【ゆる受験は駄目なのか】
こんにちは、そらまめです。
皆さんから娘に対しての応援メッセージをたくさんいただくので、この場で御礼を言わせて下さい。
いつも本当にありがとうございます‼😄
一応、娘の現状をご報告しておくと…
twitterでもちょいちょい呟いているのですが、最近メンタルの状態は極めて安定しています💪
一時期は本当に不安定で家の中では1日に何度も癇癪を起してたのですが…
受験本番の約1カ月前(関西の統一試験日は1月中旬です)で、こんなに落ち着くとは全く予想もしていませんでした。
肝心の成績の方も、直近の、というかもうこれが最後の模試だったのですが、6年生になってようやく初めて第一志望校にB判定が出ました(!)
だからといってもちろん全く安心出来ないのですが、とにかくやれやれです😅
ただ、一応ご説明しておかないといけないことが…
娘の場合は、現在毎朝5時半に起き、片道2時間かけて他府県の中高一貫に通う兄と違って、そもそも「ゆる受験」だということです。
「ゆる受験」の定義が何なのかはよく分かりませんが、
例えば一般的な中学受験が、
という感じなのだとすると、娘の場合はまったくそんなことはなく、
娘の性格上、内申に気を遣う公立中学では肩身の狭い思いをするから一応受験するけど、かといって女の子だし電車に乗って他府県の学校に通わせるまではしたくない。
そうなると行きたい学校も限られてくるし…
まぁ受けるならここだけど、でも別に公立が絶対嫌だって訳でもないから、落ちたら仕方ないよね。
ぐらいな感じで始まったのです😅
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そもそもがそんな感じなので、そこまでの勉強量も必要がなく、ひっ迫した感じにもなりようがない。
娘の通う中堅塾は先生が皆さん穏やかだし、「褒めて伸ばす」を前面に打ち出してる塾。
クラスにもあまりピリピリ感はないし、娘は今でも塾を楽しんでいます。
もちろん、だからといって決して楽にやってる訳でもなく、
成績や順位のアップダウンに一喜一憂もするし、娘なりに頑張ってはいるのですが、
最難関を目指した兄を取り巻いていた状況と比べると、やはりかなりの差を感じます。
何てったって「こんな受験もあるんだ」と僕ら夫婦自身が驚いてるぐらいですから。
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で、果たしてそんな「ゆる受験」ならしない方がマシなのかというと。
はい。もちろんそんなことは全くありません😤
中学受験の最終目的は、「子供が伸び伸びと過ごしやすい6年間の環境を手に入れること」です。
小学校時代に肌の合わなかったあの子とは、どうしても同じ学校へ行きたくない。なんてのも立派な“中学受験をする理由”のひとつになります。
何なら全然勉強を頑張らなかった受験だってあっても良いと思います。
どんな受験だったとしても、子供はそこから必ず何かを得ています。
頑張れずに後悔した経験も、親からしたらたまったもんじゃありませんが、将来的には貴重な経験にもなり、親への感謝と変わります。
(もちろん例外もあるでしょうが)
娘の楽観ぶりを見てると、
もしかして娘の方が数年先を見据えていて、全力で頑張るべきなのは今じゃないよと言われてるような気がした時もありました。
今何が最優先で必要なのか。
当たり前ですが自分のことは自分が一番分かるんです。
小学校生活だって人生でたった一度だけですからね。全力で楽しんだっていい筈です。
親がいくら焦ろうがイライラしようが、そんなことは全くお構いなしに、まるで高笑いするかのごとく、
本当に自分にとって正しい道はこれじゃないということを、“無理に勉強しすぎない”という態度で、娘は無意識で表現していたのかも知れません。
そう考えると何だか娘がとても大人びて見えます。女の子は男の子に比べて自立するのが早いと聞きますが、もしかしてこういうところなのかなぁとも思います。
長男は比較的素直に言うことを何でも聞いてくれてましたからね。
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はい。
ということで、受験は”絶対こうじゃないといけない”という固定概念は捨てましょう。
“限界まで頑張った”というのももちろん素晴らしいのですが、”それなりに頑張った”、だけでも立派に価値はあります。
限界まで頑張れるなんて子はそれはそれで才能ですが、そうそう出来ることじゃないです。
長い人生の中で1回あればいい方。
だって仮に僕がそれをやったら、残りの人生で自分が灰になる自信がありますから(笑)
良い成果を出すためにも、どうかお子様をリラックスさせてあげて下さい。
それではまた!
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