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藻類代謝生理学研究室(新家 弘也)

藻類の代謝やバイオ燃料生産に関する研究

 近年、トウモロコシやサトウキビなどを原料とするバイオ燃料より生産効率の良い、藻類によるバイオ燃料が注目を集めています。当研究室では海産性ハプト藻の作るアルケノンという特殊な脂質に着目し、その合成や蓄積に関わる制御機構の解明を目指しています。これ以外にも、重イオンビームを用いた変異体創出技術の開発、色素(カロテノイド)合成や微量元素の利用機構の解明など、藻類を用いた幅広い研究を行っています。

研究詳細

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【研究紹介】藻類代謝生理学_新家研究室-S

卒業研究

2020年度
・オイル高生産変異株のスクリーニング
・高オイル生産藻創出における重イオンビーム種の比較
・オイル高蓄積変異株の解析
・オイル分解抑制変異体の明暗培養によるアルケノン生産性の解析
・ハプト藻 Tisochrysis luteaにおけるオレンジカロテノイドタンパク質の解析
・ケミカルシャペロン様化合物を用いた微細藻類の凍結保存効率の改善
・汽水域におけるアルケノン生産種の同定

2019年度
・ハプト藻におけるオイル分解抑制変異体の解析
・アルケノン高産生変異株におけるCO2の影響
・エキネノン合成候補遺伝子の解析
・フィコシアニンを用いたケミカルシャペロンの簡易評価

2018年度
・ハプト藻Tisochrysis luteaにおけるオイル蓄積機構の解明
・アルケノン高産生変異株の解析
・重イオンビーム照射変異によるアルケノン分解抑制株の探索
・ハプト藻Tisochrysis luteaにおけるアルケノン合成系の解明を目指して
・アルケノン不飽和化酵素の転写制御因子探索

2017年度
・ハプト藻Tisochrysis luteaにおける有用物質増産を目指して
・エキネノン合成遺伝子の探索
・重イオンビーム照射変異体からのオイル高生産藻スクリーニング




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