見出し画像

SABARの成功と「ランチェスター戦略」

皆さんはご存知でしょうか?

私は恥ずかしながら人生40年超で知った名著
100年以上前から提唱されている

勝つ為の法則と競争戦略

ソフトバンクの孫さんも参考にされている
No.1=勝者として生き残る為の術

きっかけはYouTube大学の中田さん
その説明動画を観て惹かれた戦略
中田さん自身も体現されている手法

まさに今働く会社が抱える課題
そして解決が必要な現状
弱者としての競争戦略

正直この理念の正反対の戦術をとっていた自社
非常に重要な内容と実感
課題解決の為のグラレコ化とアウトプット

・著書:ランチェスター経営戦略
・著者:坂上仁志さん

■ランチェスターの法則
質×量で表される戦争における戦闘法則
※フレデリック・W・ランチェスター
 (エンジニア)が提唱

■ランチェスター戦略
ランチェスターの補足と戦略方式
→経営活動の販売&競争戦略
※田岡信夫さんが提唱

■本書の目的
弱者が強者に勝つ為の戦略

■弱者の取るべき戦略
※⇔:強者が取るべき戦略
→差別化戦略⇔ミート戦略
①市場・地域:局地戦⇔広域戦
②顧客:接近戦⇔遠隔戦
③競合:一騎打ち⇔確率戦
④主義:一点集中⇔総合戦
⑤作戦:陽動戦⇔誘導戦

つまり
エリアを絞り、顧客を絞り、商品を絞る
そこに資源を集中して、かつ奇襲を行う

■参考
・強者=市場占有率26.1%以上の一位
・弱者=上記以外の二位以下全て

※企業の規模でなく、あくまでシェアが重要

■弱者の為のランチェスター戦略の3つの結論
①ナンバーワン主義
・地域、製品、市場いずれかで
 圧倒的に強いナンバーワンを作る

※弱者は地域→顧客→商品の順が大事
(どこで?誰に?何を?どのように?)
※強者は商品→顧客→地域の順

②足下攻撃の原則
・勝ちやすきに勝つ
→競争目標(上位)に対しては差別化戦略
※逆に攻撃目標(下位)に対してはミート戦略

③一点集中主義
・やらないことを決める
✳︎地域:一つの市場に集中、その後拡大
✳︎顧客:万人受けを狙わない
✳︎商品:売れている商品に絞る

■成功事例
思い浮かんだのが鯖好きにはたまらない
鯖専門店のSABAR(サバ―)
鯖やの経営すること飲食店

実践されている以下の戦略
①局地戦:大阪→関西→その他エリア展開
②接近戦:鯖好きの顧客にフォーカス
③一騎打ち:鯖料理のみに限定
④一点集中:サバランドというコンセプトに基づく店舗施策
→エンタメ空間創出
(独特の鯖オブジェなどの店舗毎の特色)
→オリジナリティ
(38の鯖創作メニュー、営業時間:11:38~23:38、38席など38へのこだわり)
⑤陽動戦:クラウドファンディングなどの取組み、鯖ソング、鯖バイク便、鯖のラッピングカーなどの話題性ある取組みの数々

緊急事態も明けた週明け
年間300食は食べる鯖缶
久々に訪れてみたい名店

#ランチェスター戦略
#グラレコ
#鯖や
#鯖缶

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?