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セルの結合はそんなに悪か

最近僕のInstagramが「エクセル活用」みたいなのを推してくる
検索した覚えは無いけど、出てくるのでついついクリックしてしまうから、さらに推してくる
見てみると…ショートカットキーや関数関連が多い感じ
・ショートカットはこんなに便利!
・こんな便利な関数あるよ!
効率上げて作業できますよ的な内容だ

とても理解できる。僕も少しはショートカットキーを使う、関数も使う。でも紹介されているもの全て知ってるかと言われれば…ほぼ知らない笑
じゃ僕は効率的にエクセルを使っているかと聞かれれば、それなりに使っていると答えると思う
要は何を使うか、知っているか。そして使う人が『便利な機能ないかな?』と疑問に思った時に、こうやって調べて『おーー便利だ!』と思えば、以降使えばいいだけの話だ
人間そんなに覚えていられない。どんなに便利なショートカットキーだって、いざ使う時に

『ん?どうやるだっけ??』

なんて考えたり、調べたりしていたらあんまり意味がない
そんな僕の数々あるショートカットキーのイチオシは…
「Windows」+「D」
分かる人は笑っちゃうか、なんでって思うであろうこのショートカットキー
イチオシ理由は…凄く簡単で「一瞬でデスクトップ画面を表示してくれるから」笑
どんなにサボっていても、これで一安心!さぁ明日から使ってみてください

さて、こうやって推してくるエクセル活用で昔から「悪」とされてる「セルの結合」
いわゆる「方眼紙」みたいにして、セルの結合を多用し、見栄えをよくしている人も多いのでは…
このセルの結合をしなくても…といった紹介にある、セルの書式設定で「選択範囲内で中央」はとても便利で、僕もよく使っている
でも当たり前だけど、これにも不便さはある。この機能をよく知らない人が画面操作をする時には、表示されているセルをアクティブにしても、そのセルには何も表示されないことだ
こううい風に、作り手と作業する人が違う場合は、この機能を使うことによって、作業する人に優しくない作りとなってしまう

書式設定→配置タブ


セルの結合での不便さといえば
・コピー&ペーストがやりにくい
・列の幅を変更しにくい  …等々
もっとたくさんあると思うけど、とりあえずこれ位で
こうやって両方に不便さがある。推してくるものに共通した「作業効率」を考えるなら、一番大切なのは「作業する人(または時)がどうか」であって、セルの結合の不便さは二の次じゃないかな

そういう僕もセルの結合は使う。どちらかというと不便さが勝ので、セルの結合は基本的には好きじゃない
でも僕の場合は、セルの結合をした表を入力や、コピーする値のものには使わない。表はあくまで「表示」させることに使うので、セルの結合の不便さを感じさせないように作る。表示用ということは、当然これを使って印刷をするので、体裁は整えやすので、見た目も美しい(自分でいうのもアレですが笑)

簡単に説明すると…入力用のシートを作成し、値をデータ用シートに蓄積。このデータを使って表形式や印刷様式に表示させるって感じ
こうすれば両方の良いとこ取りでエクセルを使うことができる!

ショートカットキーにも言えることだけど、要は使い方
ステレオタイプに「セルの結合」はダメ、不便って決めつけるよりは、どうすれば作業しやすいか、入力した値を正しく使えるかを考えた方が建設的だなと思う

改めて考えるきっかけをくれた僕のInstagramよ。ありがとう笑

あっ!最後に共感したことも一つだけ
「一つのセルに一つの値」
例えば…セルA1に
「100円」って入力している人いませんか?
これは金額と単位を同じセルに入力しているので、とても利用しづらい値です
セルA1に「100」(金額)
セルB1に「円」(単位)と分けて入力をしましょう!


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