生(命)活(動)全てが「働く」
働くってなんなんだろう。一言で言い表わすために根本的なところまで掘っていくと、『生命活動』だと思った。
もしお金を稼ぐことだけであれば、家事や育児におわれる専業主婦はちっとも働いていない、となる。
生きていくために必要な行動全てが、働くなんだろう。
自分にとって働くとはの話をするために、聞き挟んだ脳の仕組みを簡単に書く。
人間の脳は3層に分かれているようだ。
小難しいことを省いてすごくザックリいうと、中心に反射的なヤツ、その周りが感情や感覚、そして表面が論理。
情報ってのは、反射から入って、そこで問題なければ感情や感覚を通り、そこもクリアすれば論理へと流れていく。反射が一番強い。
だから、最低限、身の危険が無くなるくらい十分な環境が与えられていること、苦しくないこと、が守られていないと、人は論理的にものを考えることができない。よって、まともに働くことができないんだよ。
これが守られていないから、心身を壊す人がいるのだろうと受け止めている。
最初から熱湯だったらおかしいって気づくのだろうけど。ゆっくりと時間をかけて、少しずつ溶かされていくから、考える暇もなくみんな形を失っていくのだろう。
だから少なくとも、最低条件をクリアしていることが必要だよね。働くってさ。
それを踏まえて。
これからAIが発展して、人間の仕事がどんどん減っていくという話をよく聞く。
まあ分からんけど、もし仮にそうなったとしたら、そうなったとしても、確実に人間にしかできないことってなんだろう?と考えた。
これはたくさんの人の考えを大いに聞きたい問いですが、僕はとりあえず『仕事を創ること』だと思った。
ここ10年くらいで、お金を得られる選択肢がめちゃくちゃに増えてきていると感じる。
売れるものが増えてきたし、お金以外でも価値を交換しあうことができるようになってきた。
今はその変化の真っ最中で、形が定まっていないけれど、おそらく働くという行動が、本来の目的に近づいてくるんじゃないかと期待している。
働くってことが、史上初めて、もっともっと柔軟にやることができる、
んじゃないかな。
それをとても抽象的に表現すれば『良いこと』だ。
多分これからは、良いことじゃないと、成立しないし、ずっとは続かなくなると思う。
みんながイメージしやすい、他人から対価を得る部分に絞っていえば『誰かの生命活動を助ける活動』これが、働くだ。
きっとたくさんの人の役に立つことをしていれば、たくさんの人が自分を支えてくれる。
今までそれでは成立しなかったことが、価値交換の選択肢が増えたことによって、成立する。
綺麗事のように映るだろうか。
安心してほしい。
書いている僕も半信半疑だ(w
でもね。ネットをいまだに主体的に使えている人たちは、どんどんと繋がって社会を閉じていっている。
それらを見ると、ワンチャン、そっちの方向に行って、きちんと成立させる集団が、でてくるんじゃねえの?と、思ってしまう。
それにさ。
こっちのほうが、読んでてワクワクしない?
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