こどもである。

5歳男児を見ている。

「おとこだからね」と、重いものを持ったり、痛いはずなのに「痛くない、おとこだからね」強がったりと強いところを見せつつ、
キラキラピンクシールや、プリキュアが大好きで、
鬼滅の刃も好きで、棒を見つけると振り回し、
「神様は、たくさんいるんだよ」とファンタジックな話を、日常の中で当たり前にする。

きょうは、通信制限で、プリキュアの動画見られないんだ、と言うと、
「大丈夫だよ。なにか、ひとつなくても、ほかのたのしいことで、じゅうぶん満足できるんだから。」
と、やさしくフォローしてくれる。

かと思えば、こっちは眠いのに、新しい宝物を作るのを手伝え、とゴネる。

なんだ。この人類は。

こどもである。

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