ダウンジャケットでオレンジを選ぶ人
端的に言うと、「見た目や服装のセンスが好み」を超えて、「オレンジのダウンを選んじゃう人間性に惚れる」域にまで到達してしまっている。
今年の一月、私は北欧のデンマークへ旅行に行った。冬の北欧。極寒である。
さすがに京都と同じ服装では凍えるだろうと親が私を心配し、ダウンジャケットを新調することになった。
なんてったって金無し大学生。ジャケットのような高価なものはそういくつも買えない。どのダウンにするか、時間をかけてかなり悩んだ。
その中で、「オレンジのダウンを買う人が好きすぎる」ということに気が付いてしまったのだ。
徐々に暖かくなってきてはいるが、気温が5℃を下回る日はまだある。そんな日に、雑踏をぼーっと眺めてみてほしい。
人々が着るコートの9割が黒色である。
平日はスーツに羽織るから、仕事の関係で派手な色は着られないから、無難な色が他の服に合わせやすいから。様々な理由があって、多くの人が上着を選ぶ際に黒色を選ぶのだろう。
黒色で埋め尽くされた雑踏の中、オレンジ色のコートを見かけるはずだ。私調べで全体の2%、50人に1人程の割合でオレンジ色のコートを見かける(冒頭の写真参考)。だいたいおじさん。
ものすごく、映えるし素敵だ。
単純に私がオレンジ色が好きなことが理由の1つではあるが。
大抵ダウンジャケットって一着しか持ってないよね!?そこで他の服に合わせづらいオレンジ買っちゃう!??もしくは、黒のダウンは別に一着ある!???そしたら、お洒落すぎない!?!?!?
と私は思ってしまう。
黒で無難にいきたいタイミングで、オレンジダウンという攻めた決断ができちゃうその精神性に惚れてしまうのだ。もしくは、汎用性が高い黒ダウンを持ったうえで、オレンジダウンを趣味嗜好で買ってしまうセンスに屈伏してしまうのだ。
あぁ、私と付き合ってくれ(単純)。
もっと惚れてしまうのが、オレンジに発色の良い青を合わせてくるコーデだ。
全てを察した方、いらっしゃるでしょう。
要するに、私が大好きな長岡亮介氏がこの色合わせをしていたために惚れてしまったのだ。
結局ね。そうなの。
好きな人の好きなものを好きになっちゃうのよ。
(凄腕音楽家をアイドルのように推す痛い人種)
痛いのはわかってるよ。
でもさ、
いいじゃん、好きなものをたくさん取り込めばさ。
それが自分になっていくんだし。ね。
(言い訳)
好きなものは好き!!!
これからもいろんなものに「かぶれ」て、好きなように生きていくぞ!!!!!!(クソデカボイス)
おわり!!!!!!
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