ひよし

大阪市立大学文学部地理学教室

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「国道10号・220号の植栽と景観に関する検討会」の資料を読む。

国交省の出先機関である、「宮崎河川国道事務所」が、本件の管轄である。平成24年度にこのワシントニアパーム問題をどうするかの議論が始まったと見え、表題にある「国道10号・220号の植栽と景観に関する検討会」が行われたようである。資料が出ているので読み進めてみたい。 国道10号・220号の植栽と景観に関する検討会 宮崎河川国道事務所|国土交通省 九州地方整備局 (mlit.go.jp) 第1回の資料 ・宮崎南バイパスは昭和54(1979)年に開通。 ・日南海岸沿いの観光ルー

    • なぜ景観が保持されなければならないのか。

      街路樹の話をしていると、大阪市や東京都のような地方自治体が長年愛されてきた街路樹を伐採している・しようとしているような話をよく聞く。とりわけ明治神宮外苑の件は有名だろう。 神宮外苑再開発 警告で考える「再開発のあり方」 伐採計画どうなる? | NHK この件に関して私はいまいちわかっておらず、もうちょっと追ってみたい内容ではある。もちろん大阪・東京両都市の事例においてはその地域における与野党対立が強いこともあるんじゃないだろうかと思ったり。 伐採反対の立場をとる人は長年

      • やっとnoteをやろうと思った

        大学4年生になりました。4年生といえば卒論。やらなきゃと思っているけども、なかなか進まない。ということで、研究ノート代わりにここにメモしていきます。 今のところ、卒論のテーマは「なぜ宮崎県ではワシントニアパームが植え替えられたのか」ということになりそう。街路樹の維持管理のコストはかなりのものだし、海外旅行ができなかった時代のように南国イメージが必要とされているとも考えにくい。そもそも街路樹ってどういう意味合いで、なぜ公的支出の対象になっているの?みたいな話をこの1年で扱って

      「国道10号・220号の植栽と景観に関する検討会」の資料を読む。