第49回 衆議院選挙

 本日、2021年10月31日、49回目の衆議院選挙が行われます。
 本日中に投開票が行われ、安倍元首相からの約9年間の自民党1強時代への審判が下される事になります。

 衆議院選挙は、2017年10月以来です。
 465議席に1051人が立候補しています。与党の自民党に対して、
立民、共産、国民民主、れいわ、社民の5野党統一候補が213選挙区で、対決候補をまとめており、余談を許さない状況です。

 今回の選挙のポイントは、経済成長と分配、ワクチン接種や検査体制の
充実、になりそうです。
 岸田首相は、最後の街頭演説となった大井町駅前で、コロナ対策や給料の引き上げを強調されていました。

 与党としては、過半数以上、そして憲法改正を見越して3分の2ラインの310議席の確保を目指す事になりそうです。
 岸田新首相の誕生からすぐという事もあり、首相選の勢いを活かして、
大勝を狙いたい所と思います。

 野党としては、コロナ対策や経済対策、少子化対策などで、世界に対して遅れを取っている状況を批判し、少しでも勢力を伸ばしたい、という所でしょうか。
 各党が連立して候補を絞っている所からも、各党のマニフェストがどう、というより、選挙の議席数に拘っている印象を受けました。

 個人的には、自公が3分の2は無理だが、現状相当の議席を確保するのではないか、と思っています。
 野党の結束も効果があるかも知れませんが、自民党の知名度が、やはり
強いのではないかと思っています。
 ただし、先日の自民党内の首相選で展開された、昔ながらの派閥式に嫌気が指した投票者が反自民党という事で、対立候補に投票した場合、予測が
大きく変わる事も想定されます。

 果たして、どのような判決が下るのか、注目していきます。

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