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無を掃除する
車に乗って道を走っていたら、おばあさんが道端の電話ボックスの掃除をしていた。
なんとなく、今まで電話ボックスにも掃除が必要だということを考えたことがなかったな……と思った。当たり前に要るのに……
ググったら電話ボックスの清掃のバイトが求人に出ていた。そしてバイトなんだ……そらそうだよな……NTTの人が回るわけじゃないよな……
でも今どき、何人ぐらいが電話ボックスの公衆電話使ってるんだろうな。ド田舎の道端の電話ボックスだし。歩いて通る人そのへんの集落の人しかおらんし。そんな人なら自宅から電話すれば良いだろう。おばあさんだってきっと使ってない。何日に1回ぐらい掃除してるんだろうか。
誰も使ってなくても土ぼこりとか光に寄ってきた虫とかついたりすんのかな。でも掃除と掃除の間に実際一人も使ってなかったらちょっとむなしいかもしれん。
サボっても気づく人あんまりいないんと違うかな。それでもきちんとこんな寒い中拭き掃除をしているおばあさんよ。なんとなく「美しさ」「悟り」みたいなものがあるような気がするよ。なんか良いことがあるといいですね。
と、無責任にそんなことを思いました。
今日はここまで。ありがとうございました。
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