「note読んだよ」に耐えきれない
ありがたいことだ。
本当の本当にありがたいことなのだが。
不意に友人からそう言われると、黙ってしまう。
めちゃくちゃ恥ずかしくなってしまうのだ。
私は本名でやっているインスタグラムのアカウント、いわゆるリア垢でこのnoteの宣伝をしている。
私は、素の自分を晒して活動するアーティストがとても好きだ。だから私のnoteも本名でやりたいのだが、なんだか怖くて隠している。
(私達Z世代への「ネット怖いよ教育」の賜物)
でも、やっぱりリアルの自分とネットの自分を地続きにしたくて、インスタグラムでnoteを公開している。
初めてインスタでnoteを宣伝したとき、
まあ読んでくれるのは付き合いの長い数人くらいやろ、とたかをくくっていた。
のだが。
陰キャの大誤算。
案外、色んな方が覗きにきてくださったみたいだ。
そのため、普通に楽しく会話をしている最中に、
不意に「noteみたよ」と言ってもらえることがある。
クリティカルヒット。
大大大大大大大大大大大、人見知り発動。
(さっきまで仲良く喋ってたやろがい)
普段は自分語りが下手くそで、
相槌を打つのに精いっぱいな人間が、
愛やら性癖やらを饒舌に語る文章を、、、
あなた、読んじゃったの??????????
私は、日常生活での口数が少ない。
noteを読んでくれた友人に、
完全に初対面の『饒舌な自分』がはじめましてしている。
恥ずかしさと驚きで、目が合わせられない。
素直な「わあ嬉しいです!」が口から出てこない。
ただただ赤面。もしくは話題を変えちゃう。
note読んでくれって自分から言っているのに、
触れられるのNGかよッ!!!!メンドクセッ!!!!!
noteを読んで、しかも話題にまでしてくれたのだ。
感謝するか、もしくは笑い話にしなければならない。
赤面して黙っている場合ではない。
でも、私の大好きなマンガ『銀魂』作者の空知先生もこう言っていた(気がする)。
そりゃあ、タイトル銀魂だと恥ずかしいよね、
…ではなく。
空知大先生でも恥ずかしかったのならば、私みたいな雑魚が恥ずかしがるのもしょうがないんだろうなぁと思った。
こうやって脳内を整理する中で、文章でも、音楽でも、何かを他人に披露するとき、最初は「恥ずかし!」と緊張してしまうことを思い出した。
きっと誰しもが通る道。
そして、ほとんどの人が心の中にしまっておく感情。
どうしよ、書いちゃった。
心の中にしまわずに、書いて他人に晒そうとしている。恥ずかしがらずに、澄ました顔をしてればいいのに。
ダサいかな?ダサいかもな。
でも、これはこれで人間らしくていいんじゃない?
ということでアップロードしますね。
この恥ずかしさにも徐々に慣れていくと思うし、
そうであってほしいと思う。
さて。
ここまで読んでくださった物好きのリア友さん、
ぜひ「note読んだよ!」と声をかけてくださいね。
赤面して黙りかけるけど、
懸命に話そうと足掻く姿が見られますから。ね。
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