SRアカウントに学ぶマオリ語講座
来る2022年、新たに開幕するジャパンラグビーリーグワン。
これはもちろん楽しみなんですが……
個人的には、ＳＲ(Super Rugby)の開幕をとても楽しみにしています！
新たにモアナパシフィカ、フィジアンドゥルアが参入し、Super Rugby Pacificとして新たに生まれ変わるＳＲ！
ワクワクしますね～！（もちろん日本でも放送してくれますよね…？）
私はＳＲを全力で楽しむために各チームのTwitterアカウントをフォローして情報収集しています。
…といっても英語は読めないので、投稿を見るときは"ツイートを翻訳"ボタンを即ポチリしてますｗ（Google翻訳さんいつもありがとう）
ところがですね、、、ニュージーランドのチームの投稿には時々翻訳できない単語があるんですね。それはなんでしょうか？
そうです、マオリ語です！（だってタイトルにも書いてるのだもの…）
ＳＲのニュージーランドチーム公式アカウントがよく使うマオリ語を覚えて、快適なTwitter自動翻訳ライフを送りましょう（←まず英語勉強しろｗ）っていうコンセプトの記事です。前置きが長くてすみません。
それでは早速、よく使われるマオリ語を紹介していきます。
whānau（ファーナウ）
Chiefs whānau, our 2022 Gallagher Chiefs squad is announced TOMORROW from 8am! Look out on our facebook page for a live video or sign up below to get it early 💪https://t.co/1rVhLmWIph#SuperRugbyPacific pic.twitter.com/2I86S2WVfF
— Gallagher Chiefs (@ChiefsRugby) November 20, 2021
これはめちゃめちゃ使われています。
“家族”を指す言葉ですが、もう少し広い意味の”仲間”を表すときにも使われます。日本語でファミリーと表現するのと同じ感覚ですね。
ＳＲアカウントでもチームメイトやファンのことをwhānauと表現していることがとても多いので、覚えておくとよいです。
↓もちろんリアル家族の場合もあります。
It’s a whānau thing#BluesAllDay #HURvBLU pic.twitter.com/d52V9ltQ7E
— The Blues (@BluesRugbyTeam) July 18, 2020
mahi（マヒ）
We talkin’ some HARD Mahi 😤✊#BluesAllDay #WeAreTheBlues pic.twitter.com/XwCPpKCv55
— The Blues (@BluesRugbyTeam) March 10, 2021
“仕事”という意味です。ＳＲアカウントでは練習やトレーニングのことを指していることが多いです。
下の例のように、試合中であれば選手達のプレーそのものを表している場合もあるようです。
Time for some serious Mahi.
— The Blues (@BluesRugbyTeam) April 16, 2021
Second 40 underway.#BluesAllDay #WeAreTheBlues #HIGvBLU pic.twitter.com/gbO966fEa9
Aotearoa（アオテアロア）
Round 1⃣ Here we go!#SuperRugbyAotearoa pic.twitter.com/UpHkjdPXmi
— Super Rugby NZ (@SuperRugbyNZ) June 10, 2020
これはもう皆さんご存じですね。"ニュージーランド"のことです。
ＳＲでは2020年にコロナウィルスの影響で、ニュージーランド国内チームのみで大会を開催することになりました。その時の大会名「SUPER RUGBY Aotearoa」に用いられたことで知った方も多いのではないでしょうか。
現在はニュージーランド全体のマオリ名として使用されていますが、本来は北島だけを指す言葉だったらしいです。
つまり、Aotearoa whānauで北島ファミリーということですね（誤）
wāhine（ワーヒネ）
From all across the 09, for the 09 ✊😤
— The Blues (@BluesRugbyTeam) November 4, 2021
Who’s backing our wāhine to take out @SuperRugbyNZ Aupiki!? 👏💙#WeAreTheBlues #BluesAllDay #SuperRugbyAupiki pic.twitter.com/kNoDqGKSYy
“女性”という意味です。
ニュージーランドではSuper Rugby Aupikiという女性選手の大会が新たに始まります。特にBLUES,CHIEFS,HURRICANESといった女性チームも持つＳＲアカウントではこの言葉が登場する機会も増えるんじゃないかと思います。Crusaders、Highlandersの両チームの地域をカバーする女性のオリジナルチームMatatūのアカウントも是非フォローしてください。
Inspired by Aoraki today we stand as proud kōhine and wāhine and begin a very special journey… to live the values of Matatū; As one, to remain steadfast with our heads held high, alert to take on any and every challenge head on. #SuperRugbyAupiki #InspiringWāhine pic.twitter.com/jlcn37lhAQ
— Matatū Rugby Club (@MatatuRugbyClub) October 12, 2021
MĀ PANGO MĀ WHERO（マァパンゴ マァウェロ）
https://t.co/32ewcXHULu
— Crusaders (@crusadersrugby) November 29, 2019
CRUSADERS | MĀ PANGO MĀ WHERO
We are excited to share with you all our unique Crusaders brand story which includes the introduction of our new logo inspired by our region (from the mountains to the sea) and....
こちらはクルセイダーズのチームコピーです。
直訳すると"黒と、赤と"みたいな意味ですが、ブランドイメージは上のツイートの動画から各々で感じ取ってください。（←無責任w）
黒と赤はマオリの伝統色でもあります。
その他にも色を表すマオリ語が登場する場合があるので、余裕があるなら覚えましょう。
黒：Pango
赤：Whero
白：Mā
黄：Kōwhai
緑：Kākāriki
青：Kikorangi
🔵(Kikorangi) = ⚫️(Pango)#MaoriAllBlacks #BluesAllDay pic.twitter.com/mr2Sment5o
— The Blues (@BluesRugbyTeam) July 2, 2019
kapa（カパ）
Nau mai, haere mai ki te kapa Matatū https://t.co/ZRvnZVl0aA
— Speight’s Highlanders (@Highlanders) October 12, 2021
"チーム"という意味です。どこかで聞き覚えがありますか？
All Blacksが披露するHAKAの一つKapa O Pangoの"kapa"です。"Pango"は上に書いた通り黒色ですので、Kapa O Pangoは黒のチームという意味なんですね。
Nau mai haere mai（ナウマイハエレマイ）
Nau mai haere mai ki te whānau Simon Parker 💪
— Gallagher Chiefs (@ChiefsRugby) August 3, 2020
Chief #329#ChiefsMana #ChiefsWhānau@WaikatoRugby @SuperRugbyNZ pic.twitter.com/W3yFrxqkZc
"ようこそいらっしゃい"という挨拶の言葉です。
haere maiとだけ言う場合もあります。
ＳＲアカウントでは上の例のように初キャップの選手の紹介や新加入選手の発表等で使われるケースが多いです。
Ngā mihi nui（ンガァミヒヌイ）
Ash,
— Speight’s Highlanders (@Highlanders) August 12, 2021
You’ve been a great Highlanders leader and warrior and we thank you for the many years you’ve been a part of this club.
We wish you and your whanau the best for the future.
Ngā mihi nui
Click here: https://t.co/5r6hS4NZHw pic.twitter.com/RvqezA3Hux
"ありがとう"という感謝を表す言葉です。
退団や、引退発表などの際に使われるケースが多いです。
ちなみに"ng"はマオリ語の子音の一つなのですが、英語圏の方は発音が難しいそうです。意外と日本人の方が上手に発音できるのかもしれません。
Sad to see you go Ere! All the best for your next opportunity with Moana Pacifica 👊🏼
— Crusaders (@crusadersrugby) October 19, 2021
#205 pic.twitter.com/cqqKEP7YED
Tāmaki Makaurau（タマキマカウラウ）
We will take to the pitch in a kit inspired by Tāmaki Makaurau.
— The Blues (@BluesRugbyTeam) January 26, 2021
Our away jersey draws inspiration from the reflection of the Harbour Bridge in the waters of the Waitematā which runs below.
Ko Matau te Kapa Orangi
You Are. We Are. The Blues.#WeAreTheBlues #BluesAllDay pic.twitter.com/D4OzTYZxy2
"オークランド"のことです。ワイカトのようにもともとマオリ名で呼ばれている地名もありますが、オークランド等にもマオリ名が存在するようです。
各チーム本拠地のマオリ名も見てみましょう。
オークランド：Tāmaki Makaurau
ハミルトン：Kirikiriroa
ウェリントン：Te Whanganui a Tara
クライストチャーチ：Ōtautahi
ダニーデン：Otepoti
Ko mātou te kapa ōrangi. E kawe atu nei ngā wawata, ngā tūmanko o ngā iwi mai te Reinga ki Tāmaki e 😤💙
— The Blues (@BluesRugbyTeam) July 9, 2020
It’s on.
📆 SAT 11 JUL
⏰ 7.05pm
🏟 Ōtautahi
📺 @skysportnz#BluesAllDay #BluesTogether #CRUvBLU pic.twitter.com/mT7MkKv6B9
いかがでしたでしょうか？
最後まで読んでいただき、ありがとうございます！
Ngā mihi nui!
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