?


そのアズールが、クルーウェルに怒られて平然としているのも
理解が出来ない点の一つです

自身の株を取り返すために何か提案したっておかしくない。
相手に借りを作ったり、不審がられたりするのを放っておきません。

何ならクルーウェルが来る前でしたし、薬瓶のことくらい隠蔽しそうです。
アズールは自分の評価を落とすようなことをするキャラではありません。
3章でもクロウリーが困っていたのはその点です。
アズールは対外的に見て”悪い事”はしていないよう振る舞うのです。


まとめ

・フロイドが社会性を身につけている
→キャラの核心に関わる話をこんな薄っぺらイベントでやらないで……

・ジェイドの予測能力が皆無
→どう考えてもコレある程度予測できたし防げるような些事

・アズールが思考停止している
→優等生目指すのやめたのか?今までに比べて圧倒的に立ち回り下手


オクタの話ばかりしましたけど、普通に他のキャラも変です。
単に許せなかったし、
今までオクタはシナリオライターに贔屓をされていたので
キャラ崩壊の被害を逃れていました。

元々レオナなんかずっとキャラクター性なんてあってないようなもので、
ジャミルも相当ひどい無能ムーブが描写されていますね。
イデアも今回のハロイベでただの良心オタクで今までの陰キャムーブは…?

ほんの一例ですが、オクタがこんな大規模に
ここまで派手にキャラ崩壊しているのは初めての事だったので、
こうして記事にしようと思いました。

あと、別に全てが間違ってるとか、こうしろああしろと本気で言いたいわけではないのです。素晴らしい部分もありました。
単に解釈厨である自分の所感で、今までずっと精査してきたキャラクターと大きくかけ離れた言動があまりにも多く、驚いたので文字にしなければと思いました。

今回更新された情報がこれから法則性を持って、キャラクターの変化や成長として描かれていくとしても、
その提示が突然すぎるし、急であるし、やはり描写は不足し過ぎであると感じます。

なんにせよ、ソシャゲの性質としての仕方のない部分でもあります。
大衆ウケしやすいように、少しギャップがある、共感できる部分の多いキャラになるというのは、よくある改変ですし、それが商売だとも思います。

言っても仕方のない話だし、ライターさんも人間ですし(仕事だからキャラクター性云々以前に、これまで示されたテキストや資料集の内容くらいは踏襲して欲しいとも思いますが、まあ色々と事情もあることでしょう)
結局はつまらないお気持ちになってしまい、じゃあ黙ってろよという感じなのですが、
どうしても同じ気持ちの方に届いてほしいなあと思い、言葉にしました。

ですので、共感できない方には申し訳ないですし、捨て置いてください。

こんな愚痴にお付き合いいただきありがとうございます。

ここまで言っておいてなんですが、
楽しんでいる方に水を差すような事を言うのは良くないと思うので
楽しんでいる方にはそのままでいて欲しいです。
自分は楽しめないオタクでした。

おわり

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