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フィールドワーク展に行って感じたこと

常葉大学 造形学部の大場心晴です!

2月11日に、慶應義塾大学の加藤研究室が主催する、「フィールドワーク展」に行ってきました。
そこで感じたことを簡単に記事として残したいと思います!📝

対話から得られるもの

修士のIさんの研究が印象に残りました。
Iさんは、10万字の小説を書いていました(小説を買わせていただいたので新幹線での朝読書にします🚅)。

研究を経て自分の視野が広がったとおっしゃっていたので、なぜ視野が広がったのか聞きました。

すると、他者との対話がきっかけだとおっしゃっていました。

それを聞いて、自分の中で考えていたことが、他者にひらくことで反応や得られるものがあって、そこから自分の価値観やモノの見方につながって、視野が広がるのだと思いました。

自分の内を振り返ること(自己分析)とかって本当に辛いことだけど、自分の外(他者)に価値判断を置くことで、自分を掴むきっかけになるのだとお話ししてくださいました。

正解がわからなくなったり、考えが止まったりしてしまった時はどんどん他者を頼ることが大事だと思いました。

最近は、多様性って言葉がよく使われるけど、それが多様性にもつながるような気がします。

他者との対話により、多様な考えを受け入れて、多様な自分の価値を聞いたり得たりして、さらにそれを自分の内に問うことで、また新たな発見ができるのかな、と思いました。

どうでもいいことが大事

また、印象的だったのが、モバイルメソッドという本の中身でした。
本当に本当に小さなことに着目した文章がたくさん載っていて、おもしろいと心の底から思いました。

特に矢印についての文章が印象的で、意外な場所にも矢印があることを知ると同時に、矢印によって日々人は動かされていることを実感しました。

その文章を読んでいて、「矢印は太さや長さが時間や距離に比例している」という表現がありました。

それを読んで、「矢印って人の人生みたいだな」って思いました。

一本の矢印を1人の人生として見た時に、もちろん長さは人によって違うし、太い部分もあれば細い部分もありそうだし、色で見た時には、濃い部分や薄い部分がありそうだと思いました。

色々な人の人生を矢印で表したら、多種多様な矢印が見られそうだなと思いました。

矢印って当たり前にノートに書くし、普段目にしているものだし、今まで全然意識したことがなかったけど、今日読んだ文章からここまで考えることができて、おもしろいものなんだなって思いました。

どうでもよさそうなことがやっぱり大切なのかも、と改めて思うきっかけでした。

さいごに

2時間くらいの滞在時間だったけど、たくさんの刺激がもらえた濃い時間でした。
自分の学びや気づきにつながるような機会になったのが嬉しかったです。

現在は、部活で「観察と描写」というPJをしています。
ものの見方に対する解像度を上げるために、日々訓練中です。

加藤研リスペクトでシールを貼りました!😆


ここまで読んでくださり、ありがとうございました!🙌🏻


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