【バス釣り】ランディングネット編【第2回】

ランディングネット編、第2回となる。

ランディングネットが欲しくなったが、値段がピンキリだ。
なぜ値段に差が出るのか?
どういう種類に分かれてるのか。

色々説明する前に、まずランディングネットは複数のパーツに分かれていること、各パーツの名称、役割、おおよその値段を知ることが必要。
画像を使って説明する。

青色部分、緑色部分、黄色部分の順番に説明する。


青色部分には、2つのパーツがある。
画像を見ると、赤いネットフレームにネットがついている。
ネット部分はネットとも言うし、単純に「網」(アミ)とも呼称する。

フレームとネットがセットが売られてるケースが多いけど、フレームだけでの商品、ネットだけの商品も存在する。
amazonなど通販で購入する際は、内容物をよ~~~~く確認すること。

フレームの大きさはどれくらいが必要なのか、ネットのサイズおよび深さはどれくらい必要なのか、色々調べて購入することをオススメする。

 次に緑色部分を説明する。
緑色部分は、いわゆる「柄」の部分である。
「玉の柄」「柄」などと呼ばれてる。
柄部分は、元の直径、伸ばした状態の先端の直径、そもそもの最大何mの長さになるのか。
また、柄も重さに影響する割合が多い。
誰も重いランディングネットを持ち歩きたくない。
しかし、魚を持ち上げる時を想像してほしい。
柄の部分に滅茶苦茶負担がかる。
つまり、柄は丈夫でないといけない。
「理想の柄は、軽さと丈夫さを両立したもの」・・・となるが、なかなか難しい。
 最後に黄色部分の説明をする。
黄色箇所に名称自体は無い。
見た目の通り、「フレームと柄を繋ぐジョイント部分」となる。

・・・・以上が、いわゆる「ランディングネットを購入した際に最低限あるもの」と考えればいい。

・・・が、これだけでは実際に使う際、かなり不便になる。
まず、ジョイント部分を180度折りたたむことができず、携帯する時に不便。
次に、「ランディングネットを身体のどこかに引っかけて歩き回る」ことができない。
釣りする時は両手でロッドとリールをもって操作するものだ。
「片手にランディングネットを持つ」ってのは、魚をランディングする時以外は行わない。総じて2つ理由ともランディングネットの持ち運びに不便なわけだ。

結論として、「ジョイント部分を180度折りたたむ」道具を「タモジョイント」と言い、「ランディングネットをどこかに引っかける」道具を「ステー」という。(タモステーとかそう呼べば間違いない)

文字で「180度折り曲げる」と言っても想像できない人もいるかもしれないが、画像を見れば分かると思う。
これ必須級に欲しいでしょ。
これができないとドカ~~~ンと大きいネット部分のまま持ち運ばないといけないのだ・・・・。
つまり、これはタモジョイントを使って、ネット、正確にはネットフレーム部分を折りたたんでいる。

タモステーは、この画像だとわかりづらい。
タモジョイントとタモステー両方が写ってる下記画像を見てほしい。

緑枠で囲ってるのがタモジョイント。
赤枠で囲ってるのが、タモステー。
タモステーをベルトなり、どこかに引っかけることができる=手を使わずにランディングネットを持ち運び可能にする必須級のアイテム。

これで持ち運びに便利、両手で釣りができる・・・ってわけだ。
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【購入する際は】
「標準装備部分+タモジョイント+タモステー」みたく3つに分けて買うケースから、「これは標準部分あるし、タモジョイントもあるけど、タモステーは無し」みたいな場合もあるので、その場合は、タモステーを別途買う必要ががある。

ちなみに各メーカー、おおよそ規格を一致させてるので、ネット部分をA社の製品、タモジョイントをB社の製品、柄をC社の製品・・・としても使えるケースが多い。
その点は安心していい。
・・・が、9割なので、「絶対」ではない。
「全部別々に購入する」場合や、一部パーツをメーカー違いで購入する場合、それぞれが問題なく使用できるのか、各道具の仕様を確認する必要がある。

【パーツごとの注意点について】
あくまで初心者目線の俺がインターネットで調べた範囲の感覚を伝える。

<ネットフレーム注目点>
ネットフレームの注目点としては、フレームの大きさとして、十分な大きさが確保できてるか?
バス釣りにしても、シーバス釣りにしても大きめなサイズが望ましい。
最低40cm x 35cm、余裕が欲しいならば50cm x 50cm 程度が欲しい。
また、丸形ではなく「オーバル型」という楕円系のフレームを使うこと。 

 「車で自由に移動できるし、荷物運びも他人の視線気にせず楽勝!」という釣り人であれば不要だが、俺みたく「電車釣行しかできない」「移動中に他人の視線を考慮しないといけない」って場合は、ネットフレーム自体が折りたためるタイプが望ましい。

「ネットフレーム自体が大きくないと役に立たない。」
「でもネットフレームが大きいと持ち運びしづらいし、何よりも目立つ!」
という困った事情がある状況だ。

そこで登場するのが「ネットフレーム自体が折りたためるタイプ」だ。

持ち運びを重視する場合、上記画像のようなタイプを購入すると、大きめのバッグに収納できたりするのでオススメ。

ただ上記画像の場合、「ネットフレームのみ」の商品で、ネットが無い状態なのでネットもとい網を別途購入すること。

あとはネットフレームの素材が何であるかで重さが変化するので、総合の重さが何gになるか計算する場合、フレームの重さをメモっておくと良い。

尚、ネットフレームの一番下側にネジになってる部分があるのが分かると思う。ここが柄のジョイント部分と合体する場所だ。
これは「4分ネジ」または「12ミリネジ」と記載あれば安心だ。
これが各社の共通サイズとなっている。(つまり、4分ネジ、12mmネジ、呼称は異なるが同じ存在です。)

<ネットの注目点>
ネットフレームとネットを別々に購入する、
あるいは、「ネットフレームに満足してるけど、標準で付いてるネットを外して、別のネットをフレームに装着したい」
そういう状況になることが当然ある。
注意点として当たり前だが、ネットフレームに装着できるネットのサイズであること。横幅が60cmのフレームに、横幅40cmのネットを装着しようとしても、できないってわけだ。
 あとネットの素材がナイロン素材で作られてるものと、ラバー素材で作られてる物の2種類に分かれてる。
ナイロン素材よりもラバー素材のほうが主流で、ラバーだと魚にダメージが入りづらく、持ち上げる際に魚が暴れない⇒安心して持ち上げられる。

 んで、一番見逃しやすいので「網の目の間隔」だ。
標準で装備されてるラバーネットは大抵細かいアミの目をしている。
そしてここからが考えてほしい点だ。
もし下記のような画像の商品のように網の目が細かい場合を想像してほしい。

メダカとか、そういうサイズの魚を取る場合を想定するならば、網の目は細かければ細かいほうがいい。魚が網の目から逃げちゃうからだ。(その場合、こんな大きいなネット使わないし、メダカであれば、お風呂場で使うようなネットサイズで良いはずだが・・・。)
でも、もしバス釣りをする、シーバス釣りをする・・・って場合、網の目から魚が逃げられる可能性なんて無いに等しい。
どんだけ大きい網の目だよwwwってなる。

しかも小さい網の目ってことは、水を掬う際に、水の抵抗を大きく受けるわけだ。
つまり、水中でタモを振るう際にすごく重く感じる・・・・可能性がある。
(体のガタイ、膂力、腕力は人それぞれなので最終的な使い心地は人それぞれ異なる感想になるため、一概には言えない。)
自分なんかは「なるだけ水切りの良い、水の中でも軽く扱えるやつがいい」と考える。

また、ネットで魚を掬った際は、魚にルアーのフックが引っ掛かったままの状態が多い。
「じゃあ外そう・・・あぁ!ルアーのフックを外そうとすると、網にフックが引っかかる」
「網の目が無駄に細かいせいで、やたらフックがネットに引っかかる。もう無理やりフックを引っこ抜いちゃえ・・・・ああぁぁ、ネット破けたー」となると、ネット買い直し・・・・・になる可能性がある。
仮に丁寧にフックを外しても、しょっちゅうネットにフックが引っ掛かった場合、魚からフックを外すのに毎回時間かかる、ストレスかかる・・・となりかねない。

なので、見逃しがちだけど、網の目は粗いほうがいい。
そうすれば水切りも良いし、フックも引っ掛かりづらく、安心して魚からフックを外しやすい、ストレスを感じない、となる。

あくまで一例だけど、↑のような画像の網の目が大きいタイプであれば「水切りが良さそう」と一発で判断できる。


だめだ、文章書いてるとめっちゃ疲れる・・・・。

ランディングネットの「ネットフレームとネットの注意点」だけで、こんなにたくさんの情報がある。
まだタモジョイントやタモステー、柄の長さの話などが書けてない。


・・・が、一番伝えたいのは、とにかくは釣りは道具がたくさんあるし、そのたくさんの中の1個1個に情報が詰まっている。
しかも、自然と戦っているため、1つでも自分の環境に合わないと不便に感じる。
自分の場合、お金に余裕が無いので買い物をミスらないようにしたいし、そもそも商品選び、購入に失敗すると、無茶苦茶メンタル面で落ち込んで全てのやる気を無くす。。。

・・・が、根本的に「釣り道具、商品の選択を1度もミスせずに突き進む」ってことは不可能に近い。
なぜならば、道具を購入する際、たくさんことを想像する必要があるが、経験が無いと想像が足りず、どうしても失敗を経験せざるを得ない。
それに、あまりにも釣り道具に情報が多く、その情報を精査して自分の環境にはどれがいいか考え選ぶ必要がある。

「こういう商品したけど、失敗した」
「こういう商品は自分には合わなかった」
こういう経験含めて「釣り」だと考えて、「良い経験できた!」というような気持ちで釣り道を歩んでいかないとメンタル持たないことを痛感した。

・・・・・ってことを初心者が感じたことを伝えたい。
つまり、「多少の商品購入の失敗は、失敗ですらなく、良い経験が詰めた」とポジティブに考えるべき。
だけど、お金に余裕ないし、ツレーわーーーー

はぁ・・・。

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