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L∞M RADIO ゲスト:坂 晴紀さん【沖縄のコメニウス】✨

皆さんこんにちは💛

NC HIGAです💛

今回は、L∞Mradioのゲスト「坂 晴紀(さか はるき)さん」についてお伝えいたします。

L∞Mラジオ対談ゲスト

氏名:坂 晴紀(さか はるき)さん

・NPO 法人 エンカレッジ 代表

・連絡先

ホームページ:https://www.enc-ok.jp/

TEL:098-923-1813

3つのポイント

3つのポイントとはゲスト様に作成して頂いた質問書の内容を、NC HIGAがリサーチした後に3つのポイントにまとめたものです。

1:格差打開
2:子供学習
3:社会貢献

ラベリング

ラベリングとは3つのポイントをさらに1つにまとめたNC HIGAの独断と偏見で主観的に決めたものです。
沖縄のコメニウス(国を思い教育を推進)
【ラベリング理由】:坂さんは、マクロ視点で県の成長力を見据え、ミクロ視点でその中で重要である知識だけでなく人間力を育成し、多方面に降りかかる子供達の格差を打開する事に尽力されています。
近代教育の父ヨハネス・アモス・コメニウスは、教育なくしては人間は人間になることはできず、貧富や性差関わらず『教育は万人に対して必要』と訴えた。彼は人間は知性を備えているものとし、人間は教育が可能であるとしてます。坂さんの教育格差の社会課題に対しての思想とコメニウスの万人への教育の思いは近く、まさに沖縄のコメニウスだと感じます。

・NCHIGAメモ

近代教育の父 ヨハネス・アモス・コメニウス:教育とは全人を開発することである。
チェコの教育家、『あらゆる人に、あらゆることを、あらゆる側面から教える』、汎知主義を提唱し一貫性と普遍性を備えた教育論を唱え近代教育の父や祖と呼ばれる。
三十年戦争の渦中に国外逃亡を余技なくされ、生涯亡命生活を送ることになったがずっと祖国の解放を願っていた。
そしていつか訪れるその日のために人類愛的平和主義の立場から教育の改革に挑んだ。
教育なくしては人間は人間になることはできず、貧富や性差関わらず『教育は万人に対して必要』と訴えた。
彼は人間は知性を備えているものとし、人間は教育が可能であるとした。

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①人生や活動の理念

全ての子ども達が夢や希望をもてる社会作り。

Q現在の沖縄の子ども達の置かれている経済環境は、どのような状況でしょうか?

A私たちの視点から言わせていただきますと、経済格差が教育格差に繋がっているとすごく感じています。また、経済格差が教育格差になってはいけないし、その教育格差が経済格差を生むことも良くなくそれがずっと続いていくという事が懸念している所であります。そういったところで、教育は必ず平等でないといけないと思ってます。

Q坂さんが現在の理念を考え始めたのはどのような事がキッカケだったのでしょうか?

A現在NPO法人エンカレッジの代表をさせて頂いているんですが、元々24年前から学習塾もさせて頂いているんですが、沖縄市で開校しました。その中で、経済的理由で塾に来れない子供たち、または、経済的理由で塾を退塾しなければいけない子供たちが凄く多かったんです。その頃はまだ私が20代だったので、マーケティングもちゃんとせず家賃が安く、知覚に子供が多くいる場所を選んだんですが、先ほど言ったように教育は平等でなきゃいけないんですが、これほど貧しい子供たちが沢山いる地域の未来だったり、経営の重要なお金を儲ける事と、永続性だと思っているんです。この状況では、永続は厳しいと思ったんです。子供たちが教育を受けず、大人になり、自分の子供に塾代を出して、塾に通わせることが出来るかが凄くクエスチョンでした。そうすると、塾の永続性が担保されないじゃないですか?であれば、今のうちに子供たちに教育投資を行う必要があり、その子供たちが大人になり自分の子供に塾を通わせる中で、永続性をクリアしようという考え方に至ったんですが、これは、分かりやすく塾経営で話してますが、市場経済すべてなんですよ。なので今のうちに地域全体で未来へ投資していかないと、その地域は永続していけないと思います。

・NCHIGAメモ

World Vision
富裕層と貧困層の割合
2019年データ➡下から50%の層が保有する額は世界の総資産の1%未満。上位10%が総資産の82%、上位1%が半分近くを保有。
・世界の貧困層の人口:
1日1.9ドル未満7億3,600万人(10%)⇒内6億2,900万人(85%)は南アジア地域、サブサハラ・アフリカ地域
(インド・ナイジェリア・コンゴ共和国・エチオピア・バングラデシュ)
・多次元貧困ラインMPI:保険、教育、所得の人間開発指数HDIの3つの要素で、世帯レベルで複数の形態の貧困を表す指数で、多次元貧困状態の人の割合、多次元貧困状態にある世帯の貧困の深刻さを表すもの。
MPI貧困層13億人➡6億6,300万人は子供で4億2,800万人(32%)は10歳未満

・OECD加盟国の中で日本ワースト10位の貧困率 加盟国(以下の37か国)
近年、国内貧困問題は深刻化。日本では、ひとり世帯あたりの可処分所得が122万円以下の層を貧困としているが、割合は15%と、OECD加盟国の中でもワースト10位。そのうえ貧困率は今後悪化していくと予想される。
なかでも母子世帯の貧困率は50%以上と世界最下位、何とシングルマザーのふたりのうちひとりが、月に10万円以下で子育てをしていることになる。
 1948年,米国による戦後の欧州復興支援策、マーシャル・プランの受入れ体制を整備のため,欧州経済協力機構(OEEC)がパリに設立。欧州経済の復興に伴い,欧州と北米が対等のパートナーとして自由主義経済の発展のために協力を行う機構としてOEECは発展的に改組,1961年に経済協力開発機構(OECD:Organisation for Economic Co-operation and Development)が設立。日本は1964年,原加盟国以外で初めて,非欧米諸国として初めて加盟。

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②失敗談

・20代前半は水商売等の仕事でその日暮らしだったが、ある出会いから教育の仕事に従事。
・学習塾経営の中で教育機会均等の部分で課題を持つようになったが実際に行動を起こすにあたって、
相談した人との出会い。
人との出会いが学びやターニングポイントになった。

Q印象に残っている失敗談はありますでしょうか?

A現在の活動を通してという部分であれば、現在14年目になりますが、子供の貧困という社会課題に対して直面した時に活動を始めました。そんな社会課題を皆さんに知って欲しいなという思いが強くて、尾木ママさんなどを招いたりして講演会を開いたりしてました。その時の私は、未来を一緒に作っていくという話方をすればよかったのですが、伝え方が極端で独りよがりで伝えきれず、理解を中々して頂けなかったと思います。

Q現在その失敗をどう活かしているのでしょうか?

A当時は悔しさもあったし、やりきれなさもあったと思いますが、今思えばこういった事をやれる人は少しネジが飛んだ人なのかなと思います。それは必要なミスだったと思います。ただ、何でもそうだと思いますが、100点満点目指して動いてたら動けなくなるんですよね。50点くらいからでいいんじゃないかなと思って、動きながら80点にしていけばいいんじゃないかと思ってます。

③学びやターニングポイント

・20代前半は水商売等の仕事でその日暮らしだったが、ある出会いから教育の仕事に従事。
・学習塾経営の中で教育機会均等の部分で課題を持つようになったが実際に行動を起こすにあたって、
相談した人との出会い。
人との出会いが学びやターニングポイントになった。

Qターニングポイントとなった方とはどのように出会ったのでしょうか?

A昔水商売をやってまして、その店はチェーン店で12店舗ありました。今でいうガールズbarで当時はコンパと言いました。女性の従業員も50名くらいいました。そこで三越前に合った売り上げ12位の店舗の店長でした。その後約1年くらいで売り上げを1番にしました。当時はガールズbarのような店が少なかったので、お客様がどんどん来店されました。そのお客様の一人に元々友人だった下地君という方がいて。彼は学習塾で働いていてお父さんが塾長でした。そんな下地君は毎日店に通い女の子には目もくれず、僕に一緒に塾で働こうと半年間声を掛け続けました。私は勉強もしたことないし、定時制をやっと卒業したようなものだったので断っていたんですが、下地君はお前に水商売は合わないといって声をかけ続けてくれました。半年後それであればと一緒に働く事になりました。
その中でもう一つ話したいのが、なぜ売り上げが12位から1位になったのかという事なんですが、坂口君(仮)の自衛隊のお客様がいたんですが、その方は発達障害だったのですが、良く来店されて歌を歌い、女性従業員に可愛がられていたんですが、忙しくなると彼をどうでもいいというような形で女の子がその方から離れていき、寂しく帰っていく状況でした。そこで、私は腹が立ち女性従業員を呼び出して話をしたんですが、彼の給料は15万円くらいだけど我々の店舗に8万円ほど使ってくれている。なぜそれほどお金を使ってくれるのかというと、この店が彼の居場所だからと説明し、その彼に対して、あなた達のサービスはちゃんとできているのかと話しました。その後ちゃんとしたサービスを行うようになりました。お客様に寄り添うのが大事というのを伝えました。それで女性従業員のレベルが上がりました。それから店が繁盛するようになりました。この経験は、現在の活動の原点でもあります。
実は下地君の話にはオチがあって、彼は塾をたたみ、その後キャバクラ経営を行ってます。

④現在の活動

NPO 法人 エンカレッジ代表

行政や支援者からの協力で学習支援教室を県内各地に開校。
経済的に困っている家庭のこどもたちが無料の学習支援教室の運営。

Q坂さんが、エンカレッジを立ち上げようと思ったキッカケはどのようなモノでしょうか?

A経済的理由で塾に通えないとか学べないという理由で夢や希望を持てない、夢や希望を持てないと楽しくないじゃないですか?ドライブしていても目的地があれば楽しいですが、目的地がないとなんとなく楽しくないですよね。それと同じと思っていて、夢や希望や目的それがないと中々子供たちというのは、成長しにくいのかなという事があって、そういった子供たちにも夢や希望を持たせたいなという所がキッカケではあるんですけど、学習塾に通いたくても通えない子供たちが多いという事がキッカケです。

Q様々な壁があったと思いますが、実現までに一番困難な事は何だったのでしょうか?

Aまずは、お金です。無料で学ぶという所なので、授業料などです。当初は沖縄市の通塾支援から始まったんですけど、沖縄市の他の学習塾の皆さん所に足を運び、貧困の子供たちが多いという事を共通理解しました。やはり他の塾長の皆さんも同様の理由で悩んでいました。その貧困の子供たちを無料で通わせようと、塾の登録をしてもらいました。その後、私は色んな企業を回って貧困の子供たちが通えるように授業料を支援してくださいということがスタートでした。ニーズは凄くありましたが、中々企業からの支援が集まりませんでした。ちなみにトヨペットさんなどは直ぐに支援を行って頂きました。その部分が苦労したところですね。

Qこれまでのエンカレッジを利用した子供達の変化とは、どのようなモノでしょうか?

Aまず、自己肯定感が育まれていくことを感じるし、凄く意識している所でもあります。

Q自分の自己肯定感が低いという事なんでしょうか?

Aそうですね。教育という所から始めているんですけど、1を2に変える、2を3に変えるという事もありますが、実はマイナスの子供たちも結構います。その子供たちも1にしていくという必要で、その子供たちは自己肯定感が凄く低いです。低いというのは、小さい時から失敗体験を多くして、多くさせられている。深層心理の中に×が多くついている。そこを〇に変えないと現在頑張ろうと思っても深層心理の×が凄く邪魔をするんです。大人でもすぐ成功する人とや頑張れる人や頑張れない人がいると思いますが、それは小さい時からの失敗体験、自己肯定感が大きなものだと思っているので、そこを育んでいかないと次にいけないじゃないかと思っています。

・NCHIGAメモ

「無料塾」の提供、成功体験に繋がる成果発表会やイベントなどを開催。
クリスマスや芋ほりなどの季節行事、食事の提供や送迎サービス、ボランティア活動やキャリア教育の実施、楽器演奏のレッスンや海外研修なども行ってきた。
プログラミングレッスンを取り入れた居場所作りや、沖縄の企業と連携してインターンシップや就労受け入れなど様々なプロジェクトを行っている。
・2008年から「通塾支援」を開始。
2009年からは沖縄県や各市町村より委託を受け、現在では離島を含め、沖縄県内に24か所の「居場所型学習支援教室」の設置と、2か所の「通塾支援事業」を行っています。
しかし、高校に進学できたとしても中退してしまう子どもも多く、2015年の沖縄県における高校中退率は2.2%(全国1.6%)、1,000人あたりの高校不登校率は27.2%(全国14.9%)となっています。
「自立」という観点から見れば毎日登校して授業を受け、卒業するまで勉学に励むことが、非常に重要ではないでしょうか。
このためお金や勉強の支援も大切ですが、エンカレッジでは「自立」を促すための「心の成長」にも力を入れています。
・エンカレッジ:
エンカレッジは2008年から活動を始め、沖縄の新聞やテレビに取り上げられることも多くなりました。
政府や自治体も本格的に「就学援助児童支援」に乗り出し、企業や関連機関も協力を申し出るようになりました。
無料塾や子ども食堂など、子どもの居場所作りが沖縄各地で開かれ、自治体の支援員がサポートしてくれることもあります。
エンカレッジは皆さまから多大なご支援を受け、「一般塾への通塾支援」や「学習支援教室」などの事業を継続して行っています。
エンカレッジで受け入れている生徒の高校進学率:2010年―2015年にかけ94%以上の高い数字を維持。
このような取り組みが功を奏し、沖縄県における生活保護世帯の高校進学率は、6年間で74.4%から90.5%に伸びています(2010~2015年)。
・これからの課題➡やり遂げる心の成長(人間力)
しかし高校に進学できたとしても中退してしまう子どもも多く、2015年の沖縄県における高校中退率は2.2%(全国1.6%)、1,000人あたりの高校不登校率は27.2%(全国14.9%)となっています。
「自立」という観点から見れば毎日登校して授業を受け、卒業するまで勉学に励むことが、非常に重要ではないでしょうか。
このためお金や勉強の支援も大切ですが、エンカレッジでは「自立」を促すための「心の成長」にも力を入れています。
・負の連鎖を断ち切るために➡挑戦、気付き、モチベーションアップ、自立
子どもの貧困における問題は満足できる食事がとれなかったり、オモチャや洋服が買えなかったりするだけの「経済的貧困」だけにとどまりません。クリスマスや誕生日などのお祝いや作法が分からない、規則正しい生活リズムが分からないなどの「文化的貧困」や、相談する方法も相手も分からない、行事の作法やより良い就職の方法などが分からないなどの、「社会的貧困」も含まれます。
「子どもにかけるお金」「子どもにかける時間」「親と周囲の関係」「親の生活習慣」「親の価値観」など親から子へ相続される目に見えない「社会的相続」は自然と受け継がれていきます。
こうなると「負の連鎖」に陥った子どもたちは現実的な思考しかできなくなり、「自立」する力まで奪われるかもしれない。負の連鎖は世代を超え引き継がれ、様々な社会問題を引き起こす可能性がある。
貧困などの「負の連鎖」を断ち切るためには「教育」が非常に重要といわれている。
豊かな暮らしを実現したいと信じ、そこに行きつくためのプロセスを幸せだと感じられる。
そのため、自分の能力を高め、置かれている環境を自分で改善しようとする意欲が不可欠。
また貧困へと向かわせるネガティブな習慣を変えるには、かなりの勇気が必要となる。
こんなときに夢や将来のビジョンを持っていれば困難な試練にも耐えることができ、不安や恐れを和らげることができます。
小さな成功体験を積み重ねて自分なりに手応えを感じようになれば心は奮い立ち、失敗を恐れず、幸せになるアイデアが湧き出るようになる。
夢や将来のビジョンを自分で描けるようになれば勇気をもって自立を果たし、「負の連鎖」をはねのけて豊かな人生を手に入れることができる。
教育の目的として「心の成長」が挙げられるのは、勉強だけでなく社会活動や人との触れ合いを通じて子どもが「自立」することではないでしょうか。
それが人生における困難な局面に立ち向かったときに知恵と勇気を与え、未来を創造できる原動力となると思います。

⑤ フェイバリットソング

松任谷由実 全て好きです。

Q坂さんは、ユーミンと同年代なんでしょうか?

Aそうですね、同年代です。僕らが中1くらいの時にみんなが良く聞く曲として、友達の部屋で悪い事をしながらユーミンを流してというような曲ですね。

Q坂さんにとって、青春の曲なんでしょうか?

Aそうですね、多感の時期に聞いてた曲です。

Qこれは現在も聞いているんですか?

Aはい、LPは全部持っています。アナログとデジタルで音が違います。

Q坂さんにとってユーミンはどういった存在なんでしょうか?

A懐かしいというか、昔の思い出が沢山蘇るようなそんな存在です。癒しです。

・NCHIGAメモ

・松任谷 由実(まつとうや ゆみ、1954年〈昭和29年〉1月19日 - )日本のシンガーソングライター。
旧姓、荒井(あらい)。かつての芸名は、荒井 由実(あらい ゆみ)。
1972年にシングル「返事はいらない」でデビュー。一部企画では、愛称の「ユーミン (Yuming)」名義での活動もある。紫綬褒章受章者(2013年〈平成25年〉)。

⑥見据える未来

ある日本において、沖縄県だけは人口が増え続けている。 沖縄県を取り巻く現状は厳しさを増していくのではないか、しかし単純労働力の提供先ではなく、優秀な頭脳を持った人材が増えれば、沖縄は飛躍的に発展する可能性を秘めています。
また地理的にアジアの主要都市に近いため、沖縄はアジアにおける重要拠点として大きく発展を遂げる可能性を秘めている。
教育への投資がこれまで以上に必要。
教育格差のない教育立県になることを望むと共にその基礎作りを行っていきたい。

Q現在の時代の変化速度は、より学習格差が広がる懸念もあると思いますが、坂さんが行っている、学習=人材育成という社会的インフラの整備・向上も時代感を捉えながら、アップデートの必要性が出て切ると思いますが、今後の社会情勢を踏まえてエンカレッジの取組はどのように進んでいくのでしょうか?

Aまずは、今のエンカレッジは、年間1000名の子供たちと学ぶ機会を作っているんですが、量的なモノです。県が発表している29.9%という子供の貧困率から考えると、だいたい8~9万名の子供たちがいると思います。でも我々は年間1000名なんです。まだまだ量的なものが足りてないんです。そこから考えると、その子たちへの支援は学校でなければ出来ないんです。学校には不登校以外の子供は必ず来ます。ですから学校への支援という事を出来ていけばいいなと考えています。もう一つは継ぎ目のない支援です。我々は高校までの支援を行っていますが、中退率も高いし、高校の中で妊娠する子も多いのが現状なんで、そうするとまた負の連鎖が生まれるので、社会に出るまでの継ぎ目のない支援を社会全体で行う必要があると凄く感じております。

・NCHIGAメモ

・次のステップへ
生活習慣や価値観といった社会的相続を、第三者が補完することは難しいかもしれません。
しかし何がきっかけで子どもが変わるかは、やってみなければ分かりません。
エンカレッジは単に「無料塾」の提供だけでなく、社会的相続に繋がるような活動も積極的に行っている。
当たり前のことができるようになる自立プログラムを提供し、成功体験に繋がる成果発表会やイベントなどを開催してきました。
クリスマスや芋ほりなどの季節行事、食事の提供や送迎サービス、ボランティア活動やキャリア教育の実施、楽器演奏のレッスンや海外研修なども行ってきました。
現在進行中なのが高校生向けの人材育成プロジェクトです。
プログラミングレッスンを取り入れた居場所作りや、沖縄の企業と連携してインターシップや就労受け入れなど様々なプロジェクトを、企画しています。
私たちは子供たちへの学習・自立支援と合わせて企業での実践による育成事業を行うことにより、沖縄の経済発展につながる人材を社会全体で育てていくことを、切に願います。
・世界が変わることを信じて
少子化社会に傾きつつある日本において、沖縄県だけは人口が増え続けています。
沖縄県を取り巻く現状は厳しさを増していくでしょう。
しかし単純労働力の提供先ではなく、優秀な頭脳を持った人材が増えれば、沖縄は飛躍的に発展する可能性を秘めています。
地理的にアジアの主要都市に近いため、沖縄はアジアにおける重要拠点として大きく発展を遂げるかもしれません。
教育への支援は希望と安心を生み出す未来への投資です。
社会の担い手となって立派に成長した子どもたちは、みんなが幸せに暮らせる明るい未来を創ってくれるからです。
世界が変わることを信じて私たちはあきらめず、励まし合いながら活動を続けていきます。

番組出演後の感想

A凄く気持ちよくお話をさせて頂きました。色んなラジオなどで話させ頂きましたが、今回が1番気持ち良いんではないかなと思います。しっかりとまとめて頂いて、事前の資料も作っていただいて、こういった貧困や学習に対する姿勢を熱く感じたというのは凄くありがたいですし、次につながっていくのかなと思っています。

出身地:鹿児島県生まれ那覇育ち。

学歴:那覇工業高校定時制

資格や賞:公益財団法人 社会貢献支援財団 第五十二回 社会貢献者表彰受賞
社会貢献者表彰は、人びとや社会のためにつくされた方を表彰し、日本財団賞を贈るもの。
社会貢献者は、広く社会の各分野において、社会と人々の安寧と幸福のために尽くされ、顕著な功績を挙げながら報われる機会の少なかった方々を対象。
表彰の対象功績:緊急時の人命救助、社会福祉の増進や青少年の育成などへの多年にわたる功労、国際協力、海の環境保護と安全保持など。
表彰は年1回(平成28年度より年2回)行われます。候補者は、自薦他薦を問わず広く一般に公募され、年齢・職業・性別・信条・国籍などによる差別はありません。
学識経験者で構成される表彰選考委員会が、寄せられた推薦の功績内容を審査のうえ受賞者を選考。
選考委員会の答申結果に基づき、会長は受賞者を決定し理事会へ報告。

団体コメント:
「経済的に困窮している家庭の、意欲ある児童のための、学習に打ち込める環境づくり」を目的として、「頑張る意欲がある子どものためのセーフティーネット」として取り組んでいる。
現在は県下に24カ所の教室を構え、200名のスタッフと900人以上の生徒が通い、着実な広がりを見せている。
ここに通う子どもたちは、市町村の福祉窓口から紹介されたり、広告を見て応募してくる子どもたち。学習指導以外にも、進路指導、勉強することによっていかに自分の未来や可能性が広がるかを伝え、高校への進学を促すほか、高校進学後も居場所を提供していて、面接の練習や履歴書の書き方など生活指導も行っている。
通ってくる子どもたちには未来の可能性を伝えたり、話をよく聞いて導いていくと劇的な変化を見せ、伸びしろがとてもあると坂さんは感じている。安心できる居場所を提供し、褒め、知的欲求を満たし、達成感を感じることで、子どもの能力は無限に伸びていく。
教育格差によって生じる負の連鎖を断ち切り、沖縄の出生率の高さをもって、社会で活躍できる子どもを育てるのは、まさに少子化の日本の現状を、将来支える仕掛けになるのではないかと期待される活動。
その他

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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今後も多様なゲスト様を招き、色々なお話を伺っていきますので、お楽しみに!

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