2gether OST カン・グー (ブライトくん目線)
国歌は歌えるかーーー?!!
おーーー!!?!?!
あちこちのGMM系ファンミで必ずといっていいほど歌われる2getherのテーマ曲「カン・グー」(คั่นกู, khân kuu)。今週末のSide By Side横浜ファンミで沼の民国歌としてクライマックスに使われることは必至だ。
ブライトくんはマイクを客席に向けるかもしれない。
ならば覚えた方がライブは楽しい。
でも私にはどうしても速くてサビがついていけない。
だから簡単な楽譜を書いて、発音記号の歌詞をつけたよ。
発音記号で歌を覚えたいというニーズはあると信じてる。
声調記号は不要だから全部はぶいたよ。
というか、何十年かぶりに楽譜書いたよ。
はじめてMuseScoreという楽譜ソフトをつかったよ。いまこんなすごいソフト無料で使えるんだね。おそろしいね。昔は…いや、やめておこう。
さて私がこんなつたない楽譜を書くずっと前から、「カン・グー弾いてみた」面々の方々の演奏がある。どれもこれもとてもすばらしく、なんども聴き入ってしまう。
けれども、今回耳コピで記譜したこの楽譜は、それらの作品とは音がちょっと違う。たとえばサビの1小節前に駆け上がる音とか。違う音が全部で9つくらいある。
私は今回、ブライトくんがタイ語で歌うときの音を記譜することに重点を置いた。
ブライトくんが日本語で歌ってるカン・グーは、タイ語版と少し音程が違うところがある。
たとえばサビの1つめの終わりに「ルプラオ」という歌詞があるが、ブライトくんは「るーぷらーおー」と音を下げていく。そのアンニュイな感じがとてもいい。その感じをそのまま音にしたいと思った。「Brightくん目線」と書いたが言い過ぎだったらゴメン。
ちなみに、この楽譜上のスラーの意味は、ひとつの単語なのに音符が分かれているところにかけている。「何」をさす「a-rai」など、本来なら分けられないものに2拍あてられているところ。
楽譜は、国歌の練習のためにご自由にお使いください。
あらためて楽譜をみると、調性は♭が5つ。ということは♯が7つでもある。半音下げればハ長調でとても分かりやすくなる。でもあえてそうしない。予想される理由は2つ。1. ブライトくんの音域がそうであるためか(萌える///)。2. ロシア・ロマン派などで多用される変ニ長調を採用。黒鍵を多用し弾きやすく、音はすこしくぐもったトーンになるためか。
変ニ長調に載せた蠱惑のボイスは何度聴いても聴き飽きません。歴史的必修にすらなった2getherのカン・グー、ぜひ多くの人に覚えていただけますように。
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