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昔の攻略本を見ながらリメイク版マリオRPGを楽しんだ

当時少年だった自分が想像していた「マリオのRPG」とまったく違った

原作に忠実すぎるくらいに忠実なリメイクで話題のスーパーマリオRPG。

原作が発売された当時、小学生だったわたしは、実はSFC版のスーパーマリオRPGが出る前から、マリオのRPGが出たらきっと面白いだろうなと思っていたし、出るならこういうゲームになるんじゃないかとよく妄想していた

しかし、実際に出たマリオRPGと、わたしが妄想していたマリオのRPGは似ても似つかないものだった。わたしが妄想していたマリオのRPGというのは、簡単に言ってしまえば、マリオが中世の世界を剣と魔法で歩き回る、いわばドラクエのキャラをマリオに置き換えたような内容だったからだ。

ご存知のように実際に出たマリオRPGは、RPGでありながらマリオの世界観であり、操作感もマリオの者が生かされた画期的なものだった。

なので、発表された時はとても驚いたし、ドキドキしたし、誕生日プレゼントで買ってもらうことに一寸の迷いもなかったし、買ってもらった後はハマりにハマって、何周もした記憶がある。

「攻略本」で隠し要素も楽々クリア

そんな思い入れのあるマリオRPGなので、リメイク版も発売早々に購入、散りばめられた小ネタを楽しみつつも、ほとんど詰まることなく10時間程度クリアしてしまった。

ただ、さすがに細かいところは忘れていたので、例えばひまんパタこうらの取り方とか、おばけが隠した勲章の場所とか、クリスタラーの封印な解き方とかの隠し要素については、ときどき攻略本を読みながら進めた。

今、あれ?攻略本? と思った方がもしかしたらいるかもしれない。念の為言っておくが、攻略サイトではない。攻略本だ。

でも、リメイク版のマリオRPGの攻略本なんて出てたっけ? と思った方、いやいや、リメイク版の攻略本なんて必要ないんですよ、このゲーム。

なにせ、リメイク前の攻略本がほぼそのまま使えるから

まあ、リメイク前の攻略本、リメイク後も使えること自体は、実はそんな珍しいことじゃないので(特にストーリー部分とかは、リメイク前と後で変わりようがないし)そんなドやることでもないのだが、リメイク版をやるとなって、押入れから引っ張り出してきた当時の攻略本がまあ、普通に読み物として面白い。

特に、これは自分が持ってるマリオRPGの攻略本が「裏テクニックガイド」というやり込みプレイヤー向けの攻略本だったから余計にそうなのかも。

カバーはなし

(Amazonだとやけに高いが、メルカリを見る限り、さすがにもう少し安い)

遊び心がいっぱいだった当時の攻略本

例えば、本書、冒頭からマリオRPGに出てくるキャラクターたちがやり込み要素の「ヒント」を教えてくれて「え、なにそれ?」とわくわくさせてくれる。

キャラがちょっとしたヒントをくれるのは、攻略本の本編でも変わらず。

やりこみ要素の解説もばっちり。なお、裏テクニックガイドのワイン川下りの最効率ルートとかパタパ隊の最短記録とか、これがこのまま使えるのかは未検証。

そもそも、マリオRPGに限らず、当時は攻略本を読むだけで楽しかった。それは子どもだったから楽しめた、だけじゃなくて、攻略本自体に遊び心がいっぱいだったのも大きいと思う。(有名なところだと「スーパーロボット大戦F」とかね)。

まあ、当時のゲームは意外とボリュームがないから、遊び心とか、いろいろな企画を入れないと紙面が埋まらなかったのかもしれないけど。

昔の攻略本が懐かしいだけじゃなく読んでて面白かった、ってことをただ書きたかっただけなので、どう締めようか困りだしてるが、とりあえず、攻略本が通用しないマリオRPGの追加要素を年内にはクリアしたいと思う今日この頃です(仕事が忙しくて、クリア以降触れていないので)。

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