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電車でのジレンマ

「わたしは今、平静を保つことに必死である。」

「いかにして、わたしの肩に女性が寄りかかって寝ているというこの状況を、さも当たり前で緊張など微塵も見せないような振る舞いをするかで頭がいっぱいである。」


公共交通機関で通勤や通学をされた男性方(肩)なら、

隣に座っていた女性が、疲れからかウトウトしだし、ついには自分の肩に頭を乗せて寝てしまった

といった経験、一度はあると思います。

テレビとか漫画で見るだけなら
「女性が肩に寄り掛かって寝てくれるなんて幸せじゃないか。僕なら最高の寝心地をお届けする」

って思えると思うんですけど、いざこのシチュエーションに遭遇すると、かなり緊張しませんか?(笑)

どうしたらいいか分からなくなりますし、「肩に力入ってないかな」とか、周りの目もすごく気になってしまいます。


「恥ずかしい」

  vs

「男らしい」

のバトルがここで勃発します。

男らしく、女性に優しく寝床を提供し、出来るだけ起こさないように意識をしながら、優雅に本を読むことができるなら一人前だと思うのですが、

これができるまでには相当な鍛錬が必要だと思います。

この、完璧な紳士になれるために、男性のみなさん、日々努力していきましょう。

もし女性の方でこの記事を読んで頂けたのなら、どうか、アホやな〜って思ってもらえたら嬉しいです(笑)




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