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サービスエリアのNegicco理論

オモコロチャンネルを眺めていた。



いくつかチャンネルを登録しているけれど、YouTubeを開くタイミングがまちまちなのでたいていそのとき上の方にサジェストされてきたものを見ている。こういう最近のAI学習か何かで最適化されてるものからザッピングするとき、”大いなる力”みたいなものに操られてんなぁ、といつも思う。

その問題は今日のところは置いておくとして、メンバーがサービスエリアに寄ったあたりで、私がこの場所に居合わせたとしたら、アッいつも見てるYouTubeの人だ!と気づけるだろうかとふと思った。

私は人の顔を覚えるのがめちゃくちゃに苦手だ。顔の映像を自分の中にとっておくことができないので、かなりの部分を、いつ、どこで、何の用事のために会った人かという、付随データに依存している。そのため、同じ人に別の場面で会ったときに全く気が付かないということがよくあるのだ。

なんとなくそんなことを考えたのだけれど、実は既に自分の中に一つの回答は出ている。私はこれを「サービスエリアのNegicco理論」と呼んでいる。自分の中でだけで。勝手に。

数年前、高速道路のSAでNegicco(3人組の地元で有名なアイドル)に会ったことがある。仕事の行きか帰りなのだろうけど、ロケではなく、オフの状態だった。

その時は最初、食券を持って私の前に並んでいたのがメンバーの一人だったのだ。あれ、見たことがある顔だなと思った。でも、思っただけで確信はなかった。

その人が、うどんか何かを受け取ってフードコートの席に戻っていったのをなんとなく目で追ったら、その先にこれまた見覚えのある顔の女性が2人いた。モヤモヤがやっと確信に変わった。Negiccoじゃん。きれい〜。

確かに、1人だけ見ているときでもなんとなく頭のすみではわかっていたのだ。けれど、場所の必然性もないし空似かもしれないなとまずは疑う。間違っても声をかけたりなんてできない。周囲も、うどんコーナーの周りは誰も反応していなかったけれど、3人が座っていた席の周りは流石に少しそわそわしていた。

SAのNegicco理論、それは、「場違いな場所に1人だけいたならそっくりさんかもしれないが、そっくりさんが3人同時に揃うことはない」ということ。当たり前だけど。そっくりさんが集まれば集まるほど、そっくりさんでない確度は高くなるのだ。

ということは、アレも5人(2人ほどあやういけど)わかる顔が揃っていたのだから、その場にいたらわかったかもしれない。いや別にわかったからといってどうもしないんですが……

ちなみにこの理論を生かすと、モノマネも1人でやるより2人以上並べるとそれっぽさが増すということになる。「細かすぎて」とか見てるとけっこう実証されてる気がして面白い。やっぱり正しいなこの説……


今日はここまで。ありがとうございました。



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