見出し画像

犬の爪のはなし

犬の爪って 長くないほうがいいのに
「血がでた」とか「キャンッって鳴いた」とか「トラウマになった」
など言われて でも結局爪が剝がれたり 巻き爪になってしまったり
個体差あるだろうけど 歩きにくくなってしまったり。
もうあのサロンには連れていけない とか。
飼い主も 獣医もトリマーもみんな一生懸命なのに
この溝ってなんなんだろうか と。

なんでなんだろうなぁ ってずっと思っていて
いろいろ調べたり 獣医に聞いたり インスタ回遊しまくって
なんとなくわかったことがあるので書きたいと思います。

小春さんは パピーの頃こそドッグラン行き過ぎで爪が削れていて
爪切りってしたことなくて。今思えばラクだったしよかったです。
(パピー期は爪も柔らかく削れやすいそうです)

でも狼爪だけは伸びてくる。
今でも2ヶ月に一度 肛門絞りと狼爪だけ切ってもらっています。
やる必要がありそうであれば、耳掃除も。

お散歩時間が短い子やシニアさんは1ヶ月に1度がいいのかな。

爪って 放置していると血管・神経も伸びてくるんですって。
これは人間のネイルベッドと同じ考えですね。
深爪してるとベッド部分が短くなっていく。

だから一度血管・神経を伸ばしてしまうともう短く切れない。
ゆえに、出血→止血剤 みたいな流れがある。

わたしも苦手ながら 小春の爪をカットしたことがあります。
「キャン!!!」て鳴きました。
でも爪みても神経にいってないし もちろん血もでてない。
なんでや。
※でも結果大変だから自分でやるのはやめたんすけど。

犬たち 実は血がでていなくても 痛くなくても
びっくりしてそういうリアクションとっちゃう。

パチンッっていう音と 切られた時の振動はけっこうびびるらしく
いたい!!!というよりは「おぉ!!びびったー!!」って感じでしょうか。らしいです。

これは獣医やトリマーさんも言っています。

ただ、それを飼い主がわかっていない もしくは
普段から爪を伸ばしてしまっていると

血がでる可能性も増えるし それがいやで(飼い主にいろいろ言われるのが)あんまりギリギリを攻めない獣医・トリマーが多いんだろうなと。
→もちろん 悪循環。

こういったことが分かったのは
いつものかかりつけ医だと 老爪以外は「切るとこないねー」
って終わってたのに
以前砂を食べ過ぎておなかぴーぴーになっちゃったときに診てくれた先生が
すでに短い小春の爪を全部さらにカットしてくれたと元旦那から聞いたことにあります。

けっこう短いかなって思っていたけど切れるんだなー。って思いました。
もちろん血もでないし痛がってもないです。

小春を迎えたころ 爪ってどんな長さがベストなんだろ?と調べまくった時
「肉球と同じ高さくらい」っていうふうに書いてあるサイトがありました。
しかしドッグランでもっと短くなっていくんですけど。

フローリングの上を歩いても ほとんど音がしない
もちろんアスファルトの上は無音です。

このくらい短いのを保ってあげられると、継続して短く切ることができます。※狼爪はけっこう短く切れます。

小春は短い爪を更に切るだけなので 血は出ません。
苦手なつめきりも 上手な先生だとほんとにうまく早く終わる。
もちろん鳴くこともないです。

何がいいたいかって だから多分長い爪はいいことないぞと。

最初に書いた 一度伸ばすともう短く切れない。
じゃあどうするか

ガツンと 短くする。しか方法はありません。(と思う)
長く伸びてしまった爪を切るわけなのでそういうときはきっと血がでる。
「血がでた」とか「キャンッって鳴いた」とかっていうのは
まあもちろんいい気持ちになるはずはないけど・・・
もしかしたらいい獣医やトリマーかもしれないですよね。

短く担保させるためにはカットするしかないから。

だから その子にあったきちんとしっかりの散歩量
爪のメンテナンス は 大切だなって思いました。

爪短いと 人間でいうとキーボード打ちやすいのと同じで
後ろ足も一番最初に爪じゃなくて肉球が地面のつくので安定してるし
グリップがきいてる感じ。

シニアや体重がある子はなおさら 腰にも関わってくる部分なので
メンテナンスは大切だなと思いました。

病院が苦手な犬もいるだろうし、先生との相性とか 
一概にらくちんな話じゃないのかもしれないけど
飼い主が爪の構造や 伸びるスピード 爪が長いとどうで
短いとどうというのを知っておくことはできると思う。

いやー。小春の爪短いのみてて気持ちいいのです。
歩きやすそうだし。

次は年末か。

いいサロンや病院に出会えて
みなさまと犬たちがにこにこでいられますようにと願います。
爪のおはなしでした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?