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Financial Timesで英語を学習する#3

本日のお題

諸事情により
https://www.ft.com/content/6221d223-577c-448d-aa5b-0a9eeb34d158

snap

would minimise the risks of a policy error of doing too much and of seeing something snap in the economy

https://www.ft.com/content/6221d223-577c-448d-aa5b-0a9eeb34d158

snapのベースの意味は「ポキンと折れる、ぱちんと音を立てる」という瞬間的な変化。スナップショットといえば瞬間を切り取ったものだし、手首のスナップを利かすといえば素早く動かすこと。ここでは、「(政策決定者は)過剰な対応をして、経済に急な変化を起こすという政策上の失敗を冒すリスクを最小化しようとするだろう。」という意味になると思われる。政策金利を上げすぎて、経済がポキンと折れないように、というニュアンスか。
イギリスでは先月7.9%だった物価上昇率が6.8%に落ち、よい傾向がみられる。ただこの下降はほとんどガスや電気の価格低下によるもので、そこを除くとまだ予断を許さず、BoE(イギリスの中央銀行)はさらに政策金利を上げるべきか、それとも今のまま据え置くかの判断に迫られている、という話。

spillover effect

what are the spillover effects of that on other areas of the Chinese economy

https://www.ft.com/content/6221d223-577c-448d-aa5b-0a9eeb34d158

spilloverは液体があふれること。そこからspillover effectは波及効果となる。
中国ではいくつかの不動産会社で債務不履行が発生しており、不動産セクターの不景気は明確だが、それがどこまで他のセクターに影響を及ぼすのか注意が必要。不動産は不透明な業界であり、正確に推し量るのは難しいが、不動産投資は20-30年中国における投資のコアであったので、影響は出てくるだろう、という内容。

bailout

救済。ここでは債務不履行に陥った会社を、中国政府が助けるかどうか、が話題。今のところ助ける気配はないが、もし救済に動くとなると莫大な金額が必要だろうとのこと。
この単語は経済ニュース以外であまり見たことないので、単語だけメモしておく。
個人的には、ここで救済せず影響が大きくなると、すでに悪い経済をさらに悪化させそうだが、現政権はこういうお金持ちを助ける気なさそうなので望み薄か。


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