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#8「凡事徹底」 3年 冨田千陽

こんにちは。関西学院大学体育会サッカー部女子チーム3回生の冨田千陽です。拙い文章でありますが、読んでくださると幸いです。

私は千葉県にある普通の公立高校の女子サッカー部で3年間を過ごしました。決して強豪校ではなかったのですが、全員が上手くなりたいという思いがとても強く、指導者の方にも恵まれて自分自身、サッカーに引き込まれていきました。しかし、コロナ禍でほとんどの大会がなくなってしまったことで中々サッカーを満足にできずに引退をしました。引退をした時にもっとサッカーがしたいなと純粋に思ってサッカーができる大学を調べました。多くの大学を調べる中で選手主体でチームを作っていて、経験がある人もない人も強い思いをもってやっているという関学の女子チームに魅力を感じました。当時関東に住んでた私にとって未知の土地である関西で一人暮らしをするというのは大きなハードルでしたが、それでもこの大学にどうしてもいきたいと感じました。その当時は、そこまで地元にも思い出もなかったし、遊ぶこともなかったので寂しくないだろうと思いましたが、離れてみると今まで多くの人に支えてもらっていたのだと実感しました。

1年の時は慣れない一人暮らし、三田と部活の往復など目まぐるしい日々でした。今思うと大変だったと思いますが、先輩同期多くの人に支えてもらう中ですごく充実していると感じてました。人数が少なかったことから春リーグの試合にも出させていただいて、自分と先輩方の力量の差を感じることができました。
2年生になり試合に出れないことに加えて、同期が増えキーパーが3人になり、チームで唯一ベンチ外の状況など、どうすれば脱却できるかとわからずサッカーをすることが自分にとって必要なのかわからない日々でした。今までキーパーが全くいない状況からの変化ということもあり中々その状況に対応することができず何のためのこの部活に所属をしているのか考え続けました。

その中で3年生という折り返しの時点でマネージャーになるという決断をさせていただきました。
このような自分勝手な決断を許してくださったことは女子チームの方々だからだなと思います。
その決断をして4ヶ月ほど経ちましたが、まだまだだなと思う点ばかりです。

私は凄く不器用です。普通の人なら5分で終わることが20分ぐらい掛かるくらいです。だからこそ、今よりもやっていることに慣れていく必要があるし、考える力をもっとつけなければならないと思います。真面目で努力家で技術もあって周りを見れている人がたくさんいる女子チームの中で少しでもチームの力になれるように当たり前のことをコツコツこなし続けたいと思います。

入ってから3年間、人数やチーム層など大きな変化がたくさんありました。その中でまだまだ対応できてないので、あと1年半しかない期間を無駄にしないように精一杯頑張っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関西学院大学サッカー部女子チーム
3年 冨田千陽

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