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一サラリーマンが「税金ゼロ」を目指して居酒屋を始める話③

今回は店で提供するドリンクについて語ります。
ドリンクは290円均一にしようと考えました。売りになるからです。

ウォッカや焼酎は酒屋で一番安い業務用銘柄をチョイスしました。

業務用ウォッカ、安い


割水は安くて美味しい東京水、又はそれに二酸化炭素を注入した炭酸水です。
割合は、「1対6の黄金比」(筆者が勝手にネーミング)で割ります。
例えばレモンサワーを作る場合、ウォッカ1に対して炭酸水6を加え、レモンリキッドをちょっとだけ入れます。
水の割合を多目にして飲みやすさを追求しました。

レモンスライスは勿論入れない


この黄金比で割った場合、酎ハイやサワー類は全て原価60円以下で作れますから、290円で十分ペイできます。

問題はビールです。
ビールだけ違う値段というわけにはいきません。
小さ目の中ジョッキ(360ml)で提供することとしましたが、290円ではほとんど儲けがありません。

クビレが強く、泡の割合を多くできる中ジョッキを採用


なるべくビールが頼まれないことを祈るのみです。

中ジョッキが小さい仲間達、しかも泡多し
中ジョッキ=500mlではないのだ

さて、次は飲み放題を設定するか否かが悩みどころです。
ドリンク290円均一ですから、飲み放題を設定した場合は90分1500円程度が相場でしょう。
しかし、その金額でビールばかり飲まれたらジ・エンドです。
90分もあれば1人ビール5杯くらい(小さい中ジョッキですし)軽く飲まれそうです。赤です。

皆が酎ハイばかり頼んでくれればいいのですが、そんな危険な賭けはできません。
飲み放題の設定はなしとしました。

さて、これで料理とドリンクについては目処が付きました。


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