平日の昼下がりで立ち止まる話

文化祭が終わりました。世間は連休明けでいつもの働きを見せているけれど、私たちは三連休真っ只中です。

こんな晴れた気持ちの良い日はどこかに出かけたいなぁなんて思いながら窓を開けてみる。

近くで水が流れる音。透き通る日光に照らされる住宅地。たかい高い空。あとは何も聞こえない。

外の世界が静か過ぎてびっくりした。

自分の日々の焦燥感とか、先延ばしにしてる何かとか、そういうドロっとしたものを溶かすような空気がここにはあった。

ジブリの猫の恩返しに出てくる空気感に似ているな

なんて、そんなことを思ったりした。ハルちゃんは、自分の時間を生きる大切さに気づいて元の世界に戻ってきたけれど、少したちどまって猫の世界に行ったからこそ気づけたのだと思う。

今日は、私もそんな世界で過ごしてみよう。

そして、人生は続くのです。

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