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吃音サバイバルを生き抜く

無人島でサバイバルするには丸腰で生きていけるでしょうか?
ナイフやロープ、丈夫な布など、あると楽になる道具がたくさんあると思います。

では私たちが暮らしている社会ではどうでしょうか。
生きていくには仕事をしなければなりませんが、効率かつ確実に丁寧な仕事をするには、避けて通れない事があります。

それは「会話」です。

仕事では仲が良い人、知っている人だけでなく、他の会社や様々な立場の人と会話をする必要があります。普通の人だったら、ちょっと緊張するくらいかもしれませんが、吃音者だとどうでしょうか?
普通の人が当たり前のようにできる「会話」が吃音者には、とても難しく感じる事があります。吃音者にとって会話が絶対必要な現代社会はサバイバルそのものです。しかもほぼ丸腰の状態です。

ここまで見ると不安に感じるかと思いますが、安心してください。
私は社会人として10年近く生きています。
私はエンジニアですが、日々10件近くの電話、打ち合わせ、発表を普通の人と同じようにこなしています。
つまり、今は丸腰ではないということです。

社会の事を、「吃音サバイバル」と表現しますが、必要な道具は以下の5つだと思っています。
①自分と他人の吃音への認知のズレに気づく
②悩みをボカす
③自分よりも優秀な人が多い環境に身を置く
④他人と接する機会を増やす
⑤あきらめる(いい意味で)

今後は5つの事に関して記事を書き進めたいと思います。
長い文章ですが読んでいただきありがとうございました。
前向きなあなたの、少しでも良い吃音ライフを心より願っています。

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