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❑粘膜と線毛

▶我々は1日に約2万リットルの空気を
呼吸し口や鼻から入った空気は、喉
を通り気管を経て肺に入りますよね。

▶吸い込んだ空気には、ほこりやカビ
細菌、ウイルスなどの異物が含まれ
ています。
▶ヒトには空気の中の異物を肺まで届
かないようにガードしてくれる機能
がちゃんと備わっています。

▶それが咽喉から肺に至る気道の内壁
を覆う粘膜と線毛です。

▶気道に入った異物は粘液で捕らえら
れ、その下にある線毛が1分間に
約0.5~1センチメートルの速さで外
へ向かって異物を移動していきます。

▶咽頭へ戻された異物は、痰として体
外に排出されたり、食道から胃に入
り消化されたりします。
▶胃には強い消化液が有りウイルスを
死滅させてくれるようだ。
▶ウイルスは星の数程存在していて我々
はホンの1部しか解明出来ていません。
それでもこれまで生存出来てます。
身体機能のお陰ですね。
これからも大事にしたいものです。
それには機能を遊ばせず、発揮させる努
力も必要でしょう。
▶必要以上に何かに頼ればどうなるかは
周知の通りです。

▶その線毛にも弱点は有ります。
それが、低温と乾燥。
冬にインフルエンザ等、風邪にかり
やすいのはこのためです。

▶寒さから線毛運動を守るのはマフラ
ーとマスク。マフラーで咽喉を暖め、
▶マスクをすることで咽喉の乾燥を防
ぐことができます。
▶決してマスクがウイルスを防ぐ訳で
は有りません。
▶一般に市販されているマスクではウ
イルスを防ぐ事は出来ません。
▶フィルター機能とマスク機能は別です。
如何にフィルター機能が優れていても
マスクとして肌に密着していなければ
ザルで水がすく得ない様にウイルスを
止める事はほぼ無理と言って良いでしょう。

▶マスクは口を開くことで喉の乾燥す
る事を防ぎ、湿度を保たせるのが目的です。

▶そう言う意味でのマスク効果は有り
ますが、使用方法を間違えると逆効
果にもなり得ます。
▶マスクの鼻辺り、中央部に触れてマ
スクのズレを直す事は最悪です。
また同じマスクを長時間使用するとマ
スクに着いた菌やウイルスの増殖に繋
がりますので避けましょう。

▶多くのメディアはその点を広く伝え
ていません。注意しましょう。
▶マスクのデメリットは他にもいくつか
有ります。折角の身体機能を台無しにす
る困った効果も有ります。
次の機会でも書きますね。

▶あくまでも身体に備わっている粘膜
と線毛が重要なのですから。
過度の飲酒、喫煙、食べ過ぎ等控える事を推奨致します。

#粘膜 #線毛 #喉 #身体機能

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