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週休3日トライアル(2024年7月の日記)

あと30年今と同じ働き方をするのか、とふと思った。私は将来子供を産み育てる予定はない。そう考えるとこのまま今の会社にいつづけたら、このまま健康でいつづけたら、ずっと今と同じ速度で働き続けることになる。それを想像するとおかしくなりそうだった。生きていくためには労働が必要でそれを止めたいとは思っていないけれど、継続性を優先させるためにはペースを落としてもいいかもしれない。そして私は単身独身なのだから私のためだけに働いている。ならば私が思うまま働いていいはずだ。いろいろと方法を考えてみたけれど、今の会社で簡単にできそうなことをまずはしてみようと思った。有休を使って7月はすべての週を週休3日にすることにした。

7月1日(月)~4日(木)労働

7月5日(金)
有休。掃除や洗濯をした。明け方に体を虫がはうような感覚で起きた。体を触るが所在がわからない。トイレでパジャマのズボンを脱いで逆さに振った。なんともない。でもズボンを履くのが怖くてズボンを置いたまま家の中を右往左往。またトイレでズボンを持ち上げたら10cmくらいのうねうねした虫がいた!慌ててリビングにパンツ姿で殺虫剤を取りに行く。殺虫剤を手にトイレに行くと…虫はいなくなっていた。家中をしばらく探すが見当たらない。怖くてしばらく眠れなかった。日が昇ってから昼過ぎまで眠る。睡眠がきちんととれなかった日は身体が重い。夕方になってコンタクトを買いに出かける。駅に行くだけで汗だくだ。しかし最寄り駅のホームで処方箋を忘れたことに気付き一度家に。往復しただけでくたくただ。電車の中ではファンタスティックビーストをAmazon Primeで見た。虫といい、忘れ物といい、なんだか上手くいかない日だ。

7月6日(土)
11時頃に起きた。昨日東京駅で買った、アンデルセンのパンを食べる。アンデルセンとピーターパンを勘違いしていたことに気付く。だって両方ともおとぎ話に関係するし。パンは生地がおいしかった。ちょっとホグワーツレガシーをした。ずっと前にディズニーランドに行ったときに買ったキットでポップコーンを作ってバチェロレッテを見た。夜はお風呂に入ってまたバチェロレッテの続きを見ながらスヌードを編む。

7月7日(日)
4回洗濯機を回す。敷布団も干した。洗濯が終わったらホグワーツレガシー。6月末にとしまえん跡のワーナーブラザーススタジオツアーに行ってホグワーツレガシーをやり始めたけど映画で出てきた場所が探検できて楽しい。映画にはないけど原作にある場所もゲームでは再現されていてそれも嬉しい。昼はスパゲッティを作って食べた。頼んでいた冷凍庫が来た。これでたくさん生協で冷凍食品が買える!最近気づいたけれど料理って好きではない。毎食何を食べるか考えて用意することが結構ストレスになっている。これで食事がノーストレスになるといい。その後は昼寝をしたり録画を見たり。夕方スーパーへ。風呂で本を読む。買ってきた太巻きを食べる。味噌汁やスパゲッティに入れるのに便利なのできのこをばらして冷凍した。すももとか食べながら動画を編集した。

7月8日(月)~11日(水)
労働。

7月12日(金)
有休。4連休だ!でもあまり眠れず11時くらいまで寝る。ネイルがあるので表参道へ。始まる前にサブウェイで腹ごしらえ。ネイルで定期的にお姉さんと会話ができるのが楽しい。今年の夏はたくさん歩きたいのでスポーツサンダルを買う。ピアスも買った。お気に入りのスーパー銭湯へ。いつも食べるサラダうどんと唐揚げを食べる。少し休んで岩盤浴を3セット。ここの岩盤浴は空いていてお気に入り。本を持ち込んで結構読み進められた。汗だくになったので大浴場へ。シャワーを浴びて腰掛湯と炭酸温泉と露店風呂に入る。スーパー銭湯に行ったときの決まり事が固まってきてそれをなぞるのが心地よい。帰りに駅の自販機で炭酸ジュースを買ってそれを最寄り駅から飲みながら帰るところまでがセットだ。

7月13日(土)
10時くらいに起きる。洗濯をした。体がだるくて湯船に入った。冷凍のラザニアを食べて掃除。午後、父母が私の家に来る。桃を剥いて3人で食べた。今年桃を初めて食べたと言われた。母はそうやって庶民的な仕草をして、あなたはお金があっていいねと烙印を押そうとしてくる。私だって家族が来るからおもてなしのつもりで今年初めて買ったのだ。父は6月にフランスにル・マン24時間レースを見に行っていた。時差があるため夜中に現地の手芸店にいる父から突然LINEがきてどのボタンがよいか聞かれて寝ぼけ眼で選んだボタンを受け取った。父は寝不足なのかソファで眠り、母は私のAmazonプライムのアカウントでBTSのライブを見ていた。私はビーズでネックレスをつくる。夜は3人でくら寿司に行って二子玉川までドライブをして家族は帰っていった。

つくったネックレス

7月14日(日)
11時くらいまで寝る。体がだるい。とりあえずスパゲッティをゆでて冷凍のソースをかけて食べる。体がだるい休みの日はとりあえず湯舟に浸かる。大抵回復することはないが、入っている間は体の重さが和らぐ。録画していたドキュメント72時間を一気見した。合間にホグワーツレガシーをプレイした。このまま1日を終わらせたくない気持ちになり、ピザを頼んで録画を見るひとりパーティデーにしようと思ってデリバリーを注文。ピザを食べたところで体調がよくなるわけもなくただ食べ疲れてそのあとすぐに横になって1日が終わってしまった。

7月15日(祝)
連休最終日。早く起きようと思ったけど9時まで寝てしまった。燃えるごみをすてて昨日の残りのピザを食べた。その後は散歩をした。新しい散歩コースを歩いた。涼しくて歩きやすかった。それでも汗がひどく帰って湯舟につかって本を読む。髪をトリートメントする。洗濯をした。そのあとは……いまいち覚えていない。

散歩中に見つけた花。コマツナギ(駒繋)というらしい。

7月16日(火)~19日(金)
労働。

7月20日(土)
だるい。ずっとだらだらした。平日も体調が優れず早帰りした(在宅勤務なので家にはいたが)。なんとか昼過ぎに起きて、食パンに残りのミートソースをかけてカマンベールチーズをのせて食べる。そのあともただただ横になっていたと思う。ほてりとだるさで体力が削られる。そのまま夜ご飯も食べず寝ようと思ったが頭が覚醒して仕方がないので命の母を飲むことにする。薬を飲むにしても何かを食べないといけないので23:30くらいに冷凍のおにぎりバーガーとマンゴープリンを食べる。

7月21日(日)
この日も体調が悪かった。PMSと生理の悪いところ取りといった感じ。だるさ腹痛ほてり覚醒腰痛・・・。友達の家に遊びに行く予定だったが、謝罪してキャンセルしてもらう。11:30くらいにやっと起き上がり湯舟に浸かる。食欲が爆発してお好み焼きを2枚食べて命の母を飲む。最近聞いているポッドキャストのバックナンバーを聞きながらホグワーツレガシー。ちょっとずつ洗い物や洗濯もなんとか進める。夜はごはんとボイルするもつ煮。食後、命の母を飲む。家にこもりすぎてちょっとおかしくなりそう。

7月22日(月)~25日(木)
労働。

7月26日(金)
有休。働いているうちに体調は改善した。10時前に起きてヨーグルトにいちじくとプラムを入れて食べる。洗濯機を2回回しながら、フットマニキュアを塗りなおす。バスでまゆげサロンへ行く。ぼさぼさまゆげがきりりまゆげに。そのまま上野へ行き、東京都美術館でデ・キリコ展を見る。上野駅でガチャガチャをいくつかする。御茶ノ水まで行き、本屋で雑誌とエッセイ本(ジェーン・スーとくどうれいん)と料理本を買う。ロイヤルホストでコスモドリアとホットファッジサンデーを食べながら雑誌を読む。足が痛くなり最寄り駅の一駅前からタクシーに乗って帰る。

7月27日(土)
朝起きてごはん食べて掃除。ホグワーツレガシーをしたけれど画面酔いをしてしまった。前日の疲れで体のだるさを感じる。体調が優れない日が多い。なんとかならないものか。夕方にバスで出かける。ベローチェがリニューアルオープンしてきれいになっていた。ロイヤルミルクティーを飲んだ。イオンでいろいろ買い物してラーメンを食べる。ラーメンをチャラにするため歩いて帰る。

7月28日(日)
やっぱりだるい!朝ごはん食べて湯舟に浸かる。暇つぶしに昨日買った新聞を読む。懸賞に応募しようと思ってクイズにチャレンジするもわからずギブアップ。なんとなく録画見て過ごす。ドキュメント72時間の花見川団地の回がすごくよかった。団地に住みたくなった。今の私に足りないのはコミュニティだと自覚する。夕方スーパーへ買い物に行く。山﨑夢羽卒業コンサートの再放送と特番を見ながらつくりおきを作る。山﨑夢羽さんの卒業を実感して泣いた。

7月29日(月)~7月31日(水)
労働。

1ヶ月間週休3日で過ごしてみて労働はこれくらいで十分だと思えた。体調不良で寝込む日が多く、まずは体調を整える必要があるというのは直近の目標として…。体調のことを度外視しても、私の人生は労働以外の時間も私の人生なんだと実感できるようになった。ぼんやりとそうは思っていたけれど、労働しなくても私の日々は毎日やってくるし、労働を減らしても仕事に大きい影響もなく会社も経済も回り続けるし、当たり前だけれどそれを身に染みて感じることができた。8月になって同僚にこの話をしたけれど、誰も私が週休3日トライアルをしていることに気付いていなかった(チームというより個人の裁量で進められる仕事だからかも)。そして、全体主義的な視点で自分の人生を捉えていたことを自覚し、私目線で生活を送り人生を進めたいと思うようになった。考え方は変わったけれど、もっと私主義で日々を送るためには体調をまずは整えることと、日々をどう過ごすかをきちんと計画して過ごさないと、むしろ虚しい気持ちになりやすいので、この点は今後の課題だ。引き続き、有休と仕事の調整が続く限り週休3日を続けるつもりだ。

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