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【続き】みんフォトをキッカケに考えてみた、著作権と自分軸。皆さんどうしてますか??




■note勉強会などから学んだこと


▼本日はこの記事の続きです。


▼note安心創作勉強会 講師・山田さんの
詳細アーカイブはコチラ!

◆学んだことを自分なりに再度まとめると


・誰が創ったものでも、有名無名関係なく、
 生み出したその瞬間から著作権が発生する。

・ワタシのラクガキもアナタのメモも、
 みんな著作物。全て守られるべきもの。

・著作権が切れていない限り、使用時は
 作者本人の許可が必要。原則としては。

・ただし現実には法的にグレーなことが多い。
 どこまでが「法的に正当な範囲」か、
 ガイドラインはコミュニティや人によって違う。

・だから常に自覚的に、「自分はいま
 法律的にはどこの立場にいるのか」
 と整理していくことがとても重要。


という訳で、
自分軸(自分なりの判断基準)を
具体的に考えたのが以下です。


■現在時点の自分としての結論(自分軸)


※2022年2月23日現在時点の
媒体別の暫定的指針です。
今後の状況と学びに応じて、
随時更新していくことご理解くださいm(__)m

※公開されているnote等のブログ、HP、
Twitter・line等SNSでの使用の場合です。
特定少数身内での共有は含みません。



◆ネット上の写真コピぺ:


撮影者から使用許可がない限りNG。
(プロでも個人でも著作物なので)


前回も書きましたが、特にプロの方が
フィギュアスケートを撮影する場合は
たった一回きりの一瞬を捉えるためだけに
何100枚・何1,000枚も撮る訳ですから、
どんなに感動して広めたいと思っても、
勝手に拝借してはいけないと思います。


あと、オリンピックのロゴ使用はかなりマズいです。
国際オリンピック委員会はロゴマークの使用を
特定スポンサー以外には認めていません。
商店会の応援などでも厳しい制約があるそうです。

▼東京オリンピックの例

知的財産保護·日本代表選手等の肖像使用について JOC


ということで、記事に使用するなら、
やっぱりフリー画像か、みんフォトか、
パブリックドメインが安全なのでしょうね。



◆テレビ画像スクショ:


番組等のURLがあるなら掲載or埋め込み。
放映者の許可がない限りスクショ自体NG。
上記と同じ理由です。


番組も放映されているものも
誰かの制作物だから。

プロの俳優さんであっても、
撮ったり拡散してほしくない
角度やカットもあるでしょう。
ネタバレは言わずもがな。
そのために事務所がある訳ですから。

ましてやオリンピック選手などは、
今やスポンサー付きが珍しく
なくなってしまいましたが、
本来はアマチュアが基本のはず。

オフィシャル以外の情報の拡散は、
場合によってはアスリートを鞭打つ
結果になってしまうかもしれない。
それは肝に銘じておくべきだと思います。



◆YouTubeスクショ:

最低限、URLを掲載or埋め込み。
スクショのみはNG。

スクショだと一部を切り取った形に
なってしまうため、どういう文脈で
誰が何を喋ったのか等が確認できず、
フェアじゃないと思うので。



◆漫画、イラスト:


【一次創作】
本人や出版社などのPR材を使用、
またはリンクを掲載。
中身は1ページでもスクショNG。


ちょっと厳しいかもしれないですが、
自分がマンガやイラストを描くので、
コレかなり切実なんですよね。

自分が把握していないところでネタバレ
されてしまうのはちょっとツライです。
特に、見せ場のスクショ拡散は
ダメ!ゼッタイ!!
アカンと思うのです。

超短編でも連載でも、見せ場に向かって
必死に前振りを描いてる訳ですから、
そこに至るまで頑張ってきた努力が
腰砕けるくらい無駄になってしまうので…。

宣伝しようと思ってくださるとしたら
本当に本当に有難い限りなのですが、
その際は作者側が出している材料で
お願いしたいです…m(__)m

これは自分だけではなく、他の
作家さんの作品でも同じです。

もちろん、作家自身が拡散してるなら
全然まったく問題ありません!


【二次創作】
あくまでも基本スタンスが
アンダーグラウンドということを
自覚した上で、公式に迷惑を
かけない範囲で。


◆例外として:

人命がかかっている場合などはOKとします
災害時の緊急情報、役立つ知識など。
例:明かりの確保方法、スマホの節電設定etc.

ガセ情報を流さないよう留意!
発信元を確認してから拡散




◆みんフォトを使用された方の記事に
著作権侵害と思われる内容があった場合



もともとこの記事の始まりは、

みんなのフォトギャラリーに登録した
イラストを使ってくださった御礼を
したくて記事を見に伺ったところ、
オリンピック選手が映っている
テレビやYouTubeのスクショと思われる画像や
ネット上の写真のコピペと思われる画像
(しかも引用元やURLの記載ナシ)と
並列で使用されているのを発見して、

みんフォトのイラストを
そのまま使い続けてもらうのを
OKとするか否か?

というハナシでした。


そこに戻ると、
「みんなのフォトギャラリー」に投稿した画像の第三者利用を停止する
機能を使えば一発なんですけど。

※ [このクリエイターには今後あなたの画像が利用できないようにする] にチェックを入れることで、そのクリエイターがほかの記事であなたの画像を使っていた場合も、画像利用が停止されます。また、今後あなたの画像はそのクリエイターの「みんなのフォトギャラリー」検索結果に表示されなくなります。


ブロック・報告(通報)機能について


でも、使用停止や報告機能を使っても、
他の方のが使用されてしまうかもしれないし、
いつまでたっても意図が伝わらないのでは??

いやそれはまた使われてしまった人が
考えればいいのか??
ぐるぐるぐる…

などと悩んだ結果、とりあえず今回は
この記事をもって意思表示とします。

で、今後同じことが起こるようなら、
「自分のイラストと無断スクショが
並べて使われるのはイヤなんです」と
コメントして、当記事のリンクを
貼ってみようかと思っております。



■「そこまでしなくていいのでは?」という方へ。私の失敗談


「イヤイヤ、自分べつにプロじゃないし、
シロウト文字書きだし。そこまで
ガチガチに考えなくていいんじゃない??」
と思われるかもしれません。

そういう方に、私の失敗談をお伝えしたい。

何を隠そう、私自身が過去に別アカで
Twitterやブログを始めたばかりの頃、
無知で無断スクショ撮りまくって
UPしまくっていたからです。

でも問題がわかるにつれ、
コレはアカンと、結局すべてのスクショを
自主的に削除するに至りました。

アカウントを一時閉鎖してメディア欄を
掃除する手間もとんでもなく大変でしたし、
それによって繋がっていた人たちに
説明し理解してもらうのも大仕事でした。

そして感じたのは、
例えばブログ記事がスクショのお陰で
一時的にアクセス数が伸びたとしても、
それは自分や自分の記事への評価とは
言えないのではないかということです。

他人の作品に底上げしてもらってるとしたら、
自分の実力も信じられなくなって
しまうのではないでしょうか。

ツイートや記事が多くなるほど、
オフィシャルになればなるほど
足枷になってしまうのです。



もちろん、現在の著作権法などについて
インターネット時代と合致していない
部分が沢山あるとは思います。
そこの課題は追々解決されることを願います。

▼コチラも参考にさせていただきました


■みなさんはどうされていますか??


そこで、note知を拝借したいのです。

自分の意図せぬ方向で
自分の作品を使用された時って、
どう対処されてますか?


・スルーしてる

・みんフォト使用停止や報告機能を使う
(表面的には特にアクションしない)

・自分の記事で方針を出している

・直接相手の記事にコメントするetc.



「そうそう、ココ悩むよね!」とか
「私はこうしているよ」とか
「こういう手段もあるよね」とか、

もしお聞かせいただけたら
とても嬉しいです!!


もちろん、万一何か瑕疵がありましたら
ご指摘いただけると有難いです。




※お返事について※

予めのお詫びで大変恐縮なのですが、
テーマがややセンシティブなこと、
私がまだ勉強中であること、
フィギュアスケート漫画制作中のため、
どうしてもお時間をいただく
ことになるかと思います。

じっくり拝見して熟考の上で、週末に
まとめてお返事させていただきたく、
ご理解いただけますと幸いですm(__)m




※追記※
ヘッダーはみんフォト登録の写真をお借りしています。
が…、元のサイズがヘッダーより大きかったため、
これ以上小さくすることが出来ず、
一部が欠けた状態でヘッダー表示されています。
私が勝手に改変した訳ではないので、念のため😅
作成者の方へのリスペクトを込めて🍀



後押しいただけたら、地の果てまで頑張れそうな気がします…!