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サヨナラお母さん

相変わらず何かを見るたびにトラウマを刺激されまくり、思い出すこと自体も腹立たしいのだが、吐き出し。

早くに親を亡くしたり、虐待されていたり、お金を無心しに来たりするような親兄弟がいたり、そういう人に比べたら、全然マシなのはわかっている。でも、嫌な親だったなと思う。
一生懸命は免罪符にならない。悪意を持っていないのは言い訳にならない。

私は母とスキンシップをした記憶がない。こうしろああしろ、習い事に追い立てられて、厳しく躾けられたことしか覚えていない。
公共の場でのマナーを子供に教えるのは大切だけど、手離しに存在を肯定してもらうことの方が、はるかに大切だ。褒められたのは成績のこととか、絵が何かの賞に選ばれたとか、全て「成果」について。青臭いけど、「あなたはここにいて良いんだよ」というメッセージを親にもらったことは一度もない気がする。
そういうのも被害妄想と言われるんだろうな。

テーブルマナーより、教養より、大切なことがたくさんあったと思うよ。あなた達には一生理解できないだろうけど。
心が貧しい人達。息子家族に吸い取られて物質面でも貧しくなったみたいだから、お笑い草だ。

私の中ではせめて、親もきょうだいも亡くなったと思おう。たまに黄泉の世界からアクションを起こしてくるけれど、せめて日常では忘れて。


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